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米国 牛肉開放を要求 USTR代表、前原外相と会談
毎日新聞 11月15日(月)10時50分配信
前原誠司外相と米通商代表部(USTR)のカーク代表が14日、横浜市内で会談し、カーク代表は日本の牛肉・保険市場の開放を求めた。
前原外相は「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」関係国との協議開始を決めた日本の方針を説明し、カーク代表も歓迎したが、牛肉や保険の非関税障壁の撤廃がTPP参加の事実上の条件になるとの考えを示したものだ。
日本は牛海綿状脳症(BSE)問題を契機に米国産牛肉の輸入を制限してきたが、米国は撤廃を求めている。
保険分野でも、郵政民営化見直しに対し、「かんぽ生命保険と外資系保険会社の対等な競争条件が確保されない」と問題視している。【斉藤信宏】