ゼオラとアラドの子供マダァー? 三十代目at GAMEROBO
ゼオラとアラドの子供マダァー? 三十代目 - 暇つぶし2ch350:それも名無しだ
09/11/12 17:36:59 JwJnik1i
アーク「このタイミングでZをやるなんて、君、なかなかロックだね(笑)」

351:それも名無しだ
09/11/12 22:42:43 F/vzw6Hx
アークまじウザい。消えて。

352:それも名無しだ
09/11/13 16:32:08 ClwsEz03
監督ってなにもんだよw

353:それも名無しだ
09/11/13 16:34:47 V/mPZz2T
>>352
???「それも私だ」

354:それも名無しだ
09/11/13 19:37:29 pgQRkhzO
ゼラドに「ハイ、監督!」って呼ばれたい。
でもディストラに「カントク」って呼ばれたらすごくAVっぽい。不思議!

355:それも名無しだ
09/11/14 00:16:19 0LNHXHX2
やっつけで描いた。反省はしてるかもしれない。

ディストラ「演技指導お願いします、カ・ン・ト・ク」
久保「どうした、顔が紅いぞ。風邪か? そんな恰好をしているからだ」
ゼラド「おにっ……か、監督!」
URLリンク(bbs4.oebit.jp)


356:それも名無しだ
09/11/14 02:03:11 Lq3r621c
ハザリアは映像系には手を出さないのかな?

ハザリア「ええい!いちいち表情筋をピクピク動かすな!
     テンションをあげすぎるな!声が詰まって何を言ってるかサッパリわからん!
     舞台と同じ演技を映像でやるな馬鹿者!」
マリ「お前世界のニナガワが育てたフジワラ・タツヤをディスってるのか
   確かにカイジで利根川さんに勝った後は何を言ってるかわからなかったけれど」
レイナ「隣にいないと落ち着かないからって私をいちいち呼ぶのはやめてくれる?
    なんかあらぬ誤解を招きそうだし」

357:それも名無しだ
09/11/14 03:04:24 AZ6j1pFW
スレ汚しすんなカス

358:それも名無しだ
09/11/14 03:31:03 E9cSmMW1
ハザリア「映像系をだな」
ルナ「うん?」
ハザリア「設備
ルナ「却下。欲しいなら自費でなんとかせよ」

ハザリア「クソッ!」
レイナ「無理に決まってんでしょうが」

359:それも名無しだ
09/11/14 12:03:50 VUeSRk+E

                         ,..,_  ,.'´ ̄
                   ,.xッ':.:. :,=ミY‐≠ヘ、
                     /:/: :/:/: .:.xヘ:.:丶:.:\
               /:.:./.:/ /,イ: :.,√ヽ:.ヽ:.:ヽ;.:.:\
                  //: :./:/l:/ { j:.:ハ{.   }:.:} : l:.:l:.:.:.: ヽ
              //:.:.:/:|以l_ 乂(     ノリh: !: |:.:.l:.:.:.ハ
                /イ: : ハ:.kfテ丐ミ,_yー=≠廾=: |:.:.l:.:.:l \
            / |: : l:.:〈. { :しソ厂゙'√'汀 斥ミ!:j:l:.|:.:.:|   ヽ
                 |: : l:.:.:lゝ==ッ'′ l  { しリ }「!:.l:.|:.:.:|
                 |: : l:l乂 ゙゙゙゙   '  ヽ.xxニ='リコ!:.!:.:リ
                  j:l: :l从.    ´       たi:.:.:!:.ハ
                  |ハ: :八\           r'' ソ:{:.{:l !
                  { Vハ:\〕 、 ,. ..::::i:.:ヘxイ:{:.l:.:!:|
                 乂ト|     .:!:{:.:j:.:.:lハリハ:{
                 /¨゙∀       [`ヘ{\{
            ,..-―≪_.:. : .:.\....,_   ハ\___
          //⌒气=、: \:. : : :\ `  ...|.:. : :.}T'┐
            //{.: : : : : : \: :.\ : : : \__|: : :.//:.:.ト、
        ///| : : : : : : : : \: :.\ : : : '√|: /: :/: :.i
          ///∧、: : : : :.、: : : }\ : \.: :.∨´: :/}-=: :|
.        L,r宀ヘ 丶 : 、_:_\/:_:_;>ミx=≧辷彡イ,ノ)-ミ廴_
            \:、:_: : : : :\    .}:}'yrくコ,_r'’  '⌒ミく
                 }\: : : : :./:.`)、 ///:.}: : : :\ヽ   ニユ
              '..: : : :./ /: :辷彡':./: : : : : : `ー'⌒´: 〉
              )、: : : : :´: : : : :下¨'ヘ、: : : : : : : : : :.イ
              |:.:\: : : : : :-:=:ヘ;_;> 、: : : : : :_:_: _」
              |.:.:.:.:.`ー…―…'': : : : : \:_: : :./´
             /: : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 厂
             `'7ニニニ二二''¬…―-r′


360:それも名無しだ
09/11/15 01:07:50 jRDs/P35
ハザリア「是非もなし…そろそろルナめの隠し撮り生写真男装Ver.をバルマオク(バルマーオークション)にかけてやるか。クク…もう十分プレミアもついた頃だろう」
マリ「犯罪じゃないのかそれ?」
リトゥ「やめようよぉ…絶対ろくなことにならないよ」

361:それも名無しだ
09/11/15 01:33:37 4GKZ+dTO
 【B組】
エリート兵の子(♂)「それでは今日の議題は、
 『アークくんはひょっとしてウザがられてるんじゃないだろうか』です」

