10/12/04 19:50:11
○小沢氏「戸別補償の徹底が先」 TPPで見解
民主党の小沢一郎元代表は1日、奥州市胆沢区の国営いさわ南部農地再編整備事業完工式出席のため
本県入りした。支持者らとの懇談では、環太平洋連携協定(TPP)に関し「農家のセーフティーネットに
つながる戸別所得補償制度をきちんと進めることが先決だ」との見方を示した。
参加者によると、小沢氏は式に先立ち、地元の小沢後援会関係者らと懇談。「戸別補償の評価はまだ
出ていない。同制度を通じセーフティーネットを万全にするべきで、私もそのために頑張る。TPPは同制度を
よく検証した上での話だ」と述べ、TPPの協議を開始する政府に対し、同制度の徹底が先決だとの姿勢を示した。
完工式の祝辞では「政治活動も40年を超え、今後何十年もやれるわけではない。民主主義の定着と
安定した生活、社会へのレールを敷いた上で次の世代に引き継ぎたい」と述べた。
同日は胆沢区内で自身が揮毫(きごう)した完工記念碑を除幕。式出席後は同市水沢区の支持者宅を訪れ、
昼すぎの新幹線で帰京した。
□ソース:岩手日報
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