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花輪都議「築地予算案」に賛成
産経新聞 3月9日(水)7時58分配信
■民主失望「あり得ない」/自民歓迎「理性的決断」
都議会民主党の方針に反し、8日に築地市場(中央区)の豊洲地区(江東区)への移転経費を計上した中央卸売市場会計予算案への賛成を明らかにした花輪智史都議(44)の“造反”表明は、都議会の勢力図に逆転現象をもたらし波紋を広げた。
これで、最大会派の民主などが否決を目指す予算案が原案通り可決する見通しとなった。
民主都議からは「驚くほどの変節」と失望の声が上がり、自民都議からは「勇気ある決断」と歓迎の笑みが漏れた。
現在の都議会は定数127で欠員1。うち、知事野党の民主や共産は64人。
与党の自民、公明などは62人。民主から選出した議長を除けば差は1人。
花輪都議が今回、与党側に付いたことで民主側は62人、自民側が63人となり、都議会の勢力が逆転した格好だ。
花輪都議は8日夕、報道各社に、築地市場移転問題に対する見解をFAXで送付。「これ以上、この問題を先送りすることは許されない。ここで決断することが必要だ」などと記した文書には、移転反対から賛成に回った経緯が5枚の用紙につづられていた。
文書で花輪都議は「『とにかく結論を出してほしい』というのが多くの人々の切実な願いではないでしょうか」と説明。
行動を共にしてきた民主会派と異なる立場に付くことは「政治家自らの責任で決断しなければならない」とした。
一方、「ここで決断することが必要。それがつらい決断になることもある」と苦しい胸の内ものぞかせた。