アーク「開口一番なんだぁっ!?」
エリート兵の子(♂)「ウザがられてるっていうか、若干浮いてるんじゃないかという」
アーク「なんでお前がB組の学級会仕切ってるんだよ!」
エリート兵の子(♂)「B組には学級会を進行できるタマがいないっていうから呼ばれてきたよ」
克夜「B組には学級会を進行できるタマがいそうもないから呼んできたよ」
アーク「それこそ克夜がやれよ!」

エリート兵の子(♂)「カッちゃんは控えめだから」パシッ
克夜「あはは、ヤダなあエッちゃん」パシッ
アーク「またお前男友達増やしてるぅっ!?」

エーリート兵の子(♂)「でアークくんなんだけどさあ」
ランディ「もうジキミでいいんじゃないの」
克夜「いっそもう、『ふふ、君たちロックなこというね(笑)」ていうキャラで行くのもアリじゃないのかな」

アーク「いいわけあるかぁっ!?
 なにこの学級会という名のいじめられっ子つるし上げ!
 このあとクラスメイト全員で声そろえて
 『いままでジキミ呼ばわりして申し訳ありませんでした((申し訳ありませんでした))』
 っていうんじゃないだろうなぁっ!?」

エリート兵の子(♂)「どうする、ダメだったらしいよ」
克夜「じゃ、みんなで声合わせてなにいえばいいんだろう」
アーク「やろうとしてたぁっ!?」

ユウカ「うるさい」
アーク「珍しく教室にいたひとに一刀両断されたぁっ!?」
エリート兵の子(♂)「いやほんとうるさいよ」
アーク「お前特進科クラスに帰れよ!」

咲美「みんな! なんでそんなこというの!? おかしいわよ!」
アーク「おおっ、咲美!」
咲美「兄さんは元からウザいじゃない! いまさらなにいってるの!?」
アーク「もう誰も信じられない!」

362:それも名無しだ
09/11/15 01:35:23 4GKZ+dTO
克夜「そうはいわれても、元のアークくんがどのくらいウザかったのかよくわからないし」
ランディ「あんま顔合わせたことないからな」
レタス「だいぶ前の記憶ですし」
咲美「基本大して変わってないわよ」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
アーク「やめろぉっ!
 『勉強するとか言って長いこと海外行ってたわりに
  特になにも変わらずに帰ってくるってそれどうなの』
 って顔で俺を見るなぁっ!」

ユウカ「うるさい」
アーク「わかった、お前は俺が嫌いなんだろう!」
ヒューゴ「アーク、お前ひょっとして、クラスで浮いてるんじゃないのか?」
アーク「担任として、この学級会に名を借りた集団イジメになにかいうことはないんスか!?」
ヒューゴ「ドラグナーチームにくっ付いて禅寺とか行くと、空気のように溶け込めるぞ」
アーク「あんたは溶け込み方が問題あるんだよ!」
ヒューゴ「ドラグナーチームと合コン行くと、メチャクチャ盛り上がるぞ」
アーク「ドラグナーチームと仲良すぎだよ!」
ヒューゴ「ライトは『偵察』持ってるからな」
アーク「だからなんだよ!?」

ランディ「アークはさぁ、決まったヤツとしか話さないのが、なんか異様に見えるんだと思うよ」
アーク「リアルなこというなよ!」
ランディ「ジェグナンみたいにロクに学校来てないヤツだって、
 なんやかんやで話す相手は結構バラエティあるのに」
ユウカ「Zzzzz」
アーク「居眠りしてんじゃねえか!」

エリート兵の子(♂)「じゃ、議題は
 『どうしたらアークくんと仲良くお友達になっていけるか』に移行して」
アーク「やめろよぉっ! 友達作れない子みたいな扱いするなよぉっ、本気で心痛いよぉっ!」
克夜「まずはお天気の話から入っていくというのはどうだろう」
ランディ「野球と政治と宗教の話はNGな」
アーク「だから、リアルな意見出すのやめろよ!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・っ!」
アーク「『毎朝持ち回りで誰かが布団剥ぎに行くっていう意見に同意があるなら実行するのもやぶさかじゃないけどなっ』って、
 それは友達っていうか幼馴染みの仕事だろ!
 王道シチュを汚すな!
 ローテーション方式の幼馴染みなんて聞いたことねえよ!」
レラ「・・・・・・、・・・・・・」
アーク「『じゃあもう、毎朝オールレンジ攻撃を受けるキャラってことでいいだろ』
 って、それお前が仕掛けるんだよな!
 犯罪予告だよな!
 俺がオールレンジ攻撃されたってなにひとつ解決しねえし!」
咲美「・・・・・・毎朝酷い目に遭えばいいのに」
アーク「俺のまわりに味方がいねぇっ!?」

363:それも名無しだ
09/11/15 01:37:11 4GKZ+dTO
ランディ「バカヤロウッ!」バキッ
アーク「ぐはっ!」
ランディ「諦めるな!
 お前にはまだ、『あっちこっちで中途半端なフラグ建てちゃホッタラケにする』っていうスキルがあるじゃねえか!」
アーク「どっちかっていうとそれがマズかったんじゃないだろうか!」
ランディ「いいから、ちょっと行ってフラグ建てて来い!」

 【月面都市 紫雲家】
芽夜「寝ても覚めても紫雲家末子。罪びとたちのHeart Stationにはなれません」
アーク「出してぇーっ!? 会話を成立させられる自信がいっさいねぇっ!」

 ドンドンドンドン!
ランディ「うるせえ、いいからフラグ建てちまえ!」
克夜「Pちゃんくん、そこをどくんだっ!
 うちの愛らしくも部屋から出ない妹におかしなフラグ建てられてたまるか!」
ランディ「お前も、いつまでも妹引きこもらせてる場合か!
 この際だから一緒に社会復帰させろ!」
克夜「芽夜に中途半端な友人はいらない!
 男女問わず、あらゆる交際関係は僕が認めた相手でなければ許さない!」
ランディ「もはや気持ち悪ぃよ、このバカ兄貴!」

