10/12/15 23:52:40
プラグはなぜ消耗するの?
エンジンにもよりますが、ハーレーは通常の走行で1分間に約2000回プラグから火花が飛んでいます。「1時間で12万回」ですよ!
いくら火花が飛ぶ時間が短いといっても、電極が晒される温度は5,000~50,000℃と言われていますから、非常に過酷な環境の中でプラグは働いているわけです。
常に高温に晒される環境のため、電極は磨耗・酸化し、消耗してくるのです。新品の状態では角張っている電極ですが、次第に磨耗し、丸みを帯びてくると電極から
火花が飛びにくくなってきます。また、電極周辺にカーボンが付着すると電極から飛ばされる電気がカーボンを伝わって逃げてしまい、強い火花が飛ばなくなってしまいます
(プラグがかぶる、とはこのことです)。
上記の文章はオートバイですが、この状態になって電極を掃除してもなぜ飛びが戻らないか知りたいんです。