10/07/10 00:31:30 +WccdZzD0
―これは国内でも傾向は一緒ですか。
鵜之澤氏:それは似ていますね。やっぱりコアなゲームファンと、
カジュアルのユーザーの動きが違うのは万国共通です。
じゃあ、コアゲーマー向けの市場が絶好調かというとそうでもないわけです。
かつてのコアゲーマーに頼ったビジネスは先細りになるのは明らかです。
なぜなら、彼らの人口は96年あたりがピークで、それからは右肩下がり。
しかも、目は肥えていくし、プレイするタイトルもセグメントされていく―。
彼らの中にも集中と選択ははっきりありますから。
そこに代わるファン層の塊として、任天堂が連れてきた新しいカジュアルユーザーが
市場を元気にしてくれたわけです。けれども、任天堂がユーザーの
求めるものをコンスタントに出せているのに対して、我々はそれができなかった。
―任天堂タイトルが強すぎたのでしょうか。
鵜之澤氏:よく、“ファーストパーティーである任天堂が1人勝ち”みたいなことが言われますけど、
昨年に関しては、任天堂タイトルが強烈でほかをすべて蹴散らしたという感じではないじゃないですか。
だから、反省すべきは我々のタイトルだったんだと思いますよ。
僕らのものに魅力がなかったということを素直に反省しなくてはならない。
新しい面白さを提供できていなかったんだとね。
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