10/11/17 01:19:05
>>488
北海道の大規模酪農がピンチに陥ったりするのは、
国の政策に乗り、無理な借金をして大規模化を追求したからだ。
大規模化しても、国土の狭い日本ではタカが知れているし、
どの道、オーストラリアや、ニュージーランドの酪農には敵いっこない。
それなら、ある「一定の規模以上」の酪農家であれば、
外国に対抗して経営を続けられるように補助金を支給した方がいい。
しかし、問題は「一定の規模以上」をどのレベルで線引きするかだ。
そのレベルがあまり低いようだと補助金を支給する財政はもたない。
あまりに高ければ、中小酪農家の犠牲が大きすぎる。
補助金の額次第では、借金をして無理な規模拡大をはからなくても、
中規模酪農が生き残れるようにすることができる。
借金漬けになるより、その方が良いに決まっている。
結局、国土の広さなどを勘案しつつ、日本の農業はどのようにあるべきか、
政府が明確な青写真を示せるかにかかっている。