ストーリーを教えてもらうスレ part47at GSALOON
ストーリーを教えてもらうスレ part47 - 暇つぶし2ch146:ゲーム好き名無しさん
09/09/10 19:17:04 7GxSEo1y0
いや、ていうかもう終わろうぜ
テンプレ通りハッキリした要望出したんだから>>143に反応する必要ないじゃん…

147:ゲーム好き名無しさん
09/09/10 20:22:32 MQFOu6rq0
今回は終ったが次のリクエストが有る。きっちりしておかないとまた混乱するじゃないか

148:ゲーム好き名無しさん
09/09/10 20:55:20 bAAnYyAA0
どうでもいい。
リクに不備があってスルーされたとしても、
それはリクしたヤツの責任だ。

149:ゲーム好き名無しさん
09/09/11 03:14:39 CRFkNdA4P
でも、同人ゲーはフリーとシェアに分けといた方がいいんじゃないかな?
フリーなら落としてみようかなって人居るだろうし。
実際俺も同じ作者のゲーム数本同時のリクにフリーの分だけ書いたことあるしさ。

150:ゲーム好き名無しさん
09/09/11 12:02:47 fdgPoEFJ0
有料無料ともに同人は除外したい気もするんだが。まあ感情論だがな。

151:ゲーム好き名無しさん
09/09/12 00:44:02 TsSt5wJ9O
肝心のストーリーの書き手がいねぇよ

土日に期待

152:ゲーム好き名無しさん
09/09/12 16:37:51 DStyWrEc0
何か色々言われてるthe nooseをサクッと終わらせてきたんで書こうと思うけど
通常書く場合は細かく書くのと大雑把に書くのはどっちがいいんかね?


153:ゲーム好き名無しさん
09/09/12 18:49:08 aI246the0
作品が、というよりリクエストの問題だからThe nooseが話題とは言いづらい気が…
書き方はリクエストがない限り個人の自由だろう。自分がどう書きたいかだ

154:ゲーム好き名無しさん
09/09/12 22:57:50 x7LlcDGTO
リクした人じゃないけど、詳しく読みたいです

155:ゲーム好き名無しさん
09/09/13 13:48:07 ID8jCqc3O
リクした人じゃないけど長すぎず短すぎず、適当なサイズで読みたいです

156:ゲーム好き名無しさん
09/09/13 19:50:21 rChzUzMA0
F.E.A.R.2 誰かお願いします

157:ゲーム好き名無しさん
09/09/13 20:01:22 CdeKVsON0
パソコンのくせにテンプレも少し上のレスも読まないとかもうね

158:ゲーム好き名無しさん
09/09/13 21:35:56 UsUYTlTf0
「ジェットセットラジオ(DC)」「デ・ラ・ジェットセットラジオ(DC)」「ジェットセットラジオ フューチャー(X-BOX)」をそれぞれお願いします。
デラは初代の海外版で、日本に逆輸入したバーション。
でも若干ストーリーが違うらしいので…

159:ゲーム好き名無しさん
09/09/14 22:01:03 5K7AVs0M0
Wiiのアークライズファンタジアをリクエストします。

160:ゲーム好き名無しさん
09/09/18 02:11:11 PKMhczxoO
同人ゲーで申し訳ない
PCのフリーゲーム「Knight Night」をお願いします

161:ゲーム好き名無しさん
09/09/18 14:22:43 QDztVpe70
最終投稿から三ヶ月以上経っているようなので
ペルソナ4の続きを予約します
てか規制されてるからwiki直接編集とかになるかも

162:ゲーム好き名無しさん
09/09/18 14:44:29 mr67rroK0
>>160
昨日ちょうどクリアしたところだw
自分でよければ「Knight Night」予約させてください

163:女神異聞録デビルサバイバー
09/09/18 22:31:21 zzFZZwx80
・女神異聞録デビルサバイバー(wikiに載っている以外のエンディングを)

前回の方の投稿から3か月経ちましたし、
触れられていないエンディングは残り1種類なので埋めてしまいます。
キャラクター、用語、ルート分岐前までのストーリーはwikiを参照してください。

164:女神異聞録デビルサバイバー 1/2
09/09/18 22:33:35 zzFZZwx80
Last Day 万魔の王(ナオヤ、カイドールート)
※ナオヤルートとカイドールートは入り方が異なるだけで、後の展開は同じです

6日目の夜、ナオヤのもとへ向かう主人公。
「魔王になる決心はついたか?」と言うナオヤに、
「(悪魔たちを制御したいという)アツロウに力を貸してくれ」と頼む主人公だが、断られてしまう。
結局、主人公も「魔王になり、すべての悪魔を従える」という決断をして、ナオヤと共に行くことに。
また、ナオヤは「力こそすべて」という思想のカイドーをスカウトしていたため、
カイドーもナオヤと同時に主人公の仲間に加わる。
(カイドーの誘いに乗るルートだと、カイドーと主人公の会話中にナオヤが合流・仲間になる)
しかし、「魔王になる」という主人公の決断を受け入れられなかったユズ、ミドリ、ケイスケがパーティを離脱。
ショックを受ける主人公とアツロウ(アツロウはどのルートでも主人公に従ってくれる唯一の仲間)。
主人公たちに休むように言い、自分は明日の準備があると言ってその場を離れるナオヤ。

そして翌朝、Last Day。
(それまでの行動によって)マリ先生とジャアクフロストが魔王になる決断をした主人公に従って仲間に加入。
魔王、すなわちベルの王になるためには、ベルの王位争いを勝ち抜くことが必須のため、
まずはアマネの精神世界にいるイザ・ベルを倒すことになる。
抵抗するアマネと翔門会信者を気絶させて、アマネを拉致する主人公たち。
悪魔に邪魔されないよう、昨夜のうちにナオヤが準備しておいた国会議事堂の結界内へアマネを連れていき、
アマネの精神世界―カルネジアン庭園へと侵入、イザ・ベルを撃破する。

ベルの王になるためには、ベルの王位争いに勝利し、さらにバ・ベルにその力を認めさせなければならない。
しかし、悪魔召喚サーバーをよりしろとしたバ・ベルは魔界にあるという。
今のままでは人間である主人公たちに手は出せない。それを解決するには東京を魔界化させる必要がある。
そのため、東京を魔界から守護している四天王の残り3人、ビシャモンテン、ゾウチョウテン、コウモクテンを次々と撃破する。
(他ルートだと「憎み合わずとも戦わねばならない」という感じの対四天王戦ですが、
 このルートに限ってはビシャモンテンに完全な敵として激しく非難されます)

しかしナオヤの情報によると、最終決断(封鎖内の人間の抹殺)の時刻が早められ、この日の12:00に実行するとのこと。
そのため、封鎖を実行している政府関係者である伏見三佐とイヅナ一尉に会いに行き、交渉する主人公たち。
「主人公が魔王になれば悪魔は従う、そして主人公は悪魔に人間を襲わせることはない」ということ、
そうなれば封鎖は無意味だということを強調し、脅迫に近い形でタイムリミットを延ばすよう交渉するナオヤ。
延期の確約はできないまでも、伏見三佐たちの協力をとりつけることに成功する。

165:女神異聞録デビルサバイバー 2/2
09/09/18 22:35:41 zzFZZwx80
ベル・ベリトの居城であるヒルズに向かう主人公たち。
ベルの悪魔でありながら、なぜかベリトの配下として従っているベル・ゼブブが立ちはだかるが、これを撃破。
さらにヒルズ前で、天使アナエル、天使サリエルが天使軍団を率い主人公たちに向かってくる。
天使たちは「神が悲しんでいる」とナオヤを非難し、主人公には「今からでも神に従うべき」と説得する。
「カイン」「ア・ベル」など、主人公にとって意味のわからない言葉を発する天使たちだが、
ナオヤは怒りをあらわに取り合わない。人間界で力を発揮しきれない天使たちをも倒す。
天使たちの言葉の意味をナオヤに尋ねる主人公やアツロウ。
しかしナオヤは答える意思を見せず、ヒルズ最上階のベル・ベリトのもとへ急ぐことに。

最上階には翔門会の教祖が待ち構えていた。
COMP製作に関して翔門会と協力しながら、ベル・ベリトを倒そうとするナオヤを罵倒し、
教祖は自らを生贄にベル・ベリトを召喚。
その場に残った翔門会信者や、次々改造COMPから現れる増援悪魔、
複雑な床パネルなどに阻まれながらもベル・ベリトを倒し、ベルの王となる権利を得る主人公。

真に王となるためには、バ・ベルにその実力を認めさせなければならない。
ヒルズ屋上でバ・ベルと対峙し、それまでに倒してきたベルの悪魔たち、
ベル・デル、ベル・イアル、イザ・ベル、ベル・ゼブブ、ベル・ベリトを再び撃破、
さらにバ・ベルをも打ち破り、主人公はついに魔王になる(ここで主人公の顔つきも変わる)。
そして、封鎖内の悪魔は新たな魔王のもと集結。神との最終決戦に備えることになった。
封鎖は意味を失い、政府は東京封鎖を解除する。
皮肉にも、人間はこの状況で、天使にも悪魔にも敵とみなされないよう、自らを律して生きていくことになる。
主人公たちと道をたがえながらも、
「魔王になったのが主人公なのは救い」「主人公が人間としての心を忘れないよう祈る」
と、主人公を気にかけるユズ、ミドリ、ケイスケ。

そして、神と魔王との最終決戦を控える中、すでに意味を失って久しい主人公の改造COMPに、
人でありながら魔王の道を歩んだ主人公を叱責する天使メタトロンからのメールが届く。


・補足

ナオヤが主人公を魔王にしたがる理由は、自分勝手で不平等な神を倒すため。
「人間は神の支配から離れるべきであり、東京封鎖のような身勝手な神の試練を永久に排除する」と語ります。
しかし、なぜナオヤがそこまで深く神を憎んでいるのかは、このルートでは明かされません。
ナオヤの真意を知るには、救世主ルート(アマネルート)をプレイする必要があります。
天使たちの「カイン」「ア・ベル」などという言葉や、続柄でいえば主人公の従兄弟であるにもかかわらず、
「俺は決して良い兄ではない。だが、俺を超える兄はいない」などというナオヤの思わせぶりな発言から、
神話を知っている人なら何となくうかがい知れる程度になっています。

166:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 17:54:02 CwEZ9nNT0
DQ9をまとめたので書きますね。

167:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 18:03:08 CwEZ9nNT0
かつて神は、地上の人間たちを守るために天使を創り、彼らの住処として遥か天空に天使界を創ったという。
天使は頭上に姿を隠すための光の輪を、背中には空を飛ぶための翼を持ち、人間よりも遥かに能力に優れ長命であった。
天使の役目は、地上の脅威を排除して人間たちを守ること。また、心残りがあるために地上を彷徨う幽霊たちを昇天させることであった。
彼らは天使界の長老オムイのもと、下界に降りては魔物退治・幽霊の昇天・人間たちの日々の雑事の手助けなどをしていた。
天使たちの姿は生きた人間の目には見えないものの、天使の存在を信じる敬虔な人間たちは日々の平和に対する感謝の心を天使に捧げていた。
その感謝の心『星のオーラ』を集め、天使界の頂上にそびえる世界樹に捧げると、いつの日か世界樹はその枝に『女神の果実』と呼ばれる黄金の実をつけ、
その時、天使たちは役目を終えて神の国へ帰れる・・・この言い伝えを信じ、天使たちは星のオーラ回収に励んでいた。
天使のひとりであるナインは、師匠イザヤールからウォルロ村の守護天使の役目を引き継ぎ、人々を助けて星のオーラを集めていた。
そしてついに女神の果実が実る日が訪れ、天使たちを神の国へと運ぶ『天の方舟』が天使界へと降り立った。しかしその時、謎の黒い光が天使界と方舟を貫き、その衝撃でナインは地上へ落下してしまった。
大怪我を負ったナインは自ら守護するウォルロ村に落ち、宿屋を営む少女・リッカに助けられた。しかしナインが目覚めた時、その頭上に光輪はなく、背に翼はなかった。
ナインは天使の力を失い、人間と変わらぬ姿になってしまっていた・・・。

168:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 18:13:16 CwEZ9nNT0
(墜落した天の方舟発見~天使の力を取り戻すため、人助けの旅へ)

天使界を光が襲ったのと同じ頃、地上では大きな地震が起こっていた。
そのせいでウォルロ村と外界をつなぐ峠が瓦礫で埋まってしまったため、
ナインは村の青年ニードに頼まれ、共に瓦礫を取り除きに峠の道へ出向いた。
そこでナインは墜落した天の方舟を発見。しかし扉はかたく閉ざされ、中に入ることが出来なかった。
瓦礫の除去作業は既にセントシュタイン城の兵士たちが進めており、ナインは彼らから、
城下町の酒場の女主人・ルイーダがウォルロ村に向かったまま行方が分からなくなっていることを告げられた。
ルイーダはリッカの亡き父親・リベルトの知り合いらしく、リッカは彼女の安否を気遣う。
ナインはルイーダが立ち寄ったと思われるキサゴナ遺跡へ向かい、
瓦礫の下敷きとなっていた彼女を助け出した。

ルイーダはセントシュタインの宿を立て直すため、リベルトが亡くなっていることも知らず、
かつて宿王と呼ばれた彼を呼び戻そうとウォルロ村へ出向いたのだった。
そしてリベルトが他界していたことを知ると、その代わりに彼の血を引くリッカを連れて行くと言い出した。
しかし父が宿王であったことを信じられないリッカは村を離れることを躊躇する。
その時、ナインの前にリベルトの幽霊が現れた。彼が王の地位を捨ててウォルロ村へ移ったのは、
幼い頃病弱だった娘リッカの養生のためであった。
ナインは彼に頼まれ、かつて彼がセントシュタイン王から授かった宿王のトロフィーを探し出してリッカに手渡した。
それを見たリッカは父の遺志を継ぎ、セントシュタインへ行く決心をした。
娘が自分の後を継いでくれることになり心残りが消えたリベルトは、ナインに感謝して昇天していった。

するとそこへ天の方舟の運転士と名乗る謎の妖精・サンディが現われた。
彼女は、翼も光輪もないのに天の方舟を見ることが出来たナインを見ていぶかしみ、
その様子を観察していたという。しかし幽霊を昇天させた様子を見て、彼女はついにナインを天使と認め、
方舟で天使界へ連れて行ってくれることになった。

サンディに連れられてナインは天の方舟の中へ。
しかしサンディがスイッチを押しても方舟は動かなかった。
方舟が動かないのはナインの天使の力が足りてないため・・・と考えたサンディは、
たくさん人助けをして天使の力を取り戻す必要があると提案する。
ナインは瓦礫の取り除かれた峠を越え、多くの人々が住むセントシュタイン城へ向かった。

169:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 18:19:22 CwEZ9nNT0

(謎の黒騎士事件)

大地震の後、セントシュタイン城下町には黒い鎧をまとった不気味な騎士が現われ、人々の脅威となっていた。
黒騎士は王の一人娘・フィオーネ姫をシュタイン湖まで連れてくるように要求しており、
王は黒騎士を討伐する勇敢な旅人を求めていた。
人助けのため、ナインは黒騎士討伐に名乗り出て、シュタイン湖で待ち構えていた黒騎士を倒した。

