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松井の残留予想真っ二つ Ｗシリーズ２発絶好調も
再契約はデーモン次第
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当初は再契約絶望論が圧倒的だったが、ポストシーズンに入ってからも打ち続けて
いるために、再契約支持論も高まっている。しかし、１日付の地元紙ニューズデイ
は、「松井のヤンキースでの経歴はフィラデルフィアでの代打で終わるのだろうか？
」と再契約に否定的な大見出しで伝えている。
ニューヨーク・タイムズ（１０月３１日付）は、「ヤンキースのおなじみの顔、松井
秀喜がＦＡに直面している」との見出しで、松井のポストシーズンの活躍を伝えると
ともに、松井の再契約問題について説明。
「松井の実力に疑いはない。まだ打てるし、典型的なプロで、文句一つ言うことなく
まじめに仕事をする。問題は高齢化が進んだチームの打線を組みやすくするため、ＤＨ
を空けておかなければならないことだ」と改めて、松井があぶれるチーム事情自体に
は変化がないとしている。
デーモンもヤンキース残留を希望しているが、もし、再契約交渉が長引いたり、松井
の条件を低く抑えることができるなら、ヤンキースは松井を選択する可能性もあると
している。この場合、松井は正外野手として契約することになるという。
そんな中、主将のジーターは松井を高く評価している。第２戦の決勝弾や、２００３
年のワールドシリーズ、対マーリンズとの第３戦で見せた勝ち越しタイムリーなどを
引き合いに出し、「彼はここ（米国）でも日本でも、常に大きな舞台で活躍をしている。
彼には重圧に負けるという言葉はないのだろう」と改めてゴジラの勝負強さを絶賛した。