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東日本大震災 福島第1原発 160人被ばくの可能性も
毎日新聞 3月13日(日)11時18分配信
東日本大震災に見舞われた東京電力福島第1原発1号機で12日に起きた爆発で、被ばくした住民が新たに19人いたことを13日、福島県が明らかにした。
被ばくが判明したのはこれで計22人になった。
経済産業省原子力安全・保安院によると、周辺住民約160人が被ばくした可能性があるという。
また、東京電力は同原発3号機が原子炉を冷却するための自動注水ができなくなり、原子力災害対策特別措置法に基づき国に通報した。
東電は炉内の消火系など別の配管を使って注水を検討しているが、冷却が不十分な場合には1号機と同様に海水を注入する事態になる可能性もあるという。
保安院によると、福島県の報告などから被ばくした可能性があるのは原発の半径10キロ圏内からの避難指示を受け、原発から約3.7キロ離れた屋外にいた約60人と、爆発後に福島県外にバスで避難した約100人。
約100人のうち9人の衣服などを放射線量を計測したところ、直ちに健康被害が起きるレベルではないが、通常を上回る数値が検出されたという。
爆発した1号機は12日夜から、原子炉を冷却するため海水の注入を始めた。
余震の影響で一時中断したが、その後1時間に30トンのペースで海水の注入を続けている。