11/01/10 11:00:30
アメリカが悪いのではない。
新興工業国が台頭し、
日本の商売敵が増えたということだ。
お客様であるアメリカは、
数ある相手国から自由に工業製品を買うことができる。
その強い立場を生かして、
アメリカは、農産物を引取りと抱き合わせでなければ
工業製品を買わないと言うこともできる。
新興工業国にとっても、国際貿易の枠組みが変動することは、
日本など先発工業国の牙城に食い込むチャンスとなる。
TPPは、アメリカにも新興工業国にもメリットが大きく、
日本はTPPに加入しなければ、世界貿易から締め出されてしまう。
製造業がダメになったら農業もダメになる。
時代がまったく変わったことを直視しなければならない