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かつての“本塁打王”マーク・マグワイアが語る松井秀喜
>そんなセントルイス遠征の2日目。大柄で、キャリア16年で通算583本の本塁打を放ち、1990年代には4年で3回の本塁打王に輝いたマーク・マグワイアが球場に姿を見せた。
>背格好は、そう、ほぼ松井秀喜と同じ。
>打撃練習中、松井秀喜とマグワイアが握手。並んだシーンを見て思ったのは、そんなあまりにも似通った体格だった。
>2003年のこと。ヤンキースで打撃コーチをしていたドン・ジマーが、ことあるごとに、松井秀喜について「マーク・マグワイアを彷彿(ほうふつ)とさせる」と話していたことを思い出す。
>「体格も同じ。全身の力を使ったアッパースイングで本塁打を量産するバッティングスタイルも同じ。通じるものがある」
>ヤンキースの選手らにあいさつを済ませたマグワイアは、やがてカージナルスのダッグアウト脇の通路から姿を消す。
>いろいろな人とあいさつを交わすマグワイア。彼がようやくいすに座ったところで、簡単に自己紹介すると、隣の席を勧めてくれる。
>それほど時間はなかったが、ジマーが、「松井秀喜を見る度にあなたの名前を出していましたよ」とまずは伝えれば、彼は笑みを返した。
>ジマーの言葉に倣い、「通じるものがあるか」と聞けば、彼はうなずく。
>「松井秀喜は、フィールドの広さを知っているね」
>マグワイアはそう言いながら、両腕を広げてフィールドの広さを示した。
>「右翼から左翼。グラウンドは、結構広いんだ。それを彼は理解している」
>ちょうど打席に入った松井秀喜はセカンドゴロに倒れたものの、それを見て、またマグワイアはうなずく。
>外角の球を本塁打狙いで引っ張ったことに、思うところがあったのか。
>守備位置は違うが、守備や走塁にも言及したマグワイアは、こう言った。
>「彼は、そういうことが大事であることを、示している」
>体格に恵まれた選手ができる最大限のこと―彼は当時、そんな選手のお手本であろうとし、松井秀喜がそれを継承するような存在であることにも、通じるものを感じているようだった。
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