11/01/12 11:21:37
>>890
細かく突っ込みどころ満載な訳だが。
>>2007年から始まった食糧価格高騰は、サブプライム・ローンなどで余った金融資金が穀物市場に流入したために起こったもので、世界の穀物需給が逼迫したためではないと説いており、食糧危機のウソを一つ一つ暴いている
嘘っていうか、誰もそんな事言ってねえ。周知の事実。
>>そして2007年から始まった食糧価格高騰は、「バイオ燃料の増産で穀物が足りなくなる」、というものだったが、1年ほどで穀物価格も落ち着き
今の相場見てから言えよ。あと、当時から足りない訳じゃなく投機が原因ってのは誰もが言っていた。
>>北米や旧ソ連、オーストラリアなどでは、農地の半分以上が休耕地で生産余力があるので、価格が高騰すれば、当然これら休耕地で生産を開始する
出来るもんならとっくにしてます。なぜ休耕してるのか?全てじゃないけど、塩害洪水干ばつその他耕作に適さないから出来ないんです。作物はどんな場所でも出来るわけじゃない。
>>川島氏は第一に、中国では「大豆ミール(油を絞った後のかす)」を家畜の餌に使っているので、小麦やトウモロコシなどを穀物飼料として使う必要がないと
CPだけで充分な家畜が出来るなら日本だって高いとうもろこしかわねえよ。そりゃ人間に肉以外食べさせないようなもんだぞ?野菜も米も要らないの?
ってか人口ピーク迄のこの20年間も10倍ペースで増産できるんですか?ブラジルだって限界ありますよ。
>>中国人は豚肉を好むため牛肉ほどには穀物は消費しないという事実や
あれ?所得が向上すると牛に変化していくんでしょ?まさに中国がこれから変化する時期でしょ。更に後20年でピーク15億人以上は確定ってのが定説だし。
>>特に化学肥料をヘクタールあたり100キロ以上投入しているのは、先進国に限られているので
今現在の化学肥料の価格知ってますか?沢山使えば経費もかさんで価格に反映するんですよ?
リン酸は今はまだ資源があるけどこれも奪い合い状態で高騰中。限りある以上リサイクルの確立してない今はそんな状況じゃないよ。
>>アメリカ政府は巨額の農業補助金を削減出来る他に、バイオ燃料宣言は石油の生産調整で主導権を握る中近東各国への牽制の狙いもあった
これが全てだろ。自国農民の所得向上と石油の主導権