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☆カリギュラ博士が選んだニールヤングはこのブート、100選ー その(77)
【タイトル】ORCHESTRA NIGHT 【メーカー】MIDNIGHT DREAMER - 282 【CDR】
【会場】フロリダ マイアミ バイセンティニアルパーク 【日時】1977年11月12日
カリギュラ博士じゃ 淡々粛々と進行していこう 100選も残り24選となったことだし、稀少なライブ、そのブートでしか聴けない貴重な音源を収めたブート、
等を如実に地道にチョイスしていけば、おのずとも無事に、100選をむかえることになるのだろう というわけで、これはニールヤング32才の誕生日のライブ盤
ということになる 現在ニールが64才なわけだから、丁度その半分の年ということになるのじゃな この1977年という年、ニールはダックスという地元の
ローカルバンドの一員として活動した以外は、メインでまともなライブを行なったのは、この日一日だけなのじゃ バックをつとめたのは豪華に〝風と共に去りぬ
オーケストラ楽団〟と名づけられたニールを含めて7人編成の布陣ー その中にはコーラスで紅一点のニコレットラーソンも含まれる 一時ニールと恋仲ともなった
ニコレットだが、ペギにニールをとられたあとは、素直に身をひいたという その時の恋の結晶が、ニコレットが歌う「ロッタラブ」というオフィシャルな形で
永遠不変に残されたことは、それはそれでナチュラルビューティーなことなのだろう そんなニコレットもすでにあの世の人じゃ このライブの直前に飛行機
事故で数人のメンバーを亡くしたレーナードスキナードを追悼して、「アラバマ」のエンディングに彼らの「スイートホームアラバマ」をつなげて歌唱する
ニールがここにいる 「レデイウィングショット」という未発表曲を、ただ一度演奏したのもこの日じゃ 司会者と観客の「ハッピーバースディトゥニール!」の
レスポンスも聴くことが出来る はじめと最後に「国のために用意はいいか?」をもってきたのは、この年1977年がアメリカ建国100周年ということを、痛烈に
揶揄(やゆ)しているニールの反骨精神だと思う 7曲目の「シュガーマウンテン」が素朴にイイ感じ まさに痒いところにも手が届くような、ニールものブートを
ここ最近連発してくれているミッドナイトドリーマーというメーカーの、これもいい仕事のひとつと、いえるのじゃろうな ホンマ