 ドンドンドンドン!
芽夜「まずはUtadaヒカルシングルコレクションを
 一部の乱れもなく歌いきってください。
 話はそれからです」
アーク「ハードル高ぇーっ!?」

364:それも名無しだ
09/11/15 22:03:23 bWxwPbVm
『あっちこっちで中途半端なフラグ建てちゃホッタラケにする』
たしかにこれが相当ウザくて、以降アークが嫌いになったな

365:それも名無しだ
09/11/15 22:36:04 ngAzeb5M
確かに無理矢理エロゲをアニメ化して、毒にも薬にもならなくなったハーレムアニメの主人公みたいな印象だよなアーク。
でも建てても建てても容赦なくクラッシュする久保と比べたら幾分かましな気がする不思議。

366:それも名無しだ
09/11/15 23:51:59 LBh1jCoS
 ':,     ',  ///,i i i  l   /、ヽ  ヽ 、 i!l ;li ヾヽ    /
  ':,    ', // / / ./ | i |!  i、 /\\\ | i ! il! ;lll  i! i   /  し バ
   ':,   // / / ! /i ゚/i、 i;;//、,-=ヾヾ\i i!  i  !i! ii | |i ,'   な カ
    ':,  i/ / i | ! /__!、/./ヽヽ/~;;ゞ__ヾ__ミト|  |  i |i;;| | i; i.   い に
. \    i! /i |_|_ ,iiト_ :::iノヽ i、、;'ヘ~ミ宝ツウi’ / / il| i! i リ |   で 
   \   |,! .! ::< |~!宝)゙;:::\|ヽi!;;\;;ヾ=='-'" .!/| /  |l;;l |iソヽ !.   く
       || | i | i`--';;" ::::::\:::::::::`゙゙:::::::""::;i //  ||;il  |ト |.   れ  
`"''  、..,,_ | | i| iヽi  /,;;..           / / i! .||:; | |  |  |.   る
       | | | |/l/l/ ` ゙"         / / i/ // .i ,| i!∠   ! ?
─--     .| | | !    `i`ァー-- 、 /l/l/  /  / // / / /!  `ヽ.
       i|、ヽ.ヘ     レ'    ',  u  / ./i // / / / i    ` ' ー---
,. -─-、 |'i |、ヘ     '、    ノ    // / /  // 
       ヽ.!ヾi ヽ|ヽ     ー--     / //// // /
 そ  知  iレ.ヽ | | \        _,,.-''´ // // / / i /
 の   っ  .| ヽi、 |   \_ _,,.-''´     /'/ / // ;/ /
 く   て   !  ∨ / |  ̄| i!        ///;i |;/イ
 ら  る   | 人|/   i::_ i_i,,|     _.// /' //i リ/
 い  .わ  .|人/ 人 ̄ ̄ ̄i|     |ヽ/'~//-/-i/;/リ
 ! !  よ   !

367:それも名無しだ
09/11/17 00:55:26 nZE9NJZI
 ■
 その日も、マキネ・アンドーは縁側に座ってムラタのヒゲにブラシをかけてやっていた。

「旧DCの関係者ばっかり?」
「ええ」

 すでに季節は秋を過ぎ、冬本番が間近に迫っている。基本的に赤道近くで活動している
身に、このあたりの気候はこたえるらしい。バチュンという通称で呼ばれる男は寒そうに
身を縮めていた。褐色の肌は情けない鳥肌でびっしりと覆われている。

「この町にはお嬢さん始め、旧DC関係者が多いのでお知らせに窺ったのですが」

 ここのところ、旧DC関係者の子弟が次々と失踪しているという話だった。
 バチュンの言うとおり、このOG町には旧DCの関係者が多くいる。DC創始者ビアン・
ゾルダークの孫であるマキネを始め、ゼラド・バランガやユウカ・ジェグナンの親たちも
DCに籍を置いていたことがある。DCと協力関係にあったコロニー統合軍まで手を伸ば
せば、司令官の孫やエリート部隊兵の娘などもそろっている。
 あまりに重要人物ばかりそろっているから、このOG町には常に公安の捜査官がうろついて
いるという噂があるほどだ。

「そんな話、聞いたことないよ」
「まだ、親御さんたちの方でも誘拐されたのか単に家出しただけなのかわからない状態なんですよ」
「ふうん」

 どうやら、消えたのはそれほど素行がよくない子供ばかりであるらしい。この町でいえば、
ユウカ・ジェグナンやレタス・シングウジあたりが危ないか。

「でもさ、そういう話があるんなら、まずは他人の心配より自分とこの心配するべきなんじゃん?」
「それがですね、我々の同志は被害に遭っていないんですよ」
「そんなら犯人、ノイエDCの誰かなにじゃないの」
「冗談いわないでください。我々の同志に、そんな不埒者はいません!」

 そりゃ、あんたはそう思うだろうね。マキネは内心で独りごちた。
 現在のノイエDCはまさに残党というのが相応しく、人数は末端含めて数千人しかいない。
せいぜい、ちょっと名が知られているゲリラ組織だ。その分結束が固いし、このバチュン
という男が妙にフットワークが軽いものだから、連絡は密に取れている。隠れておかしな
ことをする者が出る可能性は低い。

