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韓国軍、砲撃訓練を開始…最長12日まで
読売新聞 12月6日(月)11時34分配信【ソウル=仲川高志】
韓国軍は6日午前、黄海や日本海、済州島(チェジュド)付近などの朝鮮半島周辺海域で砲撃訓練を始めた。
韓国の政府関係機関が出した航行警報によると、訓練は最長で12日まで、計29か所で実施される。
29か所には、北朝鮮が11月23日に砲撃した延坪島(ヨンピョンド)付近は含まれていない。
ただ、海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い大青島(テチョンド)付近では実施される。
北朝鮮は5日、国営朝鮮中央通信を通じ、大青島に言及して訓練を非難しており、同島への砲撃など再度の武力挑発に出る可能性も懸念される。
韓国は延坪島砲撃を受け、11月28日~12月1日、黄海で米軍と合同軍事演習を実施した。
また、韓国軍は、日本周辺海域で3日から実施中の日米共同統合演習にもオブザーバー参加中だ。
李明博(イミョンバク)政権と軍は、演習・訓練を立て続けに実施することで、延坪島砲撃で受けた「弱腰」批判を払拭し、防衛体制への信頼を取り戻したい考えだ。
最終更新:12月6日(月)13時51分