その黒騎士はレオコーンと名乗り、フィオーネ姫を故郷ルディアノの婚約者・メリア姫と見間違えていたと語った。
彼は以後セントシュタインには近づかないことをナインに約束し、ルディアノを探すと言い残して去って行った。
しかし王はなおも黒騎士が城にやってくることを警戒し、黒騎士を打ち取ってくるよう再びナインに命じる。
そんな中、何故かフィオーネ姫は自分をさらおうとした黒騎士の身を案じていた。姫はルディアノという国の手がかりが
エラフィタ村のわらべ歌にあることをナインに伝え、黒騎士の力になってくれるよう依頼してきた。
ナインはわらべ唄からルディアノを突き止める。だが、そこは既に廃墟となっていた。

 数百年前、ルディアノはイシュダルという魔物に襲われ、黒騎士レオコーンはその討伐のため城を離れた。
しかしレオコーンに一目惚れしたイシュダルは彼に呪いを掛けて下僕としてしまい、彼が死してなお、
大地震が起こるまでその呪縛は解けなかった。その間にルディアノは滅亡してしまったのだった。
ナインはイシュダルを倒すが、愛するメリア姫と故郷を失ったレオコーンの無念は晴れなかった。
そこへメリア姫に扮したフィオーネ姫が現われ、レオコーンの心残りを晴らすため、共に婚礼の踊りを踊ると、
レオコーンは満足し、ナインとフィオーネ姫に礼を述べて昇天していった。
黒騎士事件は解決し、町中に星のオーラがあふれた。天の方舟が動くか確かめるためナインは峠の道へ向かった。

170:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 18:27:27 CwEZ9nNT0

(ベクセリアの病魔事件)

たくさんの星のオーラを出し天使の力を取り戻したかに見えたナインだったが、方舟はまだ動かなかった。
さらなる星のオーラが必要と考えたサンディの提案により、ナインはセントシュタインの先にある町・
ベクセリアへと向かった。

大地震の後、ベクセリアでは謎の病が蔓延していた。あらゆる薬が効かずただ弱ることしか出来ないという奇病で、
約百年ほど前にも似た病気が流行ったことがあるという。そのためベクセリアの町長は、娘エリザの夫でもある
考古学者・ルーフィンに病気の調査を依頼していた。ルーフィンは優れた学者にありがちな堅物で、
ろくに町の人々と関わらずに研究に没頭し、エリザを困らせていた。

ルーフィンは古文書の調査の末、奇病の病原が町の西の祠にあることを突き止めた。
約百年前の病気の流行は、ベクセリアの住人が祠に納められた病魔の封印を解いてしまったことによるもので、
その病魔を再び封じれば人々は回復するはずだという。
ナインとルーフィンが祠に向かうと、地震によって内部が損壊し、病魔パンデルムが復活していた。
ナインが病魔を打ち倒し、ルーフィンが地震によって壊れた封印のツボを修復したことで、
病魔は再び封じられ、病に倒れていたベクセリアの住人たちは回復した。
 
しかし病が末期に入っていたルーフィンの妻エリザは、病魔を封じる前に命を落としてしまった。
町は悲しみに包まれ、ルーフィンも引きこもってしまい、星のオーラが出る気配すらなかった。
そこへエリザの幽霊が現われ、ナインはルーフィンを立ち直らせるよう頼まれた。
ナインは回復した人々とルーフィンを会わせることで人々の感謝の気持ちをルーフィンに伝え、
それによってルーフィンは立ち直り、今後はベクセリアの人々と積極的に関わっていくことを誓った。
願いが叶ったエリザはナインに感謝を述べて昇天していき、ベクセリアには星のオーラが溢れることとなった。

171:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 18:35:54 CwEZ9nNT0
(天使界へ帰還~~~世界樹のお告げ~~~七つの女神の果実集め)

ナインが天使の力を大きく取り戻したことで天の方舟はついに動いた。
ナインはサンディの操作する方舟に乗って天使界へ帰還した。
天使界は邪悪な光によって大きく破壊されてしまっていた。天使たちは翼と光輪をなくしたナインの姿に驚くも
その帰還を喜んだ。

ナインが地上に落ちた後、天使界からは地上の様子を調査するために多くの天使たちが地上へ降りて行ったが、
ナインの他には誰一人帰って来ないという。地上の生き物よりも遥かに優れた能力を持つはずの天使が失踪するという
異常事態は、数百年前の『エルギオスの悲劇』以来であった。
エルギオスとは、ナインの師匠であるイザヤールの師匠で、天使界でも最高位の天使であったが、
数百年前に地上に降りたきり行方が分からなくなったままであった。
その後、その事件は『エルギオスの悲劇』として天使界では禁忌とされ、誰もが話題にすることを避けていたのだった。
 
長老オムイは翼と光輪をなくしたナインを哀れみ、世界樹に祈ればすべての力が復活するかもしれない、と
ナインに勧めた。その言葉に従い世界樹のたもとで祈りを捧げると、女神の果実を集めて欲しい、とナインは
謎の声に語りかけられた。その言葉を神のお告げと考えたオムイは、それに従って地上に降り、
女神の果実を集めてくるようナインに命じた。

ナインがサンディに、方舟で地上に連れて行ってくれるよう頼みに行くと、
彼女も行方不明の『テンチョー』を探しているという。
テンチョーは謎の邪悪な光に襲われた際に、方舟から落ちてしまったらしい。
目的の一致したふたりは共に方舟で再び地上へ降りた。

172:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 18:46:08 CwEZ9nNT0
星のオーラにより実った女神の果実は、謎の邪悪な光が天使界を襲った際、
すべて地上に落下してしまった。
口にした物の願いを叶えるという神の力を秘めたその果実によって、
地上のあちこちでは事件が発生していた。
ナインは世界をまわり事件を解決することで、女神の果実を回収していった。

【ダーマ大神官失踪事件】

職業の神をまつるダーマ神殿にやってきた主人公。
しかし転職の儀式を執り行う大神官が行方不明となり、転職の儀式が行えないままとなっていた。
人々によれば、大神官は差し入れられた黄金の果実を食べた後、神殿を出ていずこかへ行ってしまったのだという。
かつて転職の儀式が行われていたというダーマの塔へ向かったのではないか、という話を聞き、
ナインはダーマの塔へ向かった。そしてダーマの塔の最上階で大神官を発見するが、
大神官は怪物となって襲いかかってくる。ナインが怪物となった大神官を打ち倒すと、
大神官は我に返り、非礼を詫びて神殿へと帰って行った。
女神の果実を食べたことで大きな力を手にした大神官だったが、逆にその力に取り込まれてしまったらしい。
食べられたはずの黄金の果実=女神の果実は、元の形のままナインの手へ回収された。
大神官が帰ってきたダーマ神殿では再び転職の儀式が執り行われるようになった。


(ぬしさま事件)
海辺の漁村・ツォの浜を訪れたナインは、浜辺で少女が巨大魚を呼び出し、大量の魚を恵んでもらう様を目にする。
その巨大魚は長らく伝説の存在であったこの浜の守り神・ぬしさま。
ぬしさまは大しけにより父を亡くした少女オリガを哀れみ、彼女の祈りにより現れては魚を恵んでくれるという。
しかしオリガはぬしさまを呼ぶことを半ばためらっていた。ぬしさまが魚を恵んでくれるようになってから
村人たちは漁をやめてしまい、堕落した生活を送っていたからである。

オリガは村長に、もうぬしさまを呼ぶのはやめたいと打ち明けた。しかし村長は聞く耳を持たず、
海の底の財宝をぬしさまに引き上げてもらうように頼め、と嫌がるオリガに強要した。
するとその時、ぬしさまが現れて村長たちに襲いかかった。ナインはぬしさまと戦って退かせた。
 
ぬしさまの正体は嵐で亡くなったオリガの父であった。
大波に飲まれる際にオリガの父は偶然に黄金の果実を手にし、浜で暮らすオリガの今後を想った。
すると次に目覚めたとき、巨大な魚の姿となっていたというのだ。
オリガの父は娘に群がる卑しい村人に嫌気がさし、共に村を出ようとオリガに語りかける。
しかしオリガは、漁師である父の後を継ぎ、ひとりでしっかり生きて行くことを宣言する。
オリガの父は立派に成長した娘の姿を見て昇天していき、ナインは女神の果実を手に入れた。
ぬしさまのいなくなったツォの浜には、再び貧しい漁村としての平和な日々が帰って来たのだった。


173:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 18:54:24 CwEZ9nNT0

【すべてが石でできた町】

ならず者たちの吹き溜まりであるカラコタ橋を訪れたナインは、
以前にこの地で金ピカの果実を買っていったという彫刻家・ラボオの話を耳にする。
ナインはラボオの住むビタリ山麓へ向かうが、ラボオは山へ入ったまま帰っていなかった。
そこでビタリ山を頂上まで登ると、そこにはすべてが石の彫刻で出来た町があり、彫刻のような謎の怪物が襲って来た。ナインが怪物を倒すと、ラボオの幽霊が現われた。

町の構造はかつて訪れたエラフィタ村・・・ラボオの故郷に瓜二つであった。
かつてラボオは将来を誓い合った女性・クロエに「5年で帰る」と言い残し、ビタリ山で彫刻の腕を磨いていた。
しかしその内に5年を遥かに過ぎてしまい、ようやくラボオが故郷に帰ると
クロエは他の男と結婚しており、そこにラボオの居場所はなかった・・・。
ラボオは手に入れられなかった故郷を彫刻によってこのビタリ山頂に再現し、最後の贅沢に、と手に入れた
黄金の果実を前にその永遠を保存を願った。その願いが石の怪物=町の番人を生み出してしまったらしい。
ラボオは番人を破壊してくれたことの礼を述べて昇天し、ナインは女神の果実を手に入れた。


【令嬢誘拐事件】

花の街サンマロウを訪れたナイン。
この街一番の大金持ち・マキナは友達になった人間に何でも好きな物を譲ってくれるという。
マキナの所有する船を譲ってもらい世界中を旅しよう、というサンディの提案により、
ナインはマキナの屋敷へ赴く。
しかしナインと対面したマキナは何故か怯え、次に怒りだして引きこもってしまう。
そしてナインが再びマキナの屋敷へ行くと、マキナは何者かに誘拐されてしまっていた。

ナインは屋敷の奥の墓でマキナの幽霊と出会う。何とマキナは既に亡くなっており、
誘拐されたのはからくり人形師が造ったマキナそっくりの人形・マウリヤだという。
生前、病弱なマキナは万病に効くという黄金の果実を取り寄せたことがあった。
しかし死期が迫っていたマキナは果実を口にせず、唯一の友達である人形マウリヤが人間のように
動いて喋ってくれたら・・・と願った。そしてその願いは果実の力によって実現したというのだ。
マキナは今際の際、病弱で外に出ることも出来ず友達を作れなかった自分に成り代わり、
友達をたくさん作って幸せに暮らして欲しい・・・とマウリヤに語った。
マウリヤはそれを忠実に守り、マキナの振りをして金の力で友達を作って来たのだった。
しかし誘拐されたマキナ(マウリヤ)を心配こそすれ、助けようとした「友達」はひとりもいなかった・・・。

ナインは誘拐犯の元へ赴き、魔物に襲われかけていたマウリヤを救出。
マキナは、自分は遠い国へと旅立つこと、そしてマウリヤには自分の願いに縛られず
幸せになって欲しいことを告げ、昇天していった。
マウリヤは主人公に船を譲り「マキナは旅に出る」と街の人間に告げた後、再び人形となった。
ナインは女神の果実と船を手に入れた。街の人間はマキナが優雅で気ままな旅行に出ていると思い込んだまま、
平和な日々を送るのだった。

174:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:03:26 CwEZ9nNT0
【砂漠のワガママ女王】

砂漠の王国グビアナを訪れたナインは、この国の女王ユリシスに黄金の果実が献上されたことを耳にする。
ナインは大臣の依頼により、行方不明になっていた女王が溺愛するペット・黄金トカゲのアノンちゃんを見つけ、
果実を譲ってもらえるよう女王に願い出た。
しかしワガママな女王は見知らぬ旅人の話には聞く耳を持たず、アノンを逃がしてしまった世話係のジーラを
クビにしてしまう。さらに黄金の果実風呂を作ると言い放ち、果実をすべてスライスして沐浴場に浮かべてしまった。
その時、果実の切れ端を口にしたアノンが何と巨大化してしまい、ユリシス女王を地下水路へと連れ去ってしまう。
しかし女王のワガママにうんざりしていた城の人間は誰ひとり女王を救出しようとはしなかった。

ナインはアノンを追って打ち倒し、女神の果実を手に入れた。
ただ女王に媚びへつらうことしかせず、その心の奥の寂寥感を理解しない城の人間たちから女王を守るため、
アノンは女王をさらったのだった。そして城の人間のなかで唯一アノンを追いかけて来たのは、
クビにされたジーラだった。アノンとジーラの思いに心を打たれた女王は心を入れ替え、
皆と力を合わせてグビアナをもり立てて行くことを誓うのだった。


【ナムジンの魔物退治】

 狩猟民族が暮らす草原の集落・カルバドを訪れたナイン。
昨今この村に起こった変化はふたつ。
ひとつは呪幻師・シャルマナが現れたこと。優れた呪文の使い手であり並外れた美貌をもつシャルマナは、
突然カルバドに現れたかと思うと瞬く間に族長のお気に入りになり、族長の片腕として集落を率いるようになっていた。
もうひとつは、謎の魔物がたびたび村に侵入し、族長ラボルチュを狙って攻撃を仕掛けていることであった。

ラボルチュは次期族長でもある一人息子のナムジンに魔物退治を命じるが、臆病なナムジンはなかなか動こうとしない。
ナインはラボルチュに腕を見込まれ、ナムジンの魔物退治に協力を依頼される。
しかしナムジンは魔物を怖がっていたわけではなかった。実はその魔物はポギーというナムジンの友達であり、
彼が狙うのはラボルチュではなくシャルマナであった。
ナムジンは妖しげな呪術で父と村人をたぶらかすシャルマナを怪しみ、ポギーと協力して
その正体を探っていたのだった。ナインはナムジンの亡き母・パルの幽霊の導きにより、
魔物の正体を暴くというアバキ草を手に入れてナムジンに渡した。
アバキ草を煎じたアバキ汁を浴びたシャルマナは、ついに怪物としての正体を現した。
ナインはナムジンを助けてシャルマナを打ち倒し、その力の源となっていた女神の果実を手に入れた。

