10/07/05 12:45:18 OFc/lB7y0
高橋
若い頃の僕は自分を表現することに精一杯でした。
自分が楽しければいい、自分の好みの先鋭的な作品をプレイヤーに伝えるんだ、
わかる人だけわかればいい、それがRPGの楽しさなんだ、という想いに
取り憑かれていたんです。
岩田
若いがゆえにとんがっていて
遊んでくれるお客さんの側から考える余裕がなかったんでしょうね(笑)。
高橋
はい(笑)。でも、それはある意味とてもいいことだと思うんです。
やっぱり若いからこそ生み出されるパワーがあって、
それは誰もが必ず通る道であるように思います。
いまでも、かつての自分がそうであったように、
若い世代のクリエイターたちが、
わかる人だけがわかればいいと、
そういう想いでつくられるゲームは少なくありませんし、
そのような作品はゲーム業界にとって必要だと思いますから。
でも、いまの自分に当時のパワー、
ある意味、猪突猛進な無鉄砲さがあるか?というと、
さすがにそれはないと思います。
反面、物事をある程度は俯瞰(ふかん)から見られるようになったことで、
ものづくりの幅が広がったように感じているんです。
最近は、というか二児の父親になってからはとくに、
どうしたらより大勢のお客さんに楽しんでもらえるか、
ゲームとして共感してもらえるか、
ということを考えるようになったんです。
URLリンク(www.nintendo.co.jp)
>どうしたらより大勢のお客さんに楽しんでもらえるか
ゼノブレイド 10万9503本