「じゃあ、なんだっけ。ほら、あったじゃん。
 フランスのヌーベルDC。あそこは?」
「あそこは、その」

 バチュンが言葉を濁す。
 10年ほど前にノイエDCから分裂したヌーベルDCは権利団体という性格が強い。レー
ルガンやアサルトブレードなど、アーマードモジュールまわりの権利を管理し、イスルギ
重工あたりが製品を作るたびに収入を得ている。分裂の際、相当数の特許を持って行かれた
ためにノイエDCとは非常に仲が悪い。たしか、本来マキネの祖父ビアンが持っているべき
特許もいくつかかすめ取られていた。ハイエナみたいな連中、とバチュンなどは遠慮なくそう
吐き捨てている。

368:それも名無しだ
09/11/17 00:56:17 nZE9NJZI
「連絡先、知りませんから」
「あたし知ってるから、ちょっと訊いてあげるよ」

 マキネは縁側に放り出していたPHSを拾い上げて番号を押し始めた。

「なんで知ってるんですか」
「ん~、前に、セミナー出ませんかってメール来て」
「それ以前に、なんで今どきPHSが稼働してるんですか」
「さあ、なんでだろ。あたし幼稚園のころからコレだからね」

 4度の呼び出し音の後、相手が出た。
『もしもし』
「ああ、マキネ・アンドーだけど」
『なんでしょう』
「なんかさ、行方不明者がよく出てるって話なんだけど」
『私共のところでそんな話は出ておりません』
「ならいいんだけどさ」

 マキネが言い終わるよりも先に、通話は向こうから切れた。
「怪しいね」
「今どきPHSで通話できていることも相当怪しいですが」」
「『私共のところで』っていったのよ。あたしはDC関係者だなんて限定してないのにさ。
 単に行方不明者っていうなら、世間話だと思うのがフツーじゃん?」
「それはまあ、そうですが」

 バチュンは気乗りしなさそうに腕組みをする。

「そんな揚げ足取りのようなことだけで疑うのは」
「それにさ、今どきDCにちょっかいかけて得するとこなんてほかにないじゃん」
「そういうことをいわないでくださいよ」
「今さら星間戦争でもないのに、誰に対する聖十字だってのよ」
「ですからそれは、民衆のため大儀のためにですね」
「いいから、じゃ、ヌーベルDC突いてみな。
 あたしムラタをお風呂に入れてあげなくちゃだし」
「着いてきてくれませんか」
「あのね、女子高生がトイレ行くんじゃないんだから」
「私が行ってもケンカになって終わりですから」
「仲良くしなよ、おなじDCなんだからさ」

 マキネはムラタの喉仏をごりごりと撫でた。

369:それも名無しだ
09/11/17 00:57:20 nZE9NJZI
 ■
 フランス名物犬のクソまみれの道路を、マキネはバチュンの運転する中古車に乗って移動
していた。隣ではムラタが雌伏したままロゼワインをぴちゃぴちゃと舐めている。
 ヌーベルDCの本部は、ビジネス街の一角にあるビルの中にあった。ワンフロアを借りて
いるわけではなく、ビル丸ごとがヌーベルDCの持ち物なのだそうだ。あちこちにプレハブ
小屋に毛が生えたようなアジトを持っているだけのノイエDCとは、だいぶ台所事情が
違うらしい。

「なんでノイエDCは貧乏なの?」
「ヌーベルDCに権利関係持ってかれたからですよ」
「そういうつまんない禍根残すから、さっさと解散しろっていってんのよ」

 ビルの中に入ると、病院に似た匂いがした。リノリウムの床も白い壁も清潔に保たれて
いる。これもまた、砂まみれのノイエDCにはない要素だった。

「あっ」

 受付に向かう途中で、バチュンが声を上げる。

「いま、奥の廊下を横切っていったのは」
「なに、どうしたの」
「プラットさんの甥っ子さんですよ」

 DC戦争時に傭兵として活躍したトーマス・プラットの甥っ子もまた、今回の失踪者
の一人だと聞いている。叔父に似て、手の付けられない不良息子だという話だった。
こんなビジネス街の一角には不似合いな人物だ。

「そういやあんた、バン大佐とどういう親戚なんだっけ」
「いまさらなにいってるんですか」
「失踪者が見つかったってんなら、それでいいじゃん」
「なんかこう、腑に落ちませんね」

 受付を見ると、ムラタが雌伏したままカウンターの上に置かれている飴玉をバリバリと
かじっていた。

 ■
 ヌーベルDCの総帥室は、非常に居心地の悪いものだった。
 鼻の両穴にピアスを着けた男が、趣味の悪い虎側のソファに背中を埋めている。唇の
薄い、酷薄そうな男だ。
 男の名はアンドレ・コッホ。かつてDC副総帥を務めたアードラー・コッホと、なにが
どう繋がっているのかよくわからないが、とにかく親戚らしい。

「失踪者はいないって話だったけど?」

 マキネの言葉に、コッホはくつくつと声もたてずに笑った。

「ああ、私共では、彼らを失踪者だと認識しておりません」
「なにをいうか!」

 バチュンが気色ばんで立ち上がる。

「お前達が旧DC関係者を拉致していたという、動かぬ証拠ではないか!」
「野蛮人は黙っていてください」
「インテリ気取りの人さらいがなにをいう!」

370:それも名無しだ
09/11/17 00:58:15 nZE9NJZI
「我々はなにも強制などしておりません。
 彼らは進んで我々の元にやって来たのです」
「なにをバカな、誰が好きこのんでこんな犬のクソまみれの街に」
「それは間違ったフランス観です。
 飼い主が犬のフンを掃除などしたら、掃除夫の仕事がなくなるでしょう」
「それこそクソくらえだ!」
「ムラタ」

