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水俣病東京訴訟、和解案に基本合意 一時金210万円
2010年11月17日
水俣病の症状を訴える関東地方などの男女195人が、国と熊本県、原因企業チッソに1人あたり330万~850万円の損害賠償を求めた訴訟の和解協議が17日、東京地裁であり、
原告と被告の双方が、原告に一時金210万円などを支払う和解案に基本合意した。
原告は、水俣病の未認定患者でつくる「水俣病不知火患者会」の会員。
今回の合意によって、患者会が熊本、大阪、東京の3地裁に起こしたすべての訴訟が、同じ水準の和解案で基本合意したことになる。
今後は双方で第三者委員会を設置して原告を判定。
水俣病の症状が認められれば、チッソが1人あたり210万円の一時金を、国と県が医療費の自己負担分などを支給する。