08/11/19 00:19:21.02 /5491JPb0
>>269
いきなり本格派なのがキタww
まず、一定の空間の中で個体数が増えると、いろいろ困ったことが起こるよってのが共通点
増える、というのは正しく言うと個体群密度の増大や、それに伴う餌や生活空間の不足になる。
密度効果というのは、この「増える」の影響を受けて、
個体群にいる「ひとつひとつの個体の様子が変わってしまう」こと。
例えば産卵数が減ったり、育児放棄を始めたり、病気への耐性が下がったりするらしい。
高校段階で一番有名なのはバッタのアレ、教科書にも載ってるよね。
環境抵抗というのは、この「増える」の影響を受けて、
「個体群全体の数の増加が一定数で止まってしまう」こと。
例えばひとつの島に住んでいる羊の数は無限に増え続けることはなく、
ギリギリ暮らせる決まった数に収まるよ、ということ。
簡単にまとめると、密度の影響が「個体に」現れれば密度効果、
「個体群に」表れれば環境抵抗ということになるかなぁ。
高校の教科書ではうまいこと誤魔化されているところだと思うので、
気になる人は引っかかってしまう。