 マキネの声に、ムラタが雌伏したままバチュンの背中にずしりとのし掛かる。

「で? 失踪者はなにを好きこのんでフランスくんだりまで来たんだって?」
「来ていただければ分かります」

 コッホはするりと立ち上がり、マキネに向かって気取った仕草で手を突き出してきた。

 ■
 エアシャワーを浴びて進んだ奥には、CTスキャンに似た巨大な機械が据えられていた。
周囲では白衣姿のスタッフが数人、モニターを覗き込んだり計器をいじったりしている。

「なにあれ」
「粒子加速器ですよ。あれほど小型なものは世界的に見て希ですが」
「ふうん」

 まあ、DC関連の施設にあって不思議な装置ではない。
 粒子加速器とは、炭素などの重粒子を加速し、粒子同士を衝突させるなどしてその
放射光を利用する装置のことだ。一般にビーム兵器と呼ばれているものはこの応用だ。
 粒子加速器の小型化には、テスラ・ライヒ研はもちろん、マキネの祖父ビアン・
ゾルダークの功績が大きい。この小型粒子加速気にしても、ひとまわり大きいのを
祖父のアルバムで見たことがあった。

「それで、これどうするの。リオン系に持たせるにしちゃ小型すぎるけど」
「軍事利用など考えておりませんよ。イスルギがうるさいですからね」

 コッホは鷹揚に笑う。
「あれは医療機器です」
「でもさ、それだったらこんな素ビルでいじくるより、
 ちゃんとした医療メーカーの施設でやった方が手間がかかんないじゃないの?」

 粒子を患部に照射し、ガン細胞などを直に破壊する加速器なら、旧世紀から研究されている。
EOTによって飛躍的な技術の向上を見たとはいえ、粒子は繊細な存在だ。ましてこれは、
鉄器の装甲をブチ抜く兵器ではなく医療機器だという触れ込みだ。精密な制御を行うため
には、自然界の千分の一ほどのチリも落ちていないクリーンルームで、専用の防護服
を着て扱わなければならない。

「我々はこれを『ヘルメス』と呼んでいます」
 コッホが誇らしげに説明する。

「具体的には、大脳辺縁系の扁桃体、さらに間脳、視床下部など、
 開藤手術では届かない奥まった組織に粒子を照射し、
 自我の形成、思考にアプローチする装置です」

371:それも名無しだ
09/11/17 00:59:17 nZE9NJZI
「ええと、脳改造、みたいな?」
「我々は自己の再形成と呼んでおります」

 ご覧ください、とコッホが粒子加速器に向かって手を伸ばす。見ると、トーマス・
プラットに似た金髪の少年が白衣にマスクという姿でキーボードを叩いていた。失踪
したというプラット少年だろう。たしか、年齢は14、5才だと聞いている。

「あの少年はジュニア・ハイスクールでも決して誉められた成績ではありませんでした。
 それが、現在はどうです。
 世界的な素粒子博士と対等に会話し、装置の精度向上に貢献しております」
「それが、その『ヘルメス』のおかげだって?」
「マドモアゼル、知能が高いとはどういう状態でしょう」
 コッホは気取った仕草で手を翻した。

「脳の大きさですか? でしたらクジラの脳の方がはるかに大きい。
 脳のシワですか? でしたらイルカの脳のほうがはるかにシワクチャです。
 知能とは、発想のバリエーションです。
 農夫はリンゴが落ちても味の心配をするだけですが、
 アイザック・ニュートンは重力の影響を発想しました。
 脳細胞を構成するシナプスから適切かつ新鮮な発想を行う。
 それが天才というものです。
 しかし、悲しいかなシナプスは複雑怪奇なものです。
 正しい解答が得られるかどうかは、本人ですら制御できない。
 制御できるようなら、人類は過ちなど犯しておりませんからね」

「つまりあんたたちは、人工的に天才を作り出してるっていいたいわけ」
「ご理解が早くて助かります」

 コッホはぺこりと慇懃な様子で頭を下げる。
「出来ましたら、ぜひビアン博士にもご協力していただきたいのですが」
「ああ、ムリムリ。じいちゃん、もう老眼だもん。
 脳細胞なんて細かいモン、危なっかしくていじれたもんじゃないよ」
「お嬢さんにご協力していただいてもいいのですが」
「ムリだよ。あたし文系だもん」
「そういう固定概念を根底から覆すことが出来るのです。この『ヘルメス』なら」
「あのさあ」
「なんです」
「あたしは、アイザック・ニュートンに比べて農夫さんが頭悪いとは思わないよ。
 重力どうこうより、リンゴの酸い甘いの方が大事だもん」
「あ、なにを」

 コッホが制止するより前に、マキネはガラス張りのドアを開いた。粒子加速器のそば
でなにか作業しているプラット少年に向かってつかつかと歩いていく。

372:それも名無しだ
09/11/17 01:01:25 nZE9NJZI
「3年くらい前に会ったことあったっけ?」
「こんにちは、マキネお姉ちゃん」

 プラット少年は不気味なほど朗らかな顔をして挨拶をする。その顔を、マキネは平手
でもって引っぱたいた。

「こんにちは、マキネお姉ちゃん」
 プラッチ少年は瞬きひとつしない。

「これが天才だって? あたしにゃとんだマヌケに見えるけど」
「精度は現在発展途上です。彼ら本人の手で、日に日に技術革新を見ています」
 コッホはまったく動じようとしない。

「自我とは、自分自身で築くものでしょう。
 でしたら、いうことを聞かない脳細胞よりもこの粒子加速器を使うべきだとは思いませんか」
「脳細胞ってのは、死んだら再生しないんじゃなかったっけ」
「シナプスの伝達は反復によって増大します」
「あっそ。でもあたしさ、注射とか嫌いでさ」
「そうしたくだらないこだわりを捨てられるのが、当『ヘルメス』です」