カルバドには元の平和が帰ってきた。ラボルチュは族長の座をナムジンに譲り、
全てを見守っていたナムジンの母パルはナインに礼を述べて昇天していった。

175:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:04:34 CwEZ9nNT0

【名門学院の生徒失踪事件】

雪原にそびえる名門校・エルシオン学院を訪れた主人公は、何故か探偵に間違われてしまい、
学院で起きた生徒の失踪事件を調査することになった。
失踪した生徒ふたりはいずれも不良グループに属し、教師に歯向かった翌日に姿を消したという。
主人公は不良グループのリーダー・モザイオに貼り付き、彼が謎の幽霊に取り憑かれるのを目撃した。
モザイオを追って旧地下校舎へ潜ると、そこには謎の幽霊のスパルタ授業を受けさせられる失踪した生徒たちの姿が。
主人公は怪物と化した幽霊を打ち倒して生徒たちを解放し、怪物の力の源となっていた女神の果実を手に入れた。

幽霊の正体は、エルシオン学院を築いた初代学院長・エルシオン卿であった。
不良たちに更正して欲しい、というエルシオン卿の願いが、
彼の墓に供えられた黄金の果実によって暴走してしまったらしい。
失踪事件は解決し、エルシオン卿の情熱に心を打たれた不良生徒たちは勉強に励むようになった。

176:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:08:00 CwEZ9nNT0

(イザヤールの裏切り~~~古の魔帝国の復活)

地上にて7つの女神の果実を回収したナインは、オムイに報告するためいったん天使界へ帰ることに。
するとその途中、天の方舟に師匠・イザヤールが現れ、何故かナインに剣を向けてきた。
天使は自分よりも上位の天使には絶対に逆らえない・・・天使の理によりナインはなす術もなくイザヤールの刃に倒れ、
女神の果実をすべて奪われてしまう。イザヤールは謎の巨大な黒竜とともにいずこかへ飛び去り、
黒竜の攻撃を受けた方舟は大きく揺れ、はずみでナインは地上へ落下してしまった。

方舟から落ちて大怪我を負ったナインはナザム村という辺境の村へと流れ着く。
イザヤールと黒竜は遥か西の方向へ飛び去ったようだが、西へは『竜の門』と呼ばれる
底なしの谷を越えなければならなかった。竜の門を越える方法は言い伝えの形でナザム村に残っていたが、
よそ者を極端に嫌うナザムの村人はナインを警戒してそれを教えようとはしなかった。
唯一ナインを介抱してくれた少年・ティルはそんな大人たちに反発し、竜の門を越える手がかりが
魔獣の洞窟にあることを明かしてくれた。しかし洞窟の封印を解く方法は遠い昔に忘れ去られてしまったらしい。

なす術がないかと思われたその時、かつてナザム村の住人であったという幽霊・ラテーナが現れた。
ラテーナは数百年前の出来事を語った。かつて大怪我を追った翼を持つ男を介抱し、村へ招き入れたこと。
その男の名はエルギオス・・・ナザム村の守護天使であったこと。
天使としての力をなかば失ったエルギオスはそれでもナザム村を守護するため、村を襲ったガナン帝国の兵士たちに
立ち向かったが、一部の村人の裏切りによって帝国に捕われてしまったこと。
そして村はガナン帝国によって滅ぼされかけたこと・・・。
ラテーナはエルギオスの誤解を解くため、幽霊となった後も彼を捜して各地を旅しているという。

天使界の禁忌『エルギオスの悲劇』・・・数百年前に行方知れずになった天使エルギオスは
ガナン帝国に捕われたらしい。
ガナン帝国とは数百年前に勢力をふるった覇権国家。
黒い巨大竜を従えて各地を荒し回ったが、ある時突然滅びてしまったという謎の多い国である。

ラテーナは魔獣の洞窟の封印を解き再び去って行った。
ナインは洞窟の奥で手に入れた光の矢を竜の門で放ち、谷に光の橋を掛けた。
その様子を目の当たりにしたナザムの村人はナインに非礼を詫び、かつて黒竜と戦ったという
ドミールの英雄・グレイナルに会うよう助言をくれた。

177:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:11:47 CwEZ9nNT0

(空の英雄との出会いと別れ~~~テンチョー発見)

ナインはドミールの里を訪れ、里の守り神・白い巨大竜グレイナルに会う。
老竜グレイナルは、滅びたガナン帝国と闇竜・バルボロスが蘇ったという話をはじめ受け入れようとしなかった。
しかしその時、里が帝国兵に襲われ、やがてバルボロスが飛来する。
グレイナルはナインを背に乗せてバルボロスと対峙するが、蘇ったバルボロスは数百年前より遥かに力を増しており、
グレイナルは破れてしまう。グレイナルの背から落ちたナインは帝国直轄のカデスの牢獄に捕われてしまった。

 
カデスの牢獄には天の方舟の『テンチョー』・アギロも捕われていた。
かつて天使界が邪悪な光に襲われた時にバラバラになった天の方舟から落下し、以後囚われの身となっていたのだ。
さらに牢獄には、行方不明となっていた天使たちも囚われていた。
帝国は彼らから天使の力を吸収し、その力を闇竜バルボロスや帝国兵たちに与えていた。
ナインはアギロと協力し、カデスの主であり帝国三将のひとり・ゴレオンを打ち倒して
方舟を呼ぶホイッスルを奪還する。アギロが方舟を呼び出し、ナインは牢獄に捕われていた天使たちを連れて
天使界へ帰還した。


178:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:15:37 CwEZ9nNT0

(神の国へ~~~世界樹と天使界誕生の秘密)

天使界へ帰ったナインは、かつて滅びたはずのガナン帝国が再興したこと、
イザヤールが裏切って帝国側に付き、女神の果実を奪われたことを長老オムイに報告した。
しかしオムイは7つの女神の果実がイザヤールによって無事に天使界へ送り届けられていたことを告げ、
イザヤールの裏切りを信じられない様子であった。イザヤールは何を考えているのか・・・?
彼の本意は不明なものの、女神の果実が天使界に戻った今、言い伝えに従って神の国へ行くことをオムイは決め、
ナインたちは天使たちの悲願の地・神の国へ向かった。

ついに訪れた神の国。しかしその玉座は破壊され、そこに神の姿はなかった。
天使界を襲った邪悪な光は神の国をも貫いていたらしい・・・神はいずこに?
ナインは女神の果実を捧げ神の言葉を待った。するとその時、ナインたちは天使界の世界樹の前に呼び戻された。

世界樹は語った。自分は創造神グランゼニスの娘、セレシアであると。
かつてグランゼニスは人間を失敗作と見なして滅ぼそうとしたという。
セレシアはそれを止めるため、人間が清い心を持つことを証明するため、自ら世界樹となり、
その封印を解く鍵を人間の清い心と定めた。そこでグランゼニスは娘を復活させるため、
人間の清い心を集める役目を持った存在・・・天使たちを作ったのであった。
そして数千年の後、多くの清い心=星のオーラが集まり、実った女神の果実が神の国へ捧げられたことで、
セレシアは目覚めることができたのだという。

父神の行方は分からないが、世界が存在している限り神はいずこかにいるはずである・・・
しかし世界は復活したガナン帝国によって再び危機に晒されていた。
ナインは女神セレシアからガナン帝国の野望の阻止を依頼された。

179:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:30:07 CwEZ9nNT0

(魔帝国ガナンの滅亡~~~エルギオスの堕落)

捕らえた天使の力を吸収して兵士たちに与えていたガナン帝国は、
以前より遥かに強大な力を持った魔帝国ガナンとして復活し、女神の果実にまで手をのばそうとしていた。
ナインは魔帝国ガナンの本拠地に乗り込み、帝国三将の残るふたりを退けて、ついに皇帝ガナサダイの玉座の間へ。
そこには皇帝と対峙するイザヤールの姿があった。
イザヤールは捕われた天使たち、そして何より自らの師エルギオスを救うため、帝国に従う振りをしていたのだった。
しかし皇帝の圧倒的な力の前にイザヤールは破れてしまう。
ナインが皇帝を打ち倒すと、イザヤールはナインに対する自らの仕打ちを詫び、光となって消えて行った・・・。

ナインは帝国城の牢獄に捕われた天使たちを救出し、さらに牢獄の最下層に捕われていた天使エルギオスを発見した。
しかしエルギオスは人間に裏切られたという思いから堕落し、人間はおろか、それを守ろうとしたセレシア、
滅ぼそうとしなかったグランゼニスをも恨むようになっていた。
エルギオスは人間界を破壊するため、ガナサダイを始め、野望を果たせぬまま地上を彷徨っていた
ガナン帝国の兵士たちを蘇らせ、自らの手駒としていたのだった。
かせを外されたエルギオスは闇竜バルボロスを従えて神の国へと飛び立って行った。

180:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:33:43 CwEZ9nNT0

(天使の力を捨て、人間に~~~最終決戦)

天使界を襲った邪悪な光、そしてガナン帝国の復活・・・
それらが全て、天使エルギオスの仕業であったことは天使界を大きく揺るがした。
しかし天使は自分より上位の天使には絶対に逆らえない。
エルギオスを越える天使は天使界にはいないため、天使たちになす術はなかった。

その時ナインは女神セレシアに呼び出され、地上でナインが助けた人々の感謝の心により
実ったという女神の果実を渡された。
口にした者の願いを叶える女神の果実・・・ナインは果実を口にし、
天使の理に縛られない存在・人間となったのであった。

人間となったナインはエルギオスが待ち構える神の国へ向かい、
天使の理に縛られることなく堕天使エルギオスと戦い打ち負かした。
激しい憎しみを抱くエルギオスは力を振り絞ってなおも世界を破壊しようとしたが、
その時ついにエルギオスを見つけたラテーナが現れ、ふたりは数百年ぶりに邂逅を果たした。
ラテーナが裏切っていなかったことを知ったエルギオスは天使の姿に還り、人間を信じられなかった自分を恥じ、
ナインに非礼を詫びてラテーナとともに昇天していった。

エルギオスの脅威が消えたことで世界は再び平和になり、世界樹の封印が完全に解け、
ついにセレシアが女神として目覚めた。
セレシアが復活したため、天使たちはその役目を終え、ひとりひとりが星となって天へと還って行った。
彼らは星空の守り人として永遠に輝き続けるのだという。
一方、人間となったナインは、地上の守り人としてこれからも地上を守って欲しい、とセレシアに依頼された。

やがて完全に人間となるナインの目には、セレシアはもちろん、アギロ、サンディ、
そして天の方舟の姿も見えなくなってしまうだろう・・・
地上に降りたナインはアギロとサンディに別れを告げた。
人間としてのナインの新たな旅が始まったのである。


つづく

181:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:38:10 CwEZ9nNT0

(エンディング後)

ナインはツォの浜でオリガと再会し、かつて実際に存在したという
本物のぬしさまを探して欲しい、と依頼された。
ナインが集めた手がかりを元にオリガがぬしさまを呼び出すと、
寝ぼけていたぬしさまはナインたちに襲いかかって来た。
ナインがこれを退けると、我に返ったぬしさまはお詫びにと、拾ったという女神の果実をくれた。
そしてナインが女神の果実を口にすると、再びアギロやサンディ、天の方舟の姿が見えるようになったのだった。
アギロから天の方舟を託されたナインは、以後は地上の平和のために世界各地で活躍するのだった。


以後、ストーリークエストへつづく

182:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 19:43:37 CwEZ9nNT0
まとめは以上です。

キャラ名は便宜上『ナイン』にしましたが、修正し忘れにより
一部が別の表記になってしまっています。ご了承下さい。

現在のところ、ストーリークエストは、ルイーダの過去話やロクサーヌ関連、
セントシュタインとルディアノの過去話があるようですが、
これらは他の方にお願いしたいと思います。

183:ゲーム好き名無しさん
09/09/20 20:22:25 4jYAaFSVO
DQ9って短い話かと思ったがこうして読むと意外に長いな

184:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 20:46:15 CwEZ9nNT0
DQ9 >>167-181

185:ゲーム好き名無しさん
09/09/20 21:19:44 y3tvJBUQO
乙カレー。

話はともかく正直ストーリークエストの仕様がなぁ…
一年かけて配信するのがアンロックキーだけとか
ROMに入ってるんなら普通にプレイさせてやれよっていう

186:DQ9  ◆l1l6Ur354A
09/09/20 21:30:59 CwEZ9nNT0
蛇足ですが長くなってしまったので簡単なまとめも付記します。
要約スレが見つからないのでこちらに


かつて神グランゼニスは人間を失敗作として滅ぼそうとするが
神の娘:女神セレシアはそれを阻止するため自らを封印、それを解く鍵を人間の清い心と定めた。
そこで父神は人間の清い心を集める者たちとして天使を造り、人間を守らせた。

しかし天使の中でも最高位の天使エルギオス(ラスボス)はやがて人間に失望し滅ぼそうとした。
天使は上位の天使には絶対服従という天使の理により、天使たちはエルギオスを止められなかった。
そこで見習い天使である主人公はなかば女神セレシアに強要される形で天使の力を捨させられ
人間となってエルギオスを阻止した。

エルギオスの野望が阻止され、人間たちの清い心がたくさん集まったことで
女神セレシアの封印は解かれ、役目を終えた天使たちは星となって天へ還って行った。
彼らは星空の守り人となって永遠に輝くという。
一方、故郷も失い仲間も天に還ってしまった主人公はひとり地上に残され、
人間として今後も地上の守り人として生きるようにとセレシアに要求されましたとさ

おわり

187:ゲーム好き名無しさん
09/09/21 02:34:03 u0cz3d1e0
ドコモのアプリの「ロックマンDASH 5つの島の大冒険!」をお願いします

ドコモでしかプレイできないとかマジ意味わかんね

188:ブランディッシュ ダークレヴナント
09/09/23 16:00:44 P2UAMOxBi
需要はなさそうだけど投下します。
タイトル通りPSP版のアレス編準拠。


解説

アレス・トラーノス
アレス編の主人公で、無口で冷静な流浪の剣士。
賞金稼ぎだが、本人も100万Gの賞金首。
彼の過去については、公式サイトの小説を読めばわかる。
当たり前だが、どっかのハゲオヤジに殺された神とは全くの別人。

ドーラ・ドロン
アレスを追っかけ回す女魔導士。
どうやらアレスを師匠の仇だと思っている。
ダンジョンの中で何度も出くわすが、大抵トラップに引っかかって退場。

ビトール王国
神の怒りを買って、一夜にして地中に沈んだ王国。
暗い地中にあるが、ここにわざわざ入る者もいる。
様々なトラップが張り巡らされ、脱出は難しい。

プラネットバスター
ビトールに眠る大いなる力の源。
途中まで影も形もないが、終盤でやっと登場。

主要な単語はこんなもの。

189:ブランディッシュ ダークレヴナント
09/09/23 18:43:14 nllwoP4Oi
流浪の剣士、アレス・トラーノスが目を覚ますと、そこは見知らぬ遺跡の中だった。
自分を追っかけ回すしつこい女魔導士ドーラが火球をところ構わず放ったため、地崩れが起こったらしい。
立ち上がって周りを見回すアレス。
ふと、遠方に巨大な塔がそびえ立っている。この薄暗い地下から抜け出すにはあの塔を目指すしかないようだ。

