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灯火の番人(The Keeper of Soul’s Candle)
深い森の奥に不思議な泥小屋がある。中は外観から想像できない程広く、
壁という壁に設けた棚に無数の灯火が置かれ、一人の老人が番をしている。
ある時小屋に、真の正義を求めて旅をしている男が迷い込んだ。
男が老人に灯火の意味を尋ねると、老人は油が尽きて消えかけた灯火を示して
『おまえの命だ』とささやき、男ひとり残して奥へとかき消えた。
恐怖にかられ男が別の灯火の油を自分のそれに移そうと手を伸ばしたところ、
老人の腕が闇からのびて男を制した。『それがお前の求める正義か!』
声と同時に灯火も老人も小屋も消えて、男一人が取り残された。
ユダヤ教徒に言わせると、老人は死の天使で、男を試したそうな。
種族:天使
スキル:ムドオン、アギダイン、テンタラフー、永眠の誘い、トラフーリ、ジャイブトーク
相性:火炎に強い、破魔にとても弱い、呪殺、即死無効
出典:Leaves from the Garden of Eden,
Tree of Souls, Israel Folktale Archives IFA 7830
出身:アフガニスタン(ユダヤ教)