 コッホが押し殺した声を出す。
 と、ざわりと場の空気が揺らいだ。白衣姿の男達がマキネを取り囲んでいる。
 アードラー・コッホは、薬物の投与や催眠暗示などによって兵士の機能向上を図った。
その成果は、オウカ・ナギサなどの名前を検索すれば知ることが出来る。しかしこの
精度は、かつてのゲイム・システム以上だ。薬物などによる間接的なものではなく、
直に脳細胞をいじっているのだから当然か。

「お嬢さん!」

 やはり白衣姿の男たちに囲まれながらバチュンが叫んでいる。

「ムラタ!」

 マキネの命令から1秒も間を置かず、ムラタがバチュンの背中に飛び乗りそのまま雌伏し始めた。

「なにするんですかお嬢さん!」
「あんたは手ぇ出すんじゃないよ。
 ノイエDCとヌーベルDCの抗争なんて話になったらめんどくさいからね」
「ご立派だ」

 白衣姿の男から対人サイズのアサルトブレードを受け取りながらコッホが微笑む。
「お祖父さまの気概が見られる。
 しかし、部下を放ってひとり戦おうとするその姿勢が、
 その後のDCの混乱を産み出したことを忘れてはいけない」
「そういわないでよ。じいちゃんは天才の常でワンマンなのさ」

 マキネは腰に手をやった。ベルトに挟んでいたグリップを握り、抜き放つ。対人用
ロシュセイバーの光る刃が実験室の空気を明るく照らし出した。

「聞くけどさ。あんた、他人にやったからにゃ、そのヘルメスってのを自分でも試したんだろうね」
「もちろん」

373:それも名無しだ
09/11/17 01:02:39 nZE9NJZI
 コッホが踏み込んでくる。速い。アサルトブレードの刃先が空気を幾度も裂いた。一度、
二度、三度。触れれば切れるロシュセイバーの刃が、かすりもしない。
 ジャケットの肩が避けた。タンクトップが敗れて、ブラをしていない肩が剥き出しになる。
皮膚が焦げているのが、臭いでわかった。

「身体を動かしているのも、また脳です。
 すべては脳に繋がっているんです。脳を支配すれば、ひとは好きなだけ進化できる。
 そう、ヘルメス神の宝をたまわったペルセウスのように」
「そう、よかった」

 マキネはニヤリと笑い、ロシュセイバーの刃先をつま先から三寸の地摺りに構えた。
刃を小刻みに波打たせながら円形を描く。
 コッホの動きが一瞬止まった。その視線は、吸い寄せられるように光る刃に注がれている。
 戦いのさなか、剣客は相手の顔と刀から目を離さないものだ。その習性を利用して、
一瞬の幻惑に誘い込むのがこの剣術だった。

「円月殺法無頼控」

 刃を振り下ろす。
 コッホの鼻が縦に裂けた。皮膚がぱっくりと割れて、一瞬の後鮮血が飛び散る。野獣のよ
うな唸り声を上げて、コッホが床の上にひっくり返った。

「天才の後始末すんのが凡人の務めだからね」

 コッホの絶叫が響く中、白衣姿の男たちが所在を失ったように視線を宙にさまよわせ始める。
 マキネはロシュセイバーの刃を納め、グリップでもって彼らの側頭部をぶん殴り始めた。

 ■
 アンドレ・コッホはフランス市警に連行されることになった。医療目的の粒子加速器を
扱うには政府への申請が必要なのだが、コッホはその申請をしていなかったのだ。
 ただし、コッホの罪状は粒子加速器の無認可使用だけだった。脳に粒子を照射する処置
については被験者の同意書を得ていることもあり、刑事罰に問えるかどうか微妙なのだと
いう。おそらく、これから長い長い裁判が始まるはずだ。

「チョベリバぁ」

 フランス名物犬のクソ塗れの道路を歩きながら、マキネは舌を突きだした。

「幸いというかなんというか、処置を受けた者たちは戻る見込みがあるようですよ。
 それこそ脳細胞なんて何億個もあるんですから、
 人間がちょっとやそっといじったくらいじゃどうってことありませんよ」
「それとおんなじ論理で、あいつが罪に問えるかどうかも微妙なんだよね」
 いいところ詐欺罪だろうな、と憂鬱な脳で考える。

「だからDCなんてさっさと解散すればいいんだよ。
 古いもん無理矢理続けてたって、腐るだけじゃん」
「それでもひとは権威を、象徴を求めるものです。
 そして象徴たり得る人物はあまりにも少ない」
「あんた、バン大佐とどういう親戚なんだっけ」
「だから、なんでそれを蒸し返すんですか」

 道路の隅では、ムラタが雌伏したまま犬のクソをフンフンと嗅いでいた。

374:それも名無しだ
09/11/17 02:10:11 +4Rj0cTE
このスレは重複なので誘導します

スーパーロボット大戦OG 総合Part13
スレリンク(gamerobo板)

ゲームキャラ板
URLリンク(schiphol.2ch.net)

アニメキャラ総合
URLリンク(changi.2ch.net)

375:それも名無しだ
09/11/17 07:49:03 FmOyVZtx
このスレのキャラはゲームに出てくるキャラじゃないし
アニメのキャラでもないし
スレの内容もOGスレとは全然違う
重複でもなんでもないな

まあ、色んなとこで同じ事書いてるやつに言ったって無駄かもしれんがな

376:それも名無しだ
09/11/17 09:43:38 cK7efM+u
作品中誰一人としてムラタにつっこまねぇwww

377:それも名無しだ
09/11/18 18:10:25 PJkQIELP
このスレではムラタは「人語と剣術を操り、見た目が人に似ている犬」として扱われています