RUINS

アレスは、近くに落ちていた剣と盾を拾う。自分が落ちた部屋には、宝箱もいくつかあったが、鍵がかかっていた。
部屋の両脇にある階段を降りるが、そこは袋の小路。反対側も同じ。
部屋を出ようとスイッチを踏んで扉を開ける。そこには傭兵風の男が倒れていた。
話を聞くに、この男は財宝目当てで迷い込んだらしい。
アレスの話を聞くと、男はアレスをからかったが、忠告をくれた。
「お前も命が惜しけりゃ、常に冷静になって行動することだ」

男と別れ、周りを見ると石版とレバーがあった。
「忘却の都 世を悲しみ神に背き 自らその身を地中に沈め 永遠の時を眠る」
意味深な短文が刻まれた石版の反対側にあるレバーを下げる。
扉をくぐって歩いて行くと、行き止まりにまた石版が。
「死を恐れぬ者のためにこの地は存在する。さもなくばここより進まぬが賢明」

またしばらく歩くと、再び行き止まりにあたる。そこに石版はなく、青く輝く泉があるのみ。
その近くには看板のかかった扉がある。
どうやらこんなところにも人は住んでいるらしい。
道具屋の老婆に「あんたで42人(死人)目」だとからかわれたアレス。
そして武器屋の男には「じっとしてろ」と忠告されるアレス。
だが一番きにかかったのは魔法屋の話。
「裸みたいな格好の女がゴッツイ攻撃魔法用の杖を買って行った」という話。
謝った方がいいとも言われたが、謝って許してくれるならしつこく追ってこないだろう。
途中で拾った大金槌を駆使して、廃墟を進むアレス。
その後ろ姿を金髪の女が見ていた。

廃墟を進むうちに、奇妙な部屋に出たアレス。
扉が四つある妙に広い部屋に入ると、足元が崩れた。
落ちた先には白骨遺体が転がっている。あの部屋から落ちたらしい。
アレスは彼らから鉄球や大金槌を拝借すると、壁を崩してもとの階に戻って行った。

190:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:13:40 MJaWbW/Z0
F.E.A.R. 2: Project Originいきます。念のため新作タグつけました。
F.E.A.R.ってタイトルついてるけど、F.E.A.R.隊員は一人も出てこないどころか話にも絡みません。
後付けが多すぎて、無印と肝心な所が違ってたりします。 
内容は英語を適当に俗称込みで翻訳して強引な解釈を加えました。ご了承ください。
始めに簡易版、後に詳細版を投下します。

■簡略版

自らの野望の為オリジン計画を再開させようとしたアリスティード。
しかし調査を進めるうちアルマの危険性に恐れをなして一度は再封印した後破壊しようとする。
しかしフェッテルが反乱を起したり何だかんだで大人アルマが開放されてしまう。
おまけにヴォールトの爆発がオーバーンの街一つをふっとばし、ついには証拠隠滅のために命を狙われる事になった。
アルマを捕らえコントロールできれば再び復権も可能だろうと一発逆転を狙い、かねてより進めていた
アルマに頼らない超能力者育成計画ハービンジャーの被験者のベケットたちを利用し、
大人アルマをおびき寄せるための餌とした。
それにまんまとひっかかった大人アルマは執拗にベケットを追い回す。
ヤンデレな求愛にうんざりなベケットはスネークフィストの助言のまま増幅装置に固定されてアルマを倒そうとするが、
アリスティードの妨害のせいなのかアルマが予想以上に強かったのか倒すのに失敗。
この世の終わりまでヤンデレと閉じ込められる事になった。

「あ、ありのまま、今…起こった事を話すぜ!
俺は男と取っ組み合いをしていたと思ったらいつの間にか女が妊娠していた。
な…何を言っているのかわからn(ry」

191:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:20:48 MJaWbW/Z0
本編年度を2009年と仮定し、ゲーム中や公式サイトの数字を使って推測した年表を作ってみました。
フェッテルが20歳に見えないというのは…orz
日本語公式サイトを信じます…


195? 軍からオーバーン地区を買い上げる

1964 アーマカム設立

1973 アルマ誕生

1974 イカルス計画始動

197? オリジン計画スタート(アルマ2~3歳?)

1881 アルマ8歳 スティル島のヴォールトに入れられる。

1987 8月24日、アルマをオーバーン地区のヴォールトに移送。

1988 アルマ(15歳) 第一子出産(前作主人公のこと)

1989 アルマ(16歳) 第二子出産(フェッテル)
    水質汚染が始まる(子供を取り上げられたから?)

1999 第一次シンクロ現象。フェッテル(10歳)が暴走し職員数名死亡。
    オリジン計画は封印、フェッテルともども放棄された。
    アルマの生命維持装置も外され、6日後に死亡(享年26歳)    

2002 F.E.A.R設立

200? ラメルメイヤー工業地帯閉鎖

2009 ゲーム内年度
    フェッテル反乱事件より
    数週間前 水質汚染調査を名目にアリスティードが調査チームをヴォールトに派遣。
           オリジンの封印を解いてしまう。メンバー消息を絶つ。
    二週間前 ベケットがデルタフォースのデッドエコーに転属。
    一週間前 前作主人公F.E.A.R.に配属。

192:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:22:33 MJaWbW/Z0
■詳細版

燃える廃墟と化した街の中で目覚める主人公マイケル・ベケット。
彼の前に赤いワンピースを纏った少女が導くように現れては消えていく。
彼女を追いかけて地下へと続く光に満ちた穴へ降りると、そこは装甲車の中だった。
しかし誰もいない。音楽が聞こえたので横を見るとそこには無いはずのオルゴールが。
手を伸ばそうとして人の気配を感じ、振り向くとそこには―
数週間前に同僚になったレッド・ジャンコフスキーが自分の顔を覗き込んでいた。
どうやら目的地ヴァルキリータワーへの移動中に居眠りしてしまったらしい。
そんな余裕とも取れる態度をからかわれながら、ケイラ・ストークス中尉による任務の説明が始まる。
目的はATC社社長のジェネビーブ・アリスティードの保護。
本部で起こった大量虐殺の件で、彼女を同社の幹部が証拠隠滅のために消そうとしている疑いがあるためだ。
先に本部へ向かった別のチームが酷い死に方をしたなどという話を聞きながら、ジャンコフスキーと共にタワーへ向かう。

受付ではすでに守衛が殺されており、私用エレベーターでペントハウスへ向かう途中、
キーガンが突然頭痛を訴え、その隙に銃撃を受けてしまう。
キーガンを介抱するためにメンバーを残し、ストークスとベケットが上階へ向かう。
途中ストークスと別れた後、電波障害と共に夢の中の少女(以下子供アルマ)がベケットの前に立ち現れる。
オルゴールを触っている子供アルマの幻影からヒントを得て隠し部屋を発見する。
中に入るとオーバーン地区全体の地図やいろいろな文書が貼り付けられた壁の横に、何故か自分達の写真も貼り付けられていた。
さらに奥の部屋にはアリスティードがおり、モニターで何かを監視している。
そこには丁度ハーラン・ウェイドが惨殺される場面が映し出されていた。
「このままでは頑固者のあの女に私達は皆殺しにされるわ」
そのとき視界に異常が生じ、アリスティードの姿が煙のように掻き消えてしまう。
アリスティードを探してビルの中を戻ると、ガラス張りのフロアの窓際に裸の女性(大人アルマ)が背中を向けて立っていた。
近寄ろうとすると突然凄まじい衝撃波に弾き飛ばされる。
遠くの空に火柱が立ち上り、隊員達の混乱した無線の中、巨大なキノコ雲が視界の端に移る。
核攻撃を受けたのか? 薄れ行く意識の中、アリスティードが自分をどこかに運んでいくように部下に命令している声を聞く。

193:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:24:32 MJaWbW/Z0
ベケットは夢を見ている。自分は何かの手術を受けているのだが、
その最中内臓をひっかき回される幻覚に苦しめられる。
「ちょっと痛いかも知れんぞ」
そう言って手術用の鋏を突き立てた医者の顔がゾンビのように変わり―
悪夢から飛び起きると病院のベッドの上だった。
部屋は荒れ放題でベケット以外の患者はいない。自分の身体を調べてみるととりあえず無事のようだ。
(ここからスローモーが使えるようになります)
ストークスからの無線が入り、グリフィンとベケット以外の安否が確認できないとのこと。
職員と思しき死体があちこち転がる酸鼻を極める光景の中、アリスティードと再会するが、
T.A.C.ラボに向かえといって一人で先に行ってしまう。
そんな中スネークフィストと名乗る人物が回線をハッキングして情報を提供してくる。
ATC私設部隊と戦いながら、大人アルマが死体安置所で何かを探しているのに遭遇したりして、
ようやくアリスティードとストークスに合流するが、
消毒の為ではない謎の装置に入るように言われ、身動きできない時に敵に襲われてしまう。
絶体絶命かと思いきや、超常現象により敵部隊は全滅、ベケットも吹き飛ばされ意識を失う。
白昼夢の中、子供アルマが木に吊るされたブランコに乗っている。
振り向いた彼女が言う、隠れる事はできないわ……
意識を取り戻すと目の前にはむさいおっさんの顔が。
会話の内容から彼がヴァネック大佐だと分る。
「お前はハービンジャー計画の一員だな」
意味深な言葉を残し、病院を爆破するように部下に告げて去っていく。
装置からようやく放り出され、ストークス達に合流するため別の道を探す。

ここで二人の隊員が命を落とした。改造手術の最中に何かあったのか、
ジャンコフスキーは暴走した機械に極太の注射器を繰り返し突き立てられ、「彼女を助けてくれ」と言って事切れた。
子供を奪われたといって泣いている女性を追っていたフォックスは、「彼女は俺のものだ」といってベケットに掴みかかって来た後、
T.A.C.ラボで戦闘員を皆殺しにしたのと同じ力に全身の肉を剥ぎ取られて死んだ。
道中破棄されていなかったデータによると自分だけでなく部隊のメンバー全員がハービンジャー計画の被験者であり、
とある目的を持ってアリスティードの元へ送られたらしいことがわかる。
機械を埋め込まれた被験者のレントゲン写真や、惨たらしい実験の末に尊厳も無くうち捨てられた死体たち。
そして襲い掛かってくるリッカーもどき。ここは病院などではなく大規模な地下研究施設だった。
一般の職員と思しき者たちも容赦なく始末され、爆破へのカウントダウンが迫る。
急いで脱出しなければならない。
スネークフィストからの新たな情報によると、死んだ仲間の言っていた彼女―大人アルマがベケットを付け狙っているらしい。
頭痛や幻覚などの症状が現れる、彼女に抵抗しろ。その言葉どおり大人アルマは飢えた獣のようにベケットに襲い掛かる。
スネークフィストは言う。アニメコンベンションで例えると、ベケットはそこに置かれた無料のピザで、彼女はそこに群がるオタクだと。
どうやらT.A.C.ラボの装置に入れられた時においしく味付けされてしまったようだ。

194:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:26:10 MJaWbW/Z0
やがて射撃訓練場のような所に出ると、大型モニターにヴァネックとエネルギー波増幅装置に拘束されたリッカーもどきが映っている。
ヴァネックがここはテレパシーで命令を受け行動するレプリカ兵を指揮する超能力者を作り出す施設だと教えてくれる。
だが、増幅装置や投薬によって強力なテレパスを得ると、それに耐え切れず知能が低下したり発狂したりして軍事用としては使い物にならなくなってしまう。
リッカーもどきとはその被験者の成れの果てであった。
ヴァネックは部下の報告を受けてその場を立ち去った。
ヴァネックの置き土産であるリッカーもどきとそれの操るレプリカ兵と戦うベケットだが、
その数にきりが無く、頭を潰したい所だが手の届く所にはない。
万事休すと思われたが、リッカーもどきは大人アルマの力によって殺され、レプリカ兵の攻撃は終わりを迎えた。
助けてくれた訳ではなく、自分の獲物に手を出すなと言う事だろう。

コンテナを動かして地下施設から脱出すると、ストークスからの無線が入る。
ベケットの生還を喜ぶストークスとグリフィン。皆と合流するために瓦礫と化した街を駆けていく。
所々にある逃げようとする瞬間のまま炭化した人々の像が爆発の凄まじさを物語っていた。
スネークフィストの情報によるとベケットを取り逃がした大人アルマの怒りに触れて、
周囲のレプリカ兵が目を覚ましたとのこと。おまけに死者を操る敵まで出てくる始末。
忙しい所にスネークフィストから無線が入る。
アリスティードがATCの軍隊のオマケつきで自分の隠れ家に向かっている。
このままじゃ二人とも殺されるから助けてくれと。場所はウェイド小学校。
大切な情報源を失うわけにはいかない。急いで合流してヴァネック達より先に到着しなければ。
と思ってたらグリフィンが様子のおかしな女を追いかけるという。
モラレスからの連絡でスタジアムは被害が酷くて近づけないというので集合場所が変更になったり、
アーマーを倒したり、スナイパーに囲まれたストークスを助けたり、
アーマーに乗ってやりたい放題したりして、集合場所付近でグリフィンに再会したが、
案の定女は大人アルマで、抵抗もむなしくグリフィンはベケットとストークスの目の前で異次元に吸い込まれてしまう。

195:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:28:56 MJaWbW/Z0
生き残ったメンバーは装甲車でスネークフィストのいるウェイド小学校へ。
キーガンが先に偵察に向かい、ベケットはストークスと共に破壊された小学校の内部を探索する。
キーガンはまた酷い頭痛に悩まされているようだ。
とある部屋に入った途端幻覚に襲われ、ストークスとはぐれてしまう。
その部屋の壁にクラスメートのイラストつきの名前が貼られており、
そのひとつはアルマという赤いワンピースの少女。
ストークスを探してうろうろしていると再び大人アルマの襲撃を受け、念力で宙吊りにされる。
大人アルマは媚びる様な上目遣いで見上げた後、姿を消してしまう。
その後二人と合流するが、再び大人アルマに襲われる。
キーガンは頭痛が悪化して身動きが取れなくなり、ストークスはキーガンと装甲車へ戻る事に。
(ストークスは超能力の素養がないので精神攻撃の影響が薄い)
 ATC部隊やレプリカ兵だけでなく亡霊までも退けながら奥へ進んでいく。
保健室にたどり着いてパソコンを操作するとそれは地下へと続く偽装エレベーターだった。
どうやらここも地下研究所付きのアーマカムの実験場らしい。
(ここで行われていたのはパラゴン計画。幼少の頃から優秀な超能力者を発見、スキルを開発し、
後のハービンジャー計画の被験者にする為に、
そこの子供達を三班に分け投薬や特殊な授業を受けさせていた。
子供と先生はみなあの爆発で死んだようだが、
そうでなければ証拠隠滅のために始末されることになっていた)

