09/02/18 10:26:39
ここからはネタばれ注意報!!
ACT.136
KISS AND CRY
千織の演技を越えたすさまじさに途中で素に戻ったカオリは悔がるが
あの瞬間『ナツ』で生きたキョーコの相棒のとしてカオリを演じられるか?と芝居に恐怖する
千織は監督にイジメ役はカオリが適任だと言おうとしたら監督が先にさっきのイジメシーンを絶賛する。
そして『緋色のダイス』の監督と飲み友達で千織の過去を知りその監督からドラマの起用を進められた事を話す。
キョーコが呆けてる間にまわりに誰もいなくなる。正気に戻ったキョーコは千織に土下座するべく探しにいく。
千織はイジメシーンではナツの挑発で怒りにまかせてもやっただけで『ユミカ』あることも忘れていた
『ナツ』でありつづけたキョーコを見て敗北感を味わうよりも醜い役のイメージに捕われることを恐れてしまう
演技にこだわる以前に芝居から逃げた私はもう 演技者なんかじゃないと泣き出してしまう
キョーコは泣いてる千織を見つけ自分が無理な演技させたからと土下座しようとしたら千織は逆ギレ。
「…あの… それじゃあ どうもありがとうございました」
「なんで礼言われなきゃなんないの!バカにしてんの!!?」
「私っ ずっとイヂメられっこだったんです!たとえ演技でも他人がいじめられるの見て思える訳ないって
思ったんです『楽しい』なんて…なのに 自分とは違う別の人格が存在して『気持ちいい』って…
頭では動揺してるのに止められなかった こんな 感覚 初めてなんです…
…この感覚を引き出してくれたのは天宮さんだと思うから… だから …ありがとう…」
8号につづく