378:それも名無しだ
09/11/18 18:58:46 ppGoEW9B
ニャンコ先生はどこでどうしてるんだろう。

379:それも名無しだ
09/11/18 20:54:17 SKs4WTT5
最近銀髪ショートカットの元気そうな二次元キャラが全部ゼラドに見えてしまうから困る

380:それも名無しだ
09/11/19 02:58:39 OX0rKt5F
>>379
それでその銀髪ショートカットの元気そうな二次元キャラをどこで見かけたのかkwsk

381:それも名無しだ
09/11/19 11:16:05 oO6uOnCl
この間旅行で行った、北欧やロシア辺りなら
たまに銀髪の女の子が歩いてたりしたけど、ゼラドやルナには見えなかった。
これが次元の壁か。

382:それも名無しだ
09/11/19 12:55:11 i6Kphu+x
>>380
よくいく画像サイトのトップ画の創作キャラがすごいそれっぽかった。
しかも眼鏡っ娘なんだぜ?

383:それも名無しだ
09/11/20 12:09:33 vbJ7jE/0
久保は腸内ヒーローだから直腸丈夫だよ

384:それも名無しだ
09/11/20 14:50:06 9uVgU1ea
久保「確かに胃腸を壊したことはない」
背後霊『バルシェムの免疫力だと風邪すら引かんからな』

385:それも名無しだ
09/11/20 15:57:20 RqyRmYAX
逆に胃腸が弱そうなのは誰だ

386:それも名無しだ
09/11/20 18:33:23 iwf1FrcL
ゼフィア。胃炎わずらってそう。

387:それも名無しだ
09/11/20 19:17:04 3RMhcdZm
歩く天災の妹に、性別イグニションの友人に、マッドサイエンティストの同級生に、鉄球娘に、陵辱メガネ。
周りがこれじゃ、比較的常識人なゼフィアじゃあ胃薬を常備してないとやってられんなw

388:それも名無しだ
09/11/20 23:46:23 PlVXZWG0
逆に考えるんだ。
ゼフィアの肉体が強靭だからこそ、そいつらの相手が出来る。
そう考えるんだ。

389:それも名無しだ
09/11/21 03:51:14 l6EUT4RS
ミスティリカ「あらゼフィア先輩、ぽんぽ痛いんですか?」
ゼフィア「その巨大な注射器をしまいなさい」
ミスティリカ「あら、なにも心配することなんかないのに。
 痛みなんかほとんどありませんよ。
 ゼフィア先輩はただ、然る後にわたしの顔の上に座ってくださればいいだけです。
 ああ、いまから眼鏡がほかほかと湯気を上げる」
ゼフィア「君は、もう少し自分と自分の眼鏡を大切にしなさい」
ミスティリカ「あらゼフィア先輩。アトリームにも貞操観念というものはあったんですよ。
 地球より遙かに、ぞんざいに扱われるね」
ゼフィア「ぞんざいに扱ってはいかん」
ミスティリカ「スターゲイザーの探索に行って帰ってきたと思ったら
 もう自分の居場所なんてどこにもなくなっていたひとにもおなじことがいえるんですか?」

ミスティリカ「ところでこの眼鏡、ここの紐を引っ張ると
 石灰がなにかして湯気が出るんですよ、面白いでしょう」
リトゥ「なんで付いてるの? その機能はなんのために付いてるの?」

390:それも名無しだ
09/11/21 10:07:56 BDUlcILV
ゼフィア(?)『ええいっ!まどろっこしい!!この俺が貴様に凌辱の何たるかをその身に刻んでくれるわぁぁあ!!!』
ミスティリカ(?)『キャァァァァァァ!!』










ゼフィア「ハッ!!?・・・・・夢か」

391:それも名無しだ
09/11/21 11:50:12 GovuNdyV
>>390
ゼフィア「だ、段々洗脳されてきてるというのかっっっ?この俺がっっっ!
ぬうぉぉおおおおおおおおおっっっっ!」
ゼンガー「朝も早よからなにをしているのかと思えば童貞こじらせた息子か」
ゼフィア「うあ親父殿っっっ?っていうか人のプライバシーを勝手に想像しないでくださいっっっ」
ゼンガー「お前が勝手に道場で夢の中身をほざいてたんだ。
 だいたいお前、その年になってグラビア雑誌の一冊、エロDVDの一つもなく、
 さりとてメイガスつかってすらコンピューターの中身にエロ動画一つもないとは
 エクストリーム・エロ本見つけに参加すらできないとソフィアが悔しがってたぞ」
ゼフィア「なんですかそのむちゃくちゃな競技は!」
ゼンガー「なんでも息子のエロ本を探すとかいう競技で、
 ご近所中の奥様がたの流行だそうだ。
 ギリアムのとこの嫁は簡単すぎて面白くないというし、
 レーツェルのとこはそもそも隠してないし、
 トウマんとこはトウキが触手肉体改造エロゲみつかったくらいか。
 ミナトのだと言い張ってるらしいが双子だから趣味おなじだろうな。
 今のところ一番得点稼いでるのがバランガのとこだな。
 床板の裏に貼り付けていたというのがポイント高かったらしい。
 更に姉ものでダブル約満だそうだ」
ゼフィア「……なんて破廉恥な競技をやってるんですか母さんは!」
ゼンガー「まったくだ。お前が一冊も隠してないんで、俺も共犯の容疑をかけられ、
 秘蔵にしていた悶絶人妻女教師電気うなぎ風呂シリーズが見つかってしまったではないか」
ゼフィア「なんで持ってるんですかそんなもん!」
ゼンガー「あのなあ、坊さんじゃ在るまいし、一つや二つはもってるもんだ。
 それをお前は妙に恋愛だなんだを神聖化して童貞こじらせて、
 そのうち色気満載の水商売くさいメカ女にだまされて洗脳されるぞ。
 五枚もあれば足りるだろ、そこらの泡風呂で煩悩落として来い」
ゼフィア「絶対に嫌ですっっっっっっ!」

