尾崎豊(笑) part9at LEGEND
尾崎豊(笑) part9 - 暇つぶし2ch662:伝説の名無しさん
09/08/06 22:00:19
■オウム事件の本質

平成16年2月末、オウムの松本智津夫(麻原)被告に死刑判決が下されました。5000人以上の被害者を出した
地下鉄サリン事件から9年越しのことです。
あのオウム事件とは一言でいえば、
「生きる意味」を知りえぬ苛立ちが生み出した悲劇の一つと言えなくはないでしょうか。

オウム裁判に登場した数ある信者・元信者の中で、「彼ほど熱っぽくオウムを語る者はいない」と評されているのが、
元オウム真理教諜報省トップの井上嘉浩です。

「形にならない不安、不満、心のモヤモヤがあった」
15歳だった自分をこう語った彼は、当時「若者の代弁者」として
強い支持を受けていた歌手、尾崎豊の歌詞の世界に引かれていきました。
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漠然とした不満や不安、生きる意味が分からないむなしさ、
自らの存在意義を見つけられない焦り、そんな気持ちを尾崎豊の歌詞に重ね合わせ、
やがて自ら「願望」という詩にそれをしたためます。

(その内容は)煎じ詰めれば、要するにこれから高校に入りそして、あるいは大学に行き、そして社会に出て、サラリー
マンで毎日毎日満員電車に揺られて、夢のないお金のためだけの生活をしていくんだろうかと、人間に生まれて
来たのは、そんなことのために生まれて来たんだろうかということを、
尾崎豊にかなり影響された言葉で願望という詩に書くんですよね。
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そういう願望という詩を書いた井上嘉浩が、その直後にオウム真理教に出会う。

……(有田芳生「今、着者は宗教に何を、求めているか」(Ⅱ)─『曹青通信』第95号所収)

「自分の存在意義に、正面から答えてくれたのは教祖麻原だけだった」と、ある元オウム信者の青年が漏らしたことが
ありました。求めても求めても生きる目的は得られず、渇き切った心が、オウムというカルトの元に集まり、未曾有の
大惨事を引き起こしたのです。

※まあ、尾崎経由→オウム行きという典型が、この井上君であったということです。


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