研究所に到着すると、丁度アリスティードと男が口論している所だった。
彼がどうやらスネークフィストのようだ。
アリスティードはスネークフィストからアルマを封じ込める何かを奪って去っていった。
除染装置の前までくると、その中にはヴァネック大佐がいた。
誘われて中に入ると部下を次々失いやけになったのか、タイマンでのつかみ合いになってしまう。
もみ合いの末にヴァネック大佐は持っていたショットガンで頭を吹っ飛ばされて
あっけない最期を遂げる。
除染装置を抜けると独房が並ぶ通路に出た。
そこに閉じ込められていたらしいリッカーもどきを撃退しながら
ようやくスネークフィストのもとにたどり着く。
長髪髭の怪しいTシャツを着た白衣の男、ハービンジャー計画の技師本名テリー・ハルフォード。
それがスネークフィストの正体だった。何となく教室にあった先生のイラストに似ているような。
彼はすでに今回の事件に関わる情報を装甲車に転送してくれていたようだ。
建物の周りにはレプリカ兵が集まっている。
ベケットのテレスティック波は大人アルマだけでなくレプリカ兵までも呼び寄せてしまうらしい。
ピザの次は磁石とか散々な言われようである。
オタクらしい無駄な知識を披露しながらハルフォードは
くすねてきたと言うアーマカムの試作品をプレゼントしてくれる。
こんな所からおさらばしようとハルフォードが言った途端、
ステルス忍者によって彼は首を切り落とされてしまう。
護衛対象が殺されてしまった以上、ここに用はない。急いで仲間の下に戻る。

196:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:33:01 MJaWbW/Z0
装甲車に帰ってくると、ストークスがハルフォードの遺産であるデータファイルを見せてくれた。
そこではビデオメッセージでアリスティードが自分にしたことが絵つきで説明されていた。
このままではベケットは大人アルマに吸収されてしまうので、
スティル島の施設にある精神力増幅装置で彼女を倒さなければならない。
スティル島まであと15分ほどのところでレプリカ兵の妨害を受け、地下鉄に逃げ込む事に。
(モラレスがノリノリな本性を現し始める)
そこで援護射撃をしていると、キーガンが大人アルマに呼ばれたらしく単独行動にでてしまう。
その姿はやがて光の中に消える。
暫く探したが見つからないのでストークスたちの下に戻る事にする。
地下を抜けて街の中を進むと、端の見えないほどの巨大な穴が底無しの口を開けていた。
恐らくはここが爆心地なのだろう。大人アルマの影響か無数の亡霊が怨みの声を上げている。
そこに出来た亀裂からスティル島に続く地下貨物列車のプラットホームへ向かい、
上手い具合に停車していた列車を動かして先へと進む。
途中やはり敵と交戦し、列車が壊れてしまうが何とか乱暴ながらもターミナルにたどり着く。
列車から放り出されたベケットの前をキーガンが歩いていく。
その姿は過去の残像を見ているように現れては消えるのを繰り返す。
列車を乗り継ぎスティル島の実験施設へ到着。
大人アルマの熱烈な歓迎を必死に退けエレベーターで上階に出ると、そこは異世界だった。
ブランコで遊んでいた子供アルマが大人達に施設に連れ戻される過去を幻視する。
丁度近くにそれと同じ、木に吊るされた手作りのブランコがある小さな庭があった。
地面に転がる人形は、あの時子供アルマの手から落ちたときのままなだろうか。
そんな事を思っていたらストークスから施設に到着したとの連絡が入る。
だがモラレスがレプリカ兵に囲まれ大ピンチ。急いで増援に向かう。
装甲車で乗り込んできたモラレスと合流し、ストークスが流れ弾で壊れたドアをあけるまで、
モラレスが敵に愉快な罵声を浴びせ続ける中
統率を失ったらしいレプリカ兵を装甲車の砲塔で蹴散らす。

197:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:34:11 MJaWbW/Z0
入り口をガードしてくれるというモラレスを置いて、再び地下へ。
そこでストークスが先に来て待っていた。彼女と共に古びたコンソールや機械の並ぶ内部を進み、
厳重にエアロックされた先にようやく増幅装置を発見する。
球状の物体が直径部分辺りから水平に分かれ内部が明らかになる。
そこには何本ものコードがつながれた椅子のようなものが中央に備え付けられていた。
ハービンジャー計画の研究所でリッカーもどきが拘束されていたものに似ているが、
パワーが桁違いなのだ。
電源を入れエネルギーが充填されるのを待つ間、ストークスはベケットを装置へ固定していく。
だが充填が完了する前にアリスティードに電源を落とされてしまう。
「何をするの?! 私達は彼女を止めなければいけないのよ」
「私もそのつもりよ」
「ベケットの力は増幅装置が無ければ不十分だわ。アルマに吸収されてしまう」
「そのあとにね、一緒に彼らを封じ込めるの」
「彼女を倒す事に何かまずいことでもある訳?! どうしてこんなことするの!」
「アルマ無しでは私は何の影響力も持たない、影響力のない私に未来はないわ」
自らの野心の為街一つが瓦礫の山となり、実験の犠牲となった被験者や住民の屍の山を築いてなお、
アリスティードは未だ大人アルマを操れると考え、その力で権力の座に返り咲けると信じているのだ。
これ以上狂人の相手は出来ないとストークスは銃を抜くが、アリスティードに返り討ちにあってしまう。
しかし装置に拘束されたベケットになすすべはない。
「こんなことになって本当に残念よ。心からね。私が悪いんじゃないの。
こうするしか方法がなかったのよ。運命とのデートを楽しんで、ベケット軍曹。
彼女を待たせてはだめよ」
何かの気配を感じて辺りを見回すアリスティードを邪魔だとばかりにぶっとばす大人アルマ。
装置から足場が離れていく(そこにつかまっているアリスティードが見える)。
増幅装置が閉じられ、アルマが圧し掛かってくると同時に、世界はまたあの異世界に変わっていた。
異世界に不自然に存在する装置と電源。
その上で無意味な数値の羅列がアナログな装置の上で踊っている。
電源の前に立つとミイラ化したキーガンが襲ってくる。
「何故彼女は俺を選ばない?!」
スイッチを入れるためにキーガンとの戦闘が始まる。
「何故彼女はおまえばかりかまうんだ!」
3つのスイッチをひとつ起動するたびにリセットされる世界。
「彼女は俺のものだ! お前のものにはならない!」
最後のスイッチに手をかけようとしたとき、キーガンとついにもみ合いになる。
均衡した力はやがて崩れ、ショットガンの銃口がキーガンの顔を捉えた。
「助けてくれ……」
命乞いをするキーガンの頭を吹っ飛ばし、ベケットはようやく最後のスイッチを入れる。
光が膨張し、弾け、異世界の不気味なオブジェは白い闇に解けていく。
(この間に大人アルマのヘブン状態が何度かカットインされます)
黒い闇の中に青い光がともり出す。増幅装置の内側が見える元の世界に帰ってきたのか。
安堵したのもつかの間、装置が開かれた時、そこは地獄のような世界が広がっていた。
ゆっくりと大人アルマが近づいてくるが、拘束されている状態は変わらず身動きが取れない。
彼女の腹部が丸みを帯びている。
装置の起動が上手くいかなかったのか、それとも増幅された力すら利用したのか、
彼女はベケットを吸収し自らの中に新しい命を宿したのだ。
大人アルマは逃れようともがくベケットの左手をそっとそこへ導く。
「ママ……」
お腹の子の声を聞いて、満足げに微笑む大人アルマ。そして暗転。

198:F.E.A.R. 2: Project Origin ◆l1l6Ur354A
09/09/24 03:38:58 MJaWbW/Z0
■個人的推測による補足

子供アルマ:
8歳の少女の姿のアルマ。無印主人公は助けるが、他の者には容赦しない。
今回は過去の幻影として見る事はあるが、向こうから積極的に関わってくる事は少ない。
T.A.C.ラボでご愁傷様と言われるくらいかな。

ベケットのされた事と大人アルマの目的:
アリスティードがベケットを大人アルマの餌にする為に、
遺伝子操作とT.A.C.ラボの装置に入れられて
アルマとのリンクを強化を追加されてしまったベケット。
その餌の意味が、

A:「子供取られちゃったんならまた作っちゃえばいいじゃない」
と超ポジティブシンキングで発情期モードになった彼女を引き寄せるための
フェロモン的な何かを撒いている。
B:「その子は私のものよ、誰にも渡さないわ」的な思考が高じて
(自分のお腹の中に)しまっちゃうお姉さんと化した彼女を引き寄せるために、
彼女の子供(プロトタイプ)に遺伝子的に擬態している。

演出的には前者っぽいが、副作用でスローモーが使えたり、死体安置所で探し物をしていたり、
子供がいないと泣いていたりするのを見ると後者のような気もするが。
嘘泣きかもしれないけど。肝心のベケットは全くひっかからないけど。

学校のアルマさん:
小学校にアルマの名前付きのイラストがあるが、
実際には成人した二人の息子がいる彼女自身のものであるとは考え辛い。
実験により超能力に目覚めた子供がいないはずのアルマを知覚して描いたものではないだろうか。
(怖い話でよくある「こちら4名さまですね」「いや3人だけど……」なパターン)

テレスティック:
一般的に言うテレパシー、千里眼、過去視、予知、遠隔操作などに加えて、霊感、霊能力的なものも含まれている。
F.E.A.R.世界で言うとアルマに関わりの深い場所や物の側に行ったり、
もしくはアルマが近くにいるとテレスティック値の高い人は頭痛や悪寒がしたり、
幻覚を見たりするが、値が低かったりなかったりするとストークスのように何も感じなかったりする。
何かと波長が合いやすい人はとり憑かれやすいとかいうように、
シンクロ値が高いとアルマに操られやすくなる。そんなイメージ。

無印主人公:
DC digital comicというトレイラーと、ベケットの冒頭の夢を合わせると
無印エンドで大人アルマにヘリを落とされた後、
子供アルマにどこかへ連れて行かれたような印象を受ける。
正直この人はもうヘリには乗らない方がいいと思う。

以上です。最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

199:ゲーム好き名無しさん
09/09/24 06:45:53 05LCbeLy0
FEAR2乙
相変わらずもやっとしたEDな作品だな
3でベネットが無印主人公を連れ子にしたアルマと三人で平和に暮らしてたら笑えるが

200:夜想曲2
09/09/24 17:02:02 fb5YIY7x0
近いうちと言ったくせに遅くなってすみません。
続きを投稿します。
第2話と第3話の分岐シナリオをわかりやすくするために「○○編」と名づけておきます。
当然、公式名ではありません。

201:夜想曲2
09/09/24 17:04:00 fb5YIY7x0
 1人の男がビルの屋上から飛び降りた……。

 主人公はオールドファームという刑事ドラマにハマり、パートナーに秘密の暗号を一方的に決めて伝える。
 その時、誰かが図書館を訪ねてきた。
 呆れるパートナーを尻目に、主人公は訪ねて来た客を出迎える。
 訪ねて来たのは老女と女の子だった。
 老女の名は白川照子。日本有数の企業『白川産業』の代表取締役社長。亡き主人に代わって白川産業を切り盛りしているという。
 照子は一冊の本を取り出し、その本について語り始めた。
 専務の来栖正義が専務室で発見した本で、照子の持ち物ではないかと聞いてきたが身に覚えのない本だった。
 捨てる気にもなれず何気なく所持していると、それから死んだ主人の夢を頻繁に見るようになった。
 しかし主人のものでもないので関連が全くない。
 気になってその本を調べてみたら、『復活の書』というラテン語の本らしい。
 主人公が本を開いてみると、あるページしおりが挟んでおり、そこには詩が書かれていた。

  花の妖精大忙し
  笑って大空駆けめぐる
  笑顔で大空飛び跳ねる
  春が来たなら仕方がない
  それが花の仕事なのだから

 この詩は照子も知っていて、幼い頃母親が歌ってくれた詩だという。
 ところが、この本を発見した来栖が昨晩、会社の屋上から飛び降り自殺をした。
 来栖は会社創業時から先代社長である白川に仕えていた人物であり、戦争で片腕を失くし片足を負傷していた。
 夫の夢と来栖の死……気味が悪くなった照子は、この野々宮図書館に本を引き取ってもらいたいと頼みに来たのだ。
 その時、庭で遊ぶ連れの女の子の姿が映った。
 少女は神城翔子、照子の孫である。
 主人公は翔子に純白スミレの話を聞かせてあげると、話し掛けてきた。
 その様子を見た照子は、翔子が知らない人と話すことは珍しいと少し驚く。

 アルバイトの主人公に引取りの決定権がないので、田所が戻ってくる6日後に再訪問の約束をさせた。
 照子と翔子は帰っていき、本は主人公が一時預かる事になった。

 5日後。
 田所から連絡が入るが、出張が長引いて明日には帰って来れないと言われる。
 主人公は照子にその事を伝えようと電話するが、事務の人間が「会議中なのでこちらから連絡する」と言って切られてしまう。

 その日の仕事を終えた主人公が談話室でテレビを見ていると、ニュースで来栖の自殺についての報道があった。
 ニュースの内容によると、自殺の動機は使途不明金が暴かれるのを恐れて。
 自殺した時、来栖は『笑いの面』と呼ばれる仮面を身につけていた。仮面には対となる『泣きの面』があるが、紛失しているとの事。
 当初は事件性を疑われていたが自殺に不審な点がなく、警察は自殺として処理するのだと言う。

 その夜、エアコンが故障し寝苦しくなった主人公は1階に降りて冷蔵庫にあった水を飲みに行く。
 飲み終えた主人公が寝室に戻ろうとした時、執務室から物音が聞こえてきた。
 いつもの幽霊の仕業ではなさそうと感じた主人公は、しぶしぶ執務室を調べようとする。
 しかし執務室のドアを開けた途端、何者かに殴られてしまう。
 気を失いかけた主人公が見たのは………『泣きの面』をつけ、片腕がなく、片足を引きずるようにして歩いていく男の姿だった。

202:夜想曲2
09/09/24 17:08:16 fb5YIY7x0
 翌日、意識を取り戻した主人公は荒らされた執務室を調べる。
 そして、執務室にあった『復活の書』がなくなっていることに気づいた。

 仮面をつけ片腕がなく片足を引きずる……死んだ来栖と特徴が一致している。
 来栖の幽霊だとでもいうのか?
 しかし、あれは紛れもなく生きている人間だ。

 主人公は本が盗まれた事を照子に伝えるためにパートナーと共に白川産業を訪ねた。
 社長秘書室で気弱そうな秘書の安藤益男と出会う。
 安藤は元は大手園芸店に勤めており、花が大好きで自室にハーツィーズ(パンジー)を飾っていた。この会社に入社したのも社章が花(アイリス)だったからだそうだ。
 安藤がスキンクリームのようなものを塗りながら自身の経歴を説明していると社長室から言い争いの声か聞こえ、間もなく2人の男と照子が出てきた。
 2人の男は言い争い続け、照子は必死で両者をなだめている。
 照子が主人公に気付くと、話しをするために屋上に移動することにした。
 
 屋上で照子は先程の言い争いについて語り出す。
 言い争っていた2人は副社長の佐々木浩二と、翔子の父親の神城一仁。
 一仁は照子の娘である白川亜砂と結婚し翔子を産んだが、亜砂が野田という男と浮気したため別居。
 現在翔子は照子の元で預かっており、そこへ一仁が乗り込んできて翔子の引取りを要求してきた。先程の言い争いも、それに関する事だった。
 主人公は本題に入り昨日の出来事を話すと、照子は怯え出す。
 実は昨晩、安藤もエレベーターに乗って10階の役員室に来たところで仮面の男を目撃していたのだという。
 仮面の男は本当に蘇った来栖? その疑惑に照子は怯えていた。

