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欧米で市販の既製薬、アルツハイマー回復効果か
読売新聞 3月3日(木)0時21分配信
九州大の大八木保政准教授(神経内科学)らの研究グループは2日、
アルツハイマー病のマウスに、パーキンソン病の治療薬「アポモルフィン」を投与した結果、記憶障害が回復したと発表した。
実験結果は米国の神経学専門誌「アナルズ・オブ・ニューロロジー」電子版に掲載された。
大八木准教授は「アルツハイマー病の新たな治療法の開発につながる」と説明している。
発表によると、遺伝子操作で発症させたマウスに、アポモルフィンを週に1回ずつ計5回注射した結果、神経細胞の機能を低下させる脳内たんぱく質「アミロイドβ」が減少。
マウスを泳がせる実験では、ゴールまでの到達時間が6~7秒短縮されるなど、記憶障害も回復したという。
最終更新:3月3日(木)0時21分