10/05/08 17:43:41 Bwr76CyL
【作品名】仕組まれたダンジョン
【作者名】dokubin
【公開日】第3期
【クリア時間】120分(チート有り完全クリア、無しなら4~5時間かかるのではないだろうか)
【評価】☆☆
【感想】
様々なギミックをくぐり抜けてダンジョン脱出を目指すゲーム
相当な手間と苦労をかけたであろうことが見て取れて好感は持てる。
ダンジョンの見た目はなかなか良い。
低容量の中、空イベントの設置で雰囲気を出せている。
以下気になった所
スライム1回、花2回、白骨1回、妄想薬飲んで1回、
剛力において正しい順序で火を消せなくて1回(モノクロなせいで色が分からない)、
呪文詠唱失敗で1回、剛力がそもそも間違いだったらしく1回、
よくわからないままサソリに殺されて1回、
通せんぼの騎士人形の答えを間違えて1回、黒曜石を持ったまま詰んで1回、
二回めの通せんぼで答えられなくて1回、
サソリを倒していないせいで幽霊が倒せなくて詰んで1回、
岩石の巨人に殺されて1回、魔法を買うところでたぶん3~4回詰まる、
宝箱で一体何回詰まるやら、ラスボスで1~2回詰まる気がする。
以上、通常プレイでおそらくは20回以上ゲームオーバーになると思われる。
パス開けてやったとしても異常なまでの面倒臭さ。
正直クリアした自分を褒めてやりたい。
典型的な「難しい=面白い」と勘違いしているゲーム。
自分がコンテストでダウンロードしているなら5分で投げている。
マジック7という言葉を知っているだろうか?
これは「人間の脳は最大7つ、少なくて3つまでのことしか同時に覚えられない」というもの。
ゲーム中に記憶力を要求するせいで、メモを取らないとクリアし辛いギミックがあるのがマイナス。
ストーリーが唐突過ぎる。あんだけ苦労させられてEDはこれかぁとか思うし。
キャラの紹介文とか力入れられるところはまだあったはず。
ダンジョンにBGMが無いのが雰囲気を作りきれていない。
ギミックが基本的にノーヒントで難しすぎる。
初見はゲームオーバ直行という困難さがプレイヤー泣かせ。
余分の空イベントを無制限に増やすくらいならユーザビリティ向上に費やして欲しい。
とにかく「ユーザはどうすれば楽しいか」を考えたほうが良い。
難題はギリギリ突破できる自分を認識できるから楽しいのであって、難しければ面白いというものではない。
コンテストでダウンロードしたなら☆1だが、オマケで☆2にしておく。
次ツクる時は「ユーザへの親切さ」「ストレスの溜まらない程度の難しさ」を意識すると良いと思う。