 要件を終えて帰る途中、ロビーで一仁と受付の君島順子が言い争っているのを目撃した。
 社長に会わせろと怒鳴り込む一仁だが、順子は冷静に対応している。
 主人公とパートナーは騒ぎを素通りして帰ろうとするが、そこへ不機嫌で帰ろうとする一仁とパートナーがぶつかり、パートナーが倒れてしまう。
 主人公が文句を言おうとすると、一仁はお詫びとして喫茶店に誘った。

 喫茶店で一仁は亜砂との和解の算段ができていると言い出す。
 野田とも電話で話がついており亜砂との仲直りに協力してくれるとのこと。
 そのための亜砂を口説き落とす甘い言葉まで教えてもらったとか……。

 次の日、仕事をしている主人公の元にパートナーが訪ねて来た。
 その手には『ヒュー次』という特定のキーワードを言うと頭が光る人形を持っており、キーワードには主人公の名前を勝手に使っていた。
 そのことに少々不服な主人公を無視して、パートナーは本の整理の話題に切り替える。
 この地下書庫にある本は死に関わった本を乱雑に集めているだけなので、続きものの本でも巻が抜け落ちているのもある。
 パートナーはふと、巻が抜け落ちているある本に手を伸ばす。
 その時、電話が鳴り出した。
 電話の主は照子。
 照子は「一仁が亜砂の家で……」と言うが、取り乱しておりそれ以上は言えない様子だった。
 すぐに照子の家に向かうと言って電話を切り、図書館をパートナーに任せて照子の家に向かった。

 その途中で翔子への土産として『ヒュー次』を購入し、キーワードを決めた。

203:夜想曲2(第2話)
09/09/24 17:12:01 fb5YIY7x0
 照子の家を訪れた主人公は翔子に『ヒュー次』をプレゼントした後、照子から話を聞く。
 そして昨夜、一仁が亜砂の家で殺害された事を聞かされた。
 通報したのは隣人の女性で、亜砂の家から悲鳴が聞こえたのを不審に思って警察に通報。
 その後、仮面の男が歩いているのを目撃したという。
 警察は別れ話のもつれではないかと亜砂を疑っている。
 照子に犯人の心当たりを聞くが、亜砂の家を知っているのは野田と会社の一握りの人間だけで、その中で思い当たる事はいないと言う。
 主人公が事件の事を考えていると、照子は突然『復活の書』の詩を口ずさみ、「『復活の書』の詩は人の復活を暗示し、来栖が復活して一仁を殺害した」と言い出した。
 度重なる事態に精神が完全に参っているようだ。 
 主人公は何者かが詩の内容に沿って犯行を行った―いわゆる見立て殺人ではないかという考えを出し、照子を落ち着かせる。
 現時点で一番怪しいのは、亜砂の浮気相手の野田。
 主人公は亜砂に事情を聞きに行こうと提案するが、照子は長い間亜砂と会っていないので今更どのような顔して会えばいいのか、としぶる。
 仕方なく主人公1人で行く事にした。

 主人公は亜砂が入院している病院へ向かっていた。
 その途中、二人の女子高生とすれ違う。
 △
 女子高生・由美と亜美の会話が聞こえてくる。
 亜美が由美にクイズを出していた。
「猟奇殺人鬼2人が裁判の時に精神鑑定を受けた。そのときの質問である。『父、母、息子の3人家族がいました。父が亡くなり、その葬式で母は父の会社の同僚に一目惚れしました。次の日、母は息子を殺害しました。それはなぜでしょう?』 猟奇殺人犯達は何と答えたか?」
 猟奇殺人犯は2人とも、同じ解答を出したという。
 ▲  
 女子高生達が通り過ぎた後、主人公は小学生の時に親友の夏木真帆をお見舞いに行ったときの事を思い出していた。
 そして自分が手ぶらであることに気付き、途中で見舞いの品を購入する。

204:夜想曲2(第2話)
09/09/24 17:14:38 fb5YIY7x0
 主人公が亜砂の入院している立花記念病院に辿り着くと紙袋を持った安藤が現れた。
 安藤は照子から亜砂の見舞いの品を持ってきたのだが、これから創立記念パーティーの打ち合わせがあるので主人公から渡して欲しいと頼む。
 紙袋の中には高価なバッグが入っており、その中に思い出の品があるらしい。
 主人公は引き受け病室に向かった。
 見張りの警官に頭を下げて病室に入った主人公は亜砂と面会する。
 亜砂の顔を見て主人公は驚く。
 亜砂の顔は真沙子の肖像画と似ているのだ。
 主人公は亜砂に購入した見舞いの品と照子の贈り物を渡すが、贈り物の方は受け取ろうとしない。
 気まずい雰囲気の中、主人公は花瓶に飾られたパンジーの花から話題に入る。主人公が病室に入った時、亜砂はこの花をずっと見ていたようだった。
 さらに図書館で翔子と会った事を話すと、少しだけ心を開いた亜砂は事情を話してくれた。
 一仁は真面目な男で翔子にもいい父親であったが、それ故に刺激がなく面白味のない生活の繰り返しであった。
 そんな生活に飽き飽きしていた2年前に野田と出会い、どこか危険な香りがした野田に惹かれていった。
 そして事件の日……一仁は主人公と喫茶店での話の後、亜砂に会いに行った。
 亜砂は離婚の話を切り出したが、逆上した一仁は掴みかかってきた。
 その時仮面の男が現れ、一仁を狙撃し殺害。
 亜砂は気絶して、そのまま病院に運ばれたのだ。
 その仮面の男が野田ではないかと主人公は思うが、亜砂は野田ではないときっぱりと言う。
 野田は重度のアレルギーで常時薬を塗っており、薬を切らすと病院に行かないと駄目という事だ。
 マーガレットのアレルギーで、以前写真を見せてもらったらしい。
 亜砂が少し落ち着いたのを見計らって主人公は照子の事を切り出したが、亜砂は照子の事を嫌っており、怒らせる結果となってしまった。
 
 結局、それ以上話は聞けず病院を後にする。
 照子からの見舞いの品を渡せなかった主人公は、持っていても仕方ないだろうとゴミ箱に捨てる事にした。
 その時、紙袋からレシートが落ちた。
 花瓶を購入した時のレシートのようだ。
 どうやら安藤は主人公が来る前に照子の病室を訪ねていたようである。
 おそらく亜砂に追い返されたのだろう……。

 照子の家に戻り経緯を話すと、照子は亜砂の反応は予想通りだったと落胆する。
 主人公は気休めともいえる言葉で励ますと、照子は少しだけ元気を取り戻し亜砂に会いに行く決意をした。

205:夜想曲2(第2話 犯人編)
09/09/24 17:20:04 fb5YIY7x0
 図書館に戻った主人公はパートナーと談話していた。
 7時30分になった時、電話が鳴り響く。
 電話の主は照子だった。
 照子は「亜砂が……」と言葉を繰り返すが、以前よりもさらに取り乱しておりそれ以上は言えない様子だった。
 主人公はすぐに家に向かうと言い、電話を切る。
 そこへ鬼村が訪ねて来た。
 鬼村は休暇でハワイに行ってたらしく、お土産を持って来ていた。
 主人公は鬼村が車でやって来た事を察知し、鬼村を煽ててパートナーとともに照子の家に向かう事にした。

 照子の家に向かう途中で、鬼村から亜砂が殺害されたことを聞かされる。
 死因は麻酔薬を大量に打たれてのショック死。
 全身が痙攣を起こしながら昏倒して死を迎えるので、ヘタな凶器で殺されるよりも苦しい死に方と説明される。

 照子の家に辿り着くと、照子はベッドで寝込んでおり安藤と翔子が看病していた。
 照子は度重なる事件で神経が参っており、うわごとを繰り返していた。
 安藤が事件の説明をする。
 照子が亜砂の病室を訪ねた時、病室は荒らされていた。
 亜砂は昏睡状態で、両手を祈るように胸に当てて、その手にはパンジーが握られていたのだという。
 そして看護婦が仮面の男を目撃していた。
 そこまで説明すると、安藤は突然顔を青くして部屋を出て行った。
 主人公達も照子の家を後にする。

 2日後、テレビのニュースで佐々木が一仁と亜砂の殺害容疑で逮捕された事が報じられた。
 佐々木の家近くで仮面の男が目撃されたという情報を得た警察は、佐々木の家を家宅捜査に踏み切った。
 そこで来栖の所有していた仮面とスーツ、さらに盗まれた『復活の書』も発見され、警察は佐々木を緊急逮捕したという事だ。

 次の日、鬼村が訪ねてきて警察の内部事情を話してくれる。
 見張りを配置していた病院内で殺人が起こったので、上層部は相当ピリピリしていたようだ。
 しかし、主人公は佐々木が犯人である事に納得していなかった。

206:夜想曲2(第2話 犯人編)
09/09/24 17:27:39 fb5YIY7x0
 本当に佐々木が犯人なのか?
 疑問に思いながら仕事を続ける主人公の元に、パートナーが本を持って訪ねてきた。
 警察に押収された『復活の書』が贈られてきたので持って来たのだった。
 その『復活の書』を改めて眺めたパートナーは、この『復活の書』はこの前見た巻の抜け落ちた本じゃないのかと言い出した。
 主人公が『復活の書』に続きはないはずと否定すると、パートナーは表紙を指差す。
 金色の装飾が剥がれ落ちてほとんど見えないところにローマ字の『Ⅱ』の文字が見える。
 主人公は慌てて蔵書録を見直すと、この本は花の詩を選りすぐりそれに解説を加えた本であり、全3巻の内の2巻であることが判明する。
 これは『復活の書』ではない!
 なぜこの本が『復活の書』だという事になっているのか?
 考えた主人公は一つの結論に行き着く。
 照子はこの本を『復活の書』だと誰かに思い込まされ、照子の口から死者復活を本当のように演出させたのだ。
 では誰が照子にそう思わせたのか?
 主人公はある人間の証言がおかしいことに気付く。
 その証言とは、「亜砂の死体にパンジーが握られていた」
 そう言ったのは……安藤益男!

 安藤の次の狙いが照子や翔子ではないかと思った主人公は鬼村に連絡し、パートナーに“ある物”を用意させ照子の家に急行した。

 照子の家に辿り着いた時、空は暗雲で覆われ雨が降り始めた。
 照子は寝室で眠っていた。
 主人公は、照子に犯人が安藤である事を話すが、動揺している照子には状況が理解できなかった。
 主人公と鬼村は一計を案じる。

207:夜想曲2(第2話 犯人編)
09/09/24 17:29:41 fb5YIY7x0
 しばらくすると安藤が寝室に現れた。
 主人公は自らの推理を安藤に突き付ける。
 安藤は「亜砂の死体には一輪のパンジーが握られていた」と言った。
 しかし麻酔薬を大量に投与された人間は痙攣を起こすのでパンジーを握ったままというのは有り得ない。
 実際、後で警察から聞いた話によるとパンジーは床に落ちていた。
 つまり「パンジーが握られていた」という状況は、痙攣を起こす前に病室にいた人間のみが知りえる事実!
 真実を突き付けられた安藤は本性を表し、ボウガンを取り出す。
 そこへ翔子が現れる。
 安藤は翔子を人質にして逃亡しようとした。
 その時、近くに雷が落ち停電する。
 辺りが暗闇に包まれ状況が不利に。このままでは安藤は逃亡してしまう!
 ふと主人公は、翔子に渡した『ヒュー次』を思い出し、登録したキーワードを叫んだ。
 『ヒュー次』の明かりで状況が把握できるようになった瞬間、照子の布団が持ち上がり仮面の男が飛び出して安藤に襲い掛かる。
 安藤はボウガンを男に発射するも、矢は男の体に刺さることなく弾かれる。
 仮面の男が迫ることの恐怖に支配された安藤は罪を告白して崩れ落ちた。
 そこへ警官が現れ、安藤を連行していく。
 安藤が連行された後、男は仮面を取り外す。
 仮面の男は防弾ベストを身につけた鬼村だった。
 
 安藤の逮捕により、佐々木は釈放された。
 しかし、安藤はなぜ来栖と一仁と亜砂を殺したのか?
 結局、それは謎として残った。


第4巻 「真夏の夜の夢」  続


(余談)
・オールドファームというのは、古畑任三郎のパロディと思われます。刑事役のシルエットがもろ田村正和似で、口調まで似ていますし。
・由美と亜美は言うまでも無くあの2人がモデル。ちなみに前作にも登場しています。
・パートナーが『復活の書』を持って訪ねて来る時、第2話のプレイ回数に応じてパートナーが普段とは違う格好で登場します。

208:夜想曲2(第2話 野田の正体編)
09/09/24 17:37:42 fb5YIY7x0
(亜砂の病室から分岐。亜砂との会話の選択肢で「野田さん~」→「翔子ちゃん~」、そして帰りに贈り物の選択肢で「もって帰ろう」を選ぶ)
 亜砂が少し落ち着いたのを見計らって翔子の事を切り出すと、亜砂はいずれ照子から翔子は引き取ると答える。
 しかし照子の事は完全に毛嫌いしているようだ。
 
 亜砂を怒らせる結果となりそれ以上の話は聞けなかった主人公は病院を後にする。
 照子からの見舞いの品は持ち帰ることにした。

 照子の家に戻り経緯を話すと、照子は亜砂の反応は予想通りだったと落胆する。
 主人公は気休めともいえる言葉で励ますと、照子は少しだけ元気を取り戻し亜砂に会いに行く決意をした。
 その前に、これから創立記念のパーティーの打ち合わせがあると言う。そのパーティーで翔子がプレゼンターをするとの事。
 打ち合わせの間、翔子の面倒を見てほしいと頼まれた主人公は翔子と一緒に遊ぶ事にした。
 
 翔子は庭で亜砂が植えた夾竹桃(きょうちくとう)という花を眺めていた。
 翔子は子供ながらにして亜砂の気持ちに気付いていた。表には出さないが、自分をいかに大切に思っている事を。
 主人公は亜砂に会いに行こうと提案すると、翔子は喜んで賛成する。

 病院に訪れた時には、すでに外来の受付が終わり人気がなくなっていた。
 翔子の手には夾竹桃が握られていた。
 嬉々としながら亜砂の病室の前に来たその時、亜砂の病室から仮面の男が出て来た。
 男は片足を引きずるようにして廊下の向こうへと去って行く。
 嫌な予感がした主人公が病室に駆け込むと、室内は荒らされ、亜沙の持ち物とパンジーが床に落ちている。
 そして亜砂は昏睡しており、ほとんど虫の息だった。
 腕には注射の痕があり、何かを打たれたようだ。
 その時、扉から叫び声が上がる。
 看護婦の緑川かおりがこの光景を見て、主人公がやったものと勘違いしたようだ。
 主人公は叫び声を聞いて駆けつけて来た警官達に取り押さえられてしまう。

