09/11/17 08:46:58 jMC6lFbz
インベーダーに浸食されたMSの手足を潰し、身動きが取れなくなったところに
ビームライフルを突き付けるキラ。とその時、不意にMSのコックピットハッチが開く。
「た…たぁすけて…」
「これは…こんな!」
コックピットに蠢く肉塊にひしめき合う、かつて人間だった者たちの顔。それを見たキラは、ライフルのトリガーを躊躇った。
「何をしているキラ!そいつらはもう人間じゃない、殺らないとお前が死ぬぞ!」
「しかし、神司令!まだ彼等を助ける方法が…」
ストライクフリーダムに組み敷かれたMSの腕から、突然湧き出す触手。
「うあっ!?」
「キラ、一度離脱しろ!体勢を立て直すんだ!」
「だめだ、動けない…」
ビームサーベルを点灯させ、ストライクフリーダムのコクピットに突き立てようとする触手群。
「うぁあ!?」
次の瞬間、エネルギーの奔流が触手を焼き切った。衝撃で後ろに倒れこむストライクフリーダムの
メインカメラに映り込んだのは、全身を漆黒に染めた巨人の姿。
「黒い機動兵器の認識コード、確認…こ、これは…ゲッターロボ!?」
「あれはまさか…」
呆然とする隼人とキラの眼前で惨殺劇が始まった。