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昌雄が松井家に入って間もない頃
「あんちゃん(昌雄のこと)、いい娘がいるのだけど、会ってくれないだろうか」
と、瑠璃寿がお見合いの話を切り出した。
大橋さえ子という、とても奥ゆかしくて優美な女性である。
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瑠璃寿の姉の孫にあたり、実は瑠璃寿は、さえ子が子供の時から気にかけていたのだった。
― ふたりが結婚すれば神の子が生まれる。
瑠璃寿はそう確信していた。
「ひでさん~松井秀喜ができたわけ」赤木ひろこ著