 医者の懸命の処置も虚しく、亜砂は息を引き取った。

 駆けつけてきた刑事達に事情を話す主人公。
 その刑事は『直木さをり事件』で会った村枝警部と早坂刑事だった。
 顔見知りだった事が幸いし、誤解を解く事ができた。
 ふと自分の指を見ると、何かクリームのようなものがついていた。
 その時、照子と安藤が駆けつけて来た。
 照子は亜砂の死体を見て、泣き崩れてしまう。

209:夜想曲2(第2話 野田の正体編)
09/09/24 17:43:00 fb5YIY7x0
 次の日、照子が気になった主人公は家に電話をかけてみる。
 電話を取ったのは安藤だった。
 安藤は照子がショックのあまり寝込んでしまい、うわ言を繰り返している事を伝える。
 警察から事情を聞いたという安藤は主人公に事件の事を説明する。
 亜砂の死因は、大量の麻酔薬を打たれてのショック死。
 両手を祈るよう胸に手を当てパンジーの花を握っていたという。
 照子がこんな状態になってしまった以上創立記念のパーティは中止にするしかなく、安藤も気を落としているようだ。
 
 (その後、佐々木の逮捕のニュースから主人公の推理まで内容は同じなので省略)
 
 これは『復活の書』ではない!
 なぜこの本が『復活の書』だという事になっているのか?
 考えた主人公は一つの結論に行き着く。
 照子はこの本を『復活の書』だと誰かに思い込まされ、照子の口から死者復活を本当のように演出させたのだ。
 では誰が照子にそう思わせたのか?
 それは……野田だ!
 亜砂は野田に気を許しているので、殺す事も容易なはず。
 そして主人公の手についていたクリームのようなもの―あれは野田のアレルギーの薬ではないだろうか?
 おそらく野田は主人公達が来る前に亜砂と会い、その時にアレルギーを起こして薬を塗ってもらったのだろう。そうして油断している時に……。
 だが、『復活の書』や『仮面』は?
 その謎が解けず、考えが行き詰まってしまう。
 この推理には無理があるのか? 野田が犯人ではないのか?
 推理を中断すると、パートナーは一度帰ると言い、傍に置いていた黄色い袋を持って帰ってもいいかと聞く。照子が亜砂に渡そうとした贈り物だ。
 別に必要なものではないので主人公は承諾する。
 パートナーが中を開けると中からレシートが床に落ち、さらにそしてもう1つ何かが入っていた。
 皮膚科の診察券だった。安藤の名前がある。
 どうやら安藤はアレルギーがあるようだ。
 アレルギー………そうだ、野田にもアレルギーがある!
 主人公は照子の家に電話すると、取ったのは翔子だった。
 主人公は駄目元で翔子に安藤のアレルギーの事を話すと、翔子は照子から安藤のアレルギーの事を聞かされていた。
 安藤のアレルギーはフランスギク。
 マーガレットとは違う事に落胆して主人公は電話を切る。
 しかしパートナーにフランスギクの事を話すと、マーガレットに似た花だと聞かされる。花屋でも時々間違うほど似ている花なのだと。
 マーガレットに似た?
 ………そういうことか!! 
 亜砂は野田が何のアレルギーかは写真を見て判断しただけで、野田の口から直接聞かされたことはない。
 亜砂はマーガレットと勘違いしていたのだ。
 これで全てが繋がった。
 野田の正体は安藤益男!
 安藤の次の狙いは照子や翔子ではないかと思った主人公は鬼村に連絡し、共に照子の家に急行する。

210:夜想曲2(第2話 野田の正体編)
09/09/24 17:47:58 OWAPBT6m0
 照子の家に辿り着いた時、空は暗雲で覆われ雨が降り始めた。
 インターホンを鳴らしても反応がなく、主人公達は無断で家に足を踏み入れる。
 まず翔子を探すべく庭へ入ると、案の定翔子はそこにいた。
 翔子を鬼村に任せて主人公は勝手口から家の中に入り、キッチンを通って照子の寝室に向かう。
 その途中、どこからか物音が聞こえたような気がした……。(△でスペシャルエンディングに)
 寝室には照子が眠っていた。
 眠っていた照子を起こして事情を話すと、安藤は少し前に出かけていないのだと言う。
 一体どこへ行ったのだろう?
 待てよ。さっきキッチンで聞こえてきた音……
 あれが気のせいではないとすると、事情を知らない鬼村と翔子が危ない!
 照子に部屋に鍵をかけるように言い、主人公はキッチンに戻った。
 キッチンには誰もいない。
 勝手口から出ようとすると、後ろから呼び声が聞こえた。
 そこに安藤が立っていた。
 主人公は意を決して自分の推理を突き付けると、安藤は本性を表し、高笑いを上げながらボウガンを取り出して主人公に向ける。
 主人公は隙を見つけてダイニングの方へ回り込む。
 安藤は勝手口に鍵をかけ、ボウガンを主人公に向け放った……と思いきや、銃声が鳴り響き床に倒れた。
 鬼村の連絡で駆けつけてきた村枝警部が安藤の腕に拳銃を撃ったのだ。

 安藤の逮捕により、佐々木は釈放された。
 しかし、安藤はなぜ来栖と一仁と亜砂を殺したのか?
 結局、それは謎として残った。


第5巻 「二つの仮面」  続


(余談)
・野田=安藤と誰も気付いていないのは、照子は亜砂が浮気をする前から会っておらず、野田の事は一仁の口から聞いている。しかしその一仁は電話でしか話したことがないので面識がない。つまり、野田の顔を知っているのは亜砂のみ。
・『直木さをり事件』というのは、前作の第2話であった事件。村枝警部と早坂刑事が登場している。つまり今回の第2話は、前作の第2話の後ということになる。

211:夜想曲2(第2話 スペシャルエンディング)
09/09/24 17:52:27 OWAPBT6m0
 耳を澄ませてみるが、音はそれっきり聞こえない。
 気のせいなのか?
 寝室には照子が眠っていた。
 眠っていた照子を起こして事情を話すと、安藤は少し前に出かけていないのだと言う。
 一体どこへ行ったのだろう?
 待てよ。さっきキッチンで聞こえてきた音……
 あれが気のせいではないとすると、事情を知らない鬼村と翔子が危ない!
 しかし下手に動いていいものだろうかと躊躇する。
 その時……
「カット!」
 突然、大きな声が響いた。

「ダメダメ! そんなんじゃ。ここは、主人公が鬼村と翔子の危機を察して、どうしようか葛藤するシーンなんだから。もっとこさー、こう、………あーだーこーだして最後の対決を迎えるんだ」
「でも監督、次のシーンはまだ決まってないのでは?」
「大丈夫だよ。今書いているんだから」
「今書いてるって……」
「じゃ、行くよ! 『シーン98、カット7、テイク125』 レディ! アクション!!」 


スペシャルエンディングⅡ

212:夜想曲2(第2話 その他のエンディング)
09/09/24 18:05:44 OWAPBT6m0
 長くなるので、<犯人編>と<野田の正体編>で見れるバッドエンドを先に投稿します。


2巻 「冤罪」  終
(<犯人編>または<野田の正体編>の図書館にて、推理を間違える)
 主人公は自分の推理をパートナーに披露するが、穴だらけの理論でパートナーにあっさりと否定されてしまう。
 もう少しで解けそうなところで考えが行き詰まる。
 その後、佐々木は容疑者から被疑者に変更され書類送検。
 警察の厳しい尋問を受けて犯行を認めた。
 事件は解決したが、主人公は納得がいかない。
 真相までもう一歩。
 だが、そのもう一歩が解けなかった……。
 

3巻 「ニックネームは二度呼ばれる!」  終
(<犯人編>の照子の家にて、ヒュー次のキーワード入力画面で間違える)
 主人公は『ヒュー次』のキーワードを叫ぶが何も起こらない。
 キーワードを間違えてしまったようだ。
 停電が収まり電気が点くと、安藤が翔子を人質にして逃げようとしているところだった。
 主人公は思わず近くにあった花瓶を安藤に投げつける。
 花瓶は安藤に命中し、翔子はその隙に逃げ出した。
 態勢を立て直した安藤はボウガンを放ち、矢は主人公に命中。
 遠ざかる意識の中で鬼村と翔子の声、そしてパトカーのサイレンの音が響いていた……。

213:夜想曲2(第2話 その他のエンディング)
09/09/24 18:08:28 OWAPBT6m0
6巻 「無謀」  終
(<野田の正体編>の病院にて、仮面の男を目撃した時の選択肢で「捕まえてやる」→「必ず正体を暴いてやる」→「扉の音はフェイク」を選ぶ)
 主人公は反射的に仮面の男の後を追った。
 男を追って非常階段に入ると、主人公目掛けてボウガンの矢が飛んでくる。
 間一髪かわすと、男が下の階に降りて行ったところを一瞬目撃する。
 男を追い続けると、途中の階の扉が締まる音が聞こえてきた。
 主人公は、これは男のフェイントだと判断し、さらに下の階に降りる。
 1Fと2Fの中間の踊り場に差し掛かったその時、ボウガンの矢が主人公の胸に刺さった。
「バカな奴だ、でしゃばるからだ」
 意識を失う寸前に聞こえたその声は、聞き覚えのある声だった……。


8巻 「ミスジャッジ」  終
(<野田の正体編>の照子の家にて、安藤にボウガンを向けられた時の選択肢で「勝手口へと後ずさりした」を選ぶ)
 安藤に追い詰められ、主人公は勝手口へと後ずさる。
 扉の向こうから複数の足音が聞こえてきた。
 鬼村の連絡で警官隊がやって来たようだ。
 主人公は安藤に観念するように言うが、安藤は平然としている。
 安藤に追い詰められ、主人公は勝手口へと後ずさる。
 扉の向こうから複数の足音が聞こえてきた。
 鬼村の連絡で警官隊がやって来たようだ。
 主人公は安藤に観念するように言うが、安藤は平然としている。
 その時、一瞬安藤が態勢を崩し、主人公はその隙に勝手口の扉を開ける。
 だが駆けつけて来た警官が撃った銃弾が誤射となり、主人公の体を貫く。
 意識を失う寸前に鬼村の声が聞こえてきた……。


 第2話はあと2つシナリオがありますが、一旦ここまでにしておきます。

214:夜想曲2
09/09/24 18:13:32 OWAPBT6m0
>>213
8巻の「安藤に追い詰められ……」から「……安藤は平然としている」までの文章が二重になってしまいました。

215:ゲーム好き名無しさん
09/09/24 22:35:02 v1H9Brmq0
新作です。DS「アイドルマスター ディアリースターズ」の秋月 涼のストーリーを、できるだけ分岐も含めお願いします。

216:ゲーム好き名無しさん
09/09/25 00:35:37 P4P2fK8G0
なんで涼だけ
んじゃ便乗して
DS「アイドルマスター ディアリースターズ」の
全員のストーリーをできるだけ分岐も含めお願いします。


217:ゲーム好き名無しさん
09/09/26 01:47:53 DemEcFZ4O
>>216
だが断る

218:ゲーム好き名無しさん
09/09/26 19:59:42 tydEwjQ10
ペルソナ4を最後まで書きました
URLリンク(www8.atwiki.jp)
予告どおりwiki直接編集しました。

219:ゲーム好き名無しさん
09/09/26 22:34:42 B7K2SgHR0
>>218
乙ー
世界は通称「ガッカリ大神」なんだぜ

220:ゲーム好き名無しさん
09/09/27 07:21:09 VXNcsHEw0
クロス探偵物語の5話までを投稿していましたが、
環境変化の問題から実機プレイでの確認ができない為続編が投稿できずに今に至ります。
気になる方がいたらニコニコ動画にプレイ動画をupしている人がいますのでそちらをどうぞ。

ちなみに6話と7話の概要は。

○6話
ある男が指輪を送って恋人にプロポーズしたいのだが、会社に置いてきてしまった。
時間内にセキュリティの強固な会社に忍び込んで指輪を取ってくるというもの。
ストーリーはほぼ存在せず、セキュリティというか仕掛けを解くのがメイン。
最後には会社の高所から指輪を投げ落とし、依頼人が受け取る。

○7話
剣が手に入れた明太子を辛いものが苦手なので冴木に渡す。
しかしそれは致死量寸前の毒入りであり、冴木は病院送りになる。
剣自らが食べないことをも予測して仕組まれた警告だった。
相手は正体不明の裏世界で暗躍する組織であることがわかる。
冴木が恐れるそいつらは剣の父親とも関わりがあったらしい。
その組織からある館に招待を受ける。
そこには剣の他に美樹夏子、マークという若者、粗雑な男、太目の男女、記者の青年、
組織の大男の犯行を目撃したという女性、今回の為に雇われたメイドがいた。
屋敷には罠が仕掛けられており、その中で過ごすことを強要される。
どう選択しても太目の男女は罠で亡くなる。
一種の色盲であると見抜いた剣が仕掛けた罠にかかり目撃者の女性が犯人であるとわかる。
屋敷を爆破するスイッチを押そうとした彼女をマークが銃型のスタンガンで気絶させて回避。
帰り際、マークが呂秋の弟子であり、師の汚名を晴らそうとしていたことがわかる。

221:ゲーム好き名無しさん
09/09/27 17:56:48 iBVoWNTV0
マリオ&ルイージRPG2予約します

222:ゲーム好き名無しさん
09/09/29 05:20:54 aLjUiBrY0
ガレリアンズ(PS)のあらすじがまとめにありますが、詳しい内容を書いて良いでしょうか?
需要あるか分かりませんが…

223:ゲーム好き名無しさん
09/09/29 05:36:11 ad8HfX4r0
書きたいんなら書け。書きたく無いなら書くな。それだけだよ

224:ゲーム好き名無しさん
09/09/29 11:57:43 KEX3ol7a0
是非書いて欲しい、アッシュはプレイしたけど無印は当時見つからなくてやってないから気になる

225:222
09/09/29 19:49:30 aLjUiBrY0
ありがとうございます。ちょっとまとめてきます。

226:ゲーム好き名無しさん
09/09/30 07:06:15 ouEDicbu0
Command & Conquer Red Alert 3 って需要ある?
ちょっと前に「とてつもない日本軍が出てくるゲーム」って
話題になったやつなんだけど。

URLリンク(www.youtube.com)

日本軍キャンペーンのあらすじだけね。

227:マリオ&ルイージRPG2
09/09/30 14:10:49 QcNNh6XX0
マリオ&ルイージRPG2の話を投下します。
マリオ&ルイージの続編ですが、前作をプレイしてなくても特に問題無し。


宇宙のどこかに他の星を侵略していく恐ろしい生物ゲドンコがいた。
彼らの次のターゲットは…マリオとルイージがまだ赤ん坊だった頃の時代のキノコ王国。
ベビィマリオとベビィルイージ、この頃からスーパーな力の片鱗を見せていた兄弟はキノコ城を訪れる。
そこにベビィクッパが登場。突然現れた暴虐武人なベビィクッパに勇敢にもベビィマリオが立ち向かう。
ベビィマリオに負けて悔しがるクッパ。その時突然キノコ城は謎の襲撃を受ける。

