10/03/21 16:56:29 05dgiGGe0
父さんが死んだときには母さんがいた。母さんが死んだときにはヨナが。じゃあ、ヨナが死んだら?
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明日ヨナに何を食べさせるか考えていれば、遠い未来への不安から目を逸らしていられた。
ヨナの看病に追われていれば、母の不在を忘れていられた。子供だった自分が今までどうにか
頑張れたのも、ヨナがいたからだ。
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これ以上、何も考えなくていい。ヨナを守る、それ以外は何ひとつ。なんだ、簡単なことじゃないか……。
ニーアにとって、ヨナはこういう存在なわけだ。もちろん純粋な愛情も強いからこそ、身体売ったり命張ってマモノに挑んだり
できるんだろうがなんとか自分を保っていくための手段としてヨナを愛しているようにも感じるね。
こういう部分が横尾Dが言ってたレプとゲシュで受ける印象が変わるってとこなのかな?
人格が形成しきっててもともと自分の力で生きていくことができたゲシュの親父ニーアと、まだ幼くて親もいない。年齢のせいでまともな働き口も見つからない。
心の支えになるものを作らなければ生きていけなかった少年ニーア。レプは自分のためにヨナを愛する、ゲシュは親としてのまっすぐな愛。
て感じがする