時代は変わって現代。
オヤ・マー博士の大発明により、タイムマシンが完成した!
コバルトスターという星の力を使い、過去の世界に行く事ができるらしい。
ピーチ姫はキノックス、キノッチェルというキノピオの青年と共にタイムマシンで過去に向かう。
ピーチ姫のお付きであるキノじい、心配で心配で倒れる。マリオとルイージがキノコを持ってくると復活する。
そうこうしているとボロボロになったタイムマシンが帰還。
中から現れたのはピーチではなく紫色のキノコのようなモンスター、ゲドンコ。
マリオとルイージの敵ではなく退けるが帰って来たタイムマシンの中にはピーチ姫もいない。
そしてコバルトスターも無いために過去に行くこともできない。
するとキノコ城内にワープゾーンが出現。
マリオ、行ってみることに。嫌がりつつもルイージも同行することに。

ワープゾーンを越えた先は過去の世界。
過去に着いたと同時にワープゾーンは消えてしまう。ルイージ大慌て地面を掘り出す(ワープゾーンは地面に吸い込まれるように消えて行った)がどうにもならず。
オヤ・マー博士が用意した喋るスーツケースの案内でマリオ達はひとまずメリー・クリスタケ村に行くことに。
過去の世界はゲドンコ達でいっぱいで何かあった模様。
空を飛ぶ無数のゲドンコUFO。村では逃げ惑うキノピオ達の姿。
キノピオ達は哀れ、ゲドンコに捕まって拉致されてしまう。
村長の家で煙突に詰まった村長が助けてくれと懇願してくるので助ける…と、村長がゲドンコに見つかって拉致。
マリオ達、大量のゲドンコとバトルすることに。
…が、空からのゲドンコUFOの攻撃により手も足もでず負けてしまう。マリオ兄弟の意識は遠のく。

228:マリオ&ルイージRPG2
09/09/30 14:12:06 QcNNh6XX0
一方。
ベビィクッパ、ベビィマリオ兄弟、キノじい、ベビィピーチを乗せて空を飛ぶ「カメジェット」。
キノコ城で襲撃にあった後、ベビィクッパは急遽救援を呼んだ。
ギリギリの所でカメジェット機に拾われて一同は助かる(ベビィマリオ達が一緒に乗ったのは成り行き)
コックピットから大砲で応戦。ゲドンコ達のUFOに反撃開始。しかしカメジェット、弾切れでついにダウン。
メリー・クリスタケ村に不時着。
その村でベビィマリオとベビィルイージは大人になったマリオ、ルイージを発見。
キノピオと違ってマリオとルイージは拉致される事はなかったらしい。
ベビィ達、キノじいからもらった「みどりコウラ」を使ってゲドンコ達を倒す。
その後、元の世界に帰る方法を探してマリオ&ルイージはクッパ城に到着する。
マリオとルイージが離れると泣き出すのでマリオとルイージは赤ん坊の頃の自分をおぶって冒険することになる。
クッパ城の中で「キラキラしたカケラ」を入手。
合流した若かりし頃のキノじいとベビィピーチと合流し、共にクッパ城内部でタームホールに飛び込む。

現代のキノコ城。
「キラキラしたカケラ」はタイムマシンの原動力であるコバルトブルーの砕けた欠片と判明。
とにかく欠片を全部集めて元のコバルトブルーに戻せば手の打ちようがあるかもしれないとのこと。
キノコ城に再び別のワープゾーンが発生したのでマリオ達、ワープゾーンへ向かう。

過去のキノープルの森。
木と一体化(?)したキノッチェル(ピーチ姫と一緒にタイムマシンに乗ったキノピオ)を発見。
捕まったキノピオ達はここで力を吸収されてしまう。
そして、キノピオ達のエネルギーはこの先にあるエネルギー工場に送られてゲドンコUFOの燃料になるらしい。
その後、キノッチェルは不気味な色のキノコ(ゲドンコ色)に姿を変えられてしまった。
救出すべく工場に侵入するマリオとルイージとベビィ達。
マリオとルイージが罠に引っかかってしまい、助けに向かうベビィ達。
立ちはだかる明らかに洗脳されたと思しきハンマーブロス兄弟と対決し勝利。
我にかえったブロス兄弟は目を覚ましてくれたお礼にとベビィ達に自分達のハンマーを渡す。
ハンマーを駆使してマリオとルイージを救出、赤ん坊の自分達に助けられ少し複雑な気分のマリオ兄弟はベビィと共に工場の最奥へ。
そこにはゲナちゃんというキノピオのエネルギーをUFOに供給する不思議な生物がいた。キノピオ達を救うためゲナちゃんを倒す。
そこで2つ目のコバルトスターのカケラを入手。ワープゾーンから元の時代へ帰還。

229:マリオ&ルイージRPG2
09/09/30 14:13:56 QcNNh6XX0
過去のヨースター島。
現代のキノコ城へ戻った後再びワープゾーンから過去へ向かう兄弟&ベビィ達。
やってきたのはヨッシーの住まうヨースター島。
だが村の様子がおかしい事になっていて、ヨッシーが見当たらない。
ヨッシーの家に入ってみると、女ノコノコ記者、ノコディと出会う。
ノコディはスクープを探してヨースター島に来たらしい。この島に巨大な怪獣が現れたとか。
彼女のアドバイスでヨッシー達を発見するが、それも束の間。
巨大怪獣ゲッシーによってヨッシー達は皆食べられてしまう。ゲッシーはどこかに行ってしまう。

そんなヨースター島にベビィクッパ達も来ていた。
ベビィクッパ、ヨッシーがいないのをいいことにくすねたヨッシーのクッキーを食べ放題。
そこにマリオ達が登場。ベビィクッパは今までのことをいろいろ文句言いはじめる。
その間にベビィマリオとベビィルイージがものすごい勢いでヨッシーのクッキーを食べ尽くす。
怒ったベビィクッパ、コバルトスターのカケラを奪って逃げる。追いかけるマリオ達。
その途中、4枚のヨッシーのクッキーが落ちている。
マリオとベビィマリオはサッサとクッパ達を追いかけていったが、ルイージは辺りに誰もいないのを確認してからクッキーを拾う。
3枚懐に入れて1枚食べようとしたがベビィルイージに見られてやめる。
そのクッキーをベビィルイージに1枚あげて、マリオを追う。
その後なんとかクッパを追いつめるが、ベビィクッパがゲッシーに食べられてしまう。マリオ兄弟&ベビィ達もゲッシーの腹の中へ。

腹の中でヨッシー達の協力を得て脱出を試みる。ゲッシーの腹の中ではヨッシーを不気味な卵に閉じ込める工場のような施設ができていた。
腹の中で記憶喪失となったピーチの付き人キノックスと出会い、ゲッシーについて教えてくれる。
ゲッシーの腹の中の奥にモンスターがいて、そいつがいる限りゲッシーは動く。
そして、ヨッシーが不気味な卵に閉じ込められると、孵化した時ゲッシーとなって生まれてしまうらしい。
マリオ達はモンスターの所へ行く決意をする。不安そうなキノックスに頼もしく決めポーズでアピール!
が、いざモンスター「ショッキングエッグ」を目の前にするとこっそり逃げ出そう
とするルイージ。
なんとかモンスターを倒し、不気味な卵の中に入っていたベビィクッパからコバルトスターを取り戻し、タイムホールで再び現在へ戻る。
キノックスは記憶を失ってピーチの事も忘れてしまっていたが、頭に浮かんだ景色を絵に残していた。その絵をマリオ達に渡す。
絵の内容は、ピーチがゲドンコの親玉?に向かってコバルトスターをかかげているもの。絵のところどころが汚れている。

230:マリオ&ルイージRPG2
09/09/30 14:15:46 QcNNh6XX0
今度やってきたのは過去のザラザラ砂漠。敵の本拠地に正面突破したがもちろん敵に見つかり脱走。
なんとか隠れてやり過ごすとノコディと再会する。
ノコディによると、ゲドンコの姫が侵略セレモニーをやるらしい。
そこにピーチ姫と思われる人物も連れてこられるとか。
マリオ達、もちろん侵入を決意。ノコディのアドバイスで秘密の入り口から侵入する。
内部で大きな会場にゲドンコの女王が笑ってる。ピーチ姫は捕まっている。
そして、ボスパックンに食べられてしまうピーチ姫。
マリオ達、覗き見していたら見つかってしまう。あちこち逃げ込んで迷う。
その後ようやく脱出口を見つけたと思ったらセレモニー会場のど真ん中に出てしまい、大慌て。ボスパックンとの戦闘になる。
3つ目のコバルトスターを入手。
その後檻に囚われのピーチを発見。その後ピーチが奥に連れて行かれてしまい、「キャアアア!」と悲鳴。
マリオ達が行ってみると、顔にゲドンコの紫のキノコが生えたピーチ姫。
別状はないが、喋れなくなってしまったらしい。ひとまずピーチを連れて現代へ。

現代でとりあえずピーチが無事で良かった、という話をしていたらクッパ登場。
クッパが姫をさらってしまう。だが、途中で橋が崩れ落ちてクッパとピーチはワープゾーンにまっさかさま。
マリオ達も彼らを追って再び過去へ。

今度は「ドッスン・ボルケーノ」という火山に到着。火山に向かうが火山が噴火。非難するマリオ達。
途中、若かりし頃のオヤマー博士の研究所へ到着。火山の溶岩が降り注ぎ、研究所が火事になる。
なんとかベビィ達が消火。その様子を見て、過去の世界のオヤマーが何か閃き、その閃きは現代のオヤマーに伝わる。
スーツケースを通して未来のオヤマーから連絡が入る。火山の噴火を鎮火させるポンプができたらしい。
ワープゾーンを経由して大量の水が噴射され火山の噴火はおさまった。これで火山の中へ入れるように。
しかし、火山の前でドッスン夫婦と出会う。火山に飛び込むのが好きな亭主は火山が噴火してないので落ち込んでしまったらしい。
ドッスンの妻、大激怒→勝負。
勝つとドッスン亭主、「おなごを泣かしちゃいけねぇ」と諭す。
マリオ達、ここにピーチ姫がいると聞いて来た旨を伝える。おなご(ピーチ)のために奮闘するマリオ達にドッスン亭主が協力してくれる。
ドッスンにより火山内部へ侵入。
火山内部ではピーチを連れたクッパが「住みやすい気に入った」とご満悦。そこにベビィクッパもやって来ていて、「住みやすい気に入った」。
ベビィクッパとクッパ、お互いが似ていると思うものの、お互いが自分であると気付かず喧嘩開始。

その後到着するマリオ。その頃にはクッパ&ベビィクッパで意気投合していて、一緒に悪を極めようとしているらしい。
戦闘後マリオ達によって倒され、同時に火山が噴火してクッパとベビィクッパの足場が突然吹き上がる(彼らの足場だけドッスンだった。ドッスンごと空中へ放り出される)
そして途中で投げ出されてしまい、ベビィクッパとクッパ離ればなれに。
「ちっこいの!大きくなるんだぞ!」「でかいの!オレはお前を越えてみせるでしゅよ~!」
これでクッパの出番は終了。
ピーチを救出できて喜ぶのも束の間、ピーチの様子がおかしい。
マリオ達はそのままゲドンコの宇宙船「マザーシップ」に拉致されてしまう。


231:マリオ&ルイージRPG2
09/09/30 14:17:38 QcNNh6XX0
大勢のゲドンコに囲まれて絶体絶命のところをゲドンコに変装したノコディに助けられる。その宇宙船の中でピーチは実はゲドンコ女王が化けた偽物と判明。
ゲドンコ達に追いつめられてしまい、マリオ達は空中から落とされてしまう。
ノコディはヨースター島、キノックスの頭に落下。その衝撃でキノックス、記憶を取り戻す。

一方マリオ達はスーツケースを解してコバルトスターが強く反応している「スターの丘」へ向かう。丘の頂でコバルトスターの精が語りかけてくる。
カケラは全部で6つ。そのうち5つあればゲドンコに支配され、ピーチ姫が捕われているキノコ城の封印を解くことができる。
6つのカケラを全て集めれば、ゲドンコを封印できる、と。
そしてスターの精に導かれ、カケラのうちの1つが眠っている「スターの神殿」へ行く事に。
スターの神殿の入り口でスターの門が「ここは資格のある人しか通れない」と言う。資格があるか審査される。
マリオは正義感溢れ、弟想いで良い人。だがキノコ食べ過ぎだから注意しろとか言われる。
ルイージはなんか微妙らしく、言わない。ルイージがもっと言ってくれとねだる。
皆の前で言っていいのですかと門に言われ、こっそり耳打ちで言われる。
で、結局マリオはOK、ベビィ達は審査する必要もなくOK。だがルイージはダメと言われる。
選択肢は「帰る」「ルイージを置いて行く」「オーロラブロックを叩いてルイージに資格がある事を証明する」の三択。
迷わずオーロラブロックを探しに行くマリオ達。オーロラブロックを入手し、門の前で叩こうとするがブロックが逃げる。
そして門がルイージに辛辣な言葉を投げる。
「あなたは臆病で逃げてばかり。思い出しなさい、誰のおかげでここまでこれました?」
出された選択肢は ①「マリオのおかげ」②「自分のおかげ」③「自分のおかげ」
3回答えると「答えは④、みんなのおかげ」と言われ、そんな事も分からないのかと怒られる。
ルイージが選択肢④なんてなかったと弁明。だが門は嘘をつくなと聞く耳持たず。
人生を否定され泣き出すルイージに後ろで見ていたマリオが、選択肢④なんて無かったと猛抗議。
ベビィ達も門をハンマーで叩きだしたり行動で抗議。
そこで門が「あなたたちは…本当に…    すばらしい!」と褒めだす。
実は今までのはマリオ達をためしていたものだと言い、謝罪する。
弟のためにブロックを探すマリオ達の器を認め、ルイージの優しさを知っていた門は自分の目の前でオーロラブロックを叩いてみせろと言う。
叩かれたオーロラブロックは、叩いた者の心によって大きさが変化するもの。
ルイージが叩いた後、ブロックは巨大化する。結果、でかくなったブロックがルイージを潰す。

なんだかんだで神殿に入るマリオ達。その奥で4つ目のコバルトスターのカケラを入手する。するとキノックスとノコディがやってくる。
5つ目のコバルトスターはキノックスが隠し持っていた。
コバルトスターを復活させようとするマリオを止めるキノックス。だがそこにモンスターが到着。モンスターを倒すものの、キノックスとノコディはゲドンコのキノコに姿を変えられて話せなくなってしまう。姿が変わる直前、キノックスは自分の描いた絵を見て欲しいと促す。
以前貰ったキノックスの絵。
ピーチ姫はゲドンコ女王にコバルトスターをかかげている。だが、汚れた部分をこすってみると絵が浮かび上がる。ゲドンコ女王もう1人いる?
5つ目のコバルトスターを入手し、タイムホールから現在のキノコ城へ。
そして、ピーチ姫救出のために過去のキノコ城へ向かう。


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