ゼフィア「は、夢か。水でも飲んでこよう」
ゼンガー「……」
ゼフィア「親父殿。なんで夜中に砂嵐にしたテレビを見ながらお茶を飲んでいるのですか?」
ゼンガー「……お前、手を出せ。うん。
 五枚やるから、このことは誰にもいうな。いいな?」
ゼフィア「?はあ?ああ、DVD再生なのにテレビつけてるから砂嵐なんですよ。
 ほら、こうして……」
ゼンガー「違う違う違う!これは砂嵐にした画面を見つめることで、集中力を養うという高度な修行なのだ!
 いいからとっとと寝ろ!」
ゼフィア「はあ。戻ります」

ソフィア「なんだ起きてたの」
ゼフィア「あ、母さん。親父殿なら下で修行中です」
ソフィア「あっそう。じゃこのレシート渡してきて。中見ちゃだめよ」

ゼフィア「親父殿」
ゼンガー「うわっ!」
ゼフィア「母さんがこれ渡してきてくれと」
ゼンガー「ソフィアが?ん?」

 レシート DVDレンタル 悶絶人妻女教師電気うなぎ風呂シリーズ1 

ゼンガー「……ゼフィア」
ゼフィア「はい」
ゼンガー「俺はしばらく旅にでる。ソフィアにそういっといてくれ」
BGM 眠れ地の底へ

392:それも名無しだ
09/11/21 12:34:12 vfG2hZ1k
275 名前:名無しさん 投稿日: 2009/11/09(月) 23:13:31 [ IAoEOiQs ]
ルサイケんちにゼフィア先輩がやってきた。

ゼフィア先輩はルサイケのOG学園のいっこ上の先輩で風紀委員をしている。
風紀委員会特服『白虎』を着てスーパーボールで武装するのではなく、白ランに木刀という古いタイプの風紀委員だ。

ゼフィア先輩はルサイケんちにお払いにやってきたのだと言う。
「最近自分はついてない。悪霊に命を狙われ、変態に付きまとわれ、心臓によくわからないものを埋め込まれ、
 それをそのまま放置され、パチンコに負け、テックセットという他人の死に設定を押し付けられそうになり、
 短小だと思われていて、いくら修行を積んでもイルスどころかラン殿にすら歯が立たず・・・」
ゼフィア先輩の愚痴はそれから十分ほど続いた。

ルサイケんちは神社をやっていて、けっこうはやってる。
悪霊の親玉が悪霊にいうことを聞かすのだ、こうかはばつぐんだ。
それをお払いといっていいのかルサイケは知らない。

あいにくケイサルの爺はメカギルギルガンおじいちゃんかヴィンちゃんのところに遊びに行ったのか、留守だった。
爺が戻ってくるまで、ルサイケがゼフィア先輩の相手をすることになった。

「ルサイケ、バイトをするなとは言わん。
 だが、学業を疎かにしてはいかん。
 ちゃんと学校に来い」
開口一番説教だった。
ルサイケはナヴィアちゃんのお店で週六で働きながらも、学校には毎日行っている。
ただスレに映ってないだけだ。
それを伝えるとゼフィア先輩は黙ってしまった。

気まずい沈黙の中、ルサイケはなんでかナヴィアちゃんのことを思い出してた。
マーズくんのマネをしてその月のかせぎを全部株につぎ込んでほんのちょっとだけ損をしたナヴィアちゃんが、笑いながらルサイケにつぶやく。
「いやーフシギよねー。
 実にフシギね。
 私たち不人気キャラのやることにはなんでかドラマチックなことは起きない。
 神様がそう決めてる」

ルサイケは石のように固まったゼフィア先輩と向き合いながら、今日のバイト何時からだっけと思ってた。

393:それも名無しだ
09/11/21 13:09:10 SPQ8ni7l
テスト

394:それも名無しだ
09/11/21 23:50:16 4bYl9pnz
ルサイケ久しぶりに名前見たが1年じゃなかったか?

395:それも名無しだ
09/11/22 01:11:14 t3NXRIvW
先輩あと一歩か二歩踏み込めれば…

「バルマーだろうとどこだろうと貴女と共に歩む!もはや不退転!」→「…うん、ウチも覚悟を決めるよ!」

「一生お前のモルモットとなろう!」→「…アンタにしちゃときめく台詞じゃない(///)」

「俺のパートナー、いや伴侶はお前しかいない!」→「その言葉をずっと待っていたのだぞ、友よ」

「悪いことは言わん。医者に診てもらえ」→「ドン引きを通り越して本気で心配されるなんて私はなんて最低の屑なのかしら!」

396:それも名無しだ
09/11/22 01:38:01 JVuDB4Aq
本人の意思が決まってないのが一番の問題だな、ゼフィア。
なんだかんだで決めたら直撃かますだろう。
親父が絶叫告白の人だからなあ。

ていうかフラグ立てすぎ。
一人に決めたあと他とはどうすんだろう(わくわく)

397:それも名無しだ
09/11/22 09:57:38 Fm5lw8rh
ゼラド「アギラお婆ちゃんが言っていた『戦いの前に告白やエロいことをしたら死ぬ』と。
だから私は、お兄ちゃんの使命が終わるまで待つの。死んで欲しくないから。」


398:それも名無しだ
09/11/22 11:26:59 t3hgzraH
エロいことしたら死ぬんなら、ディス姉はライフがいくつあっても足りないよ!

399:それも名無しだ
09/11/22 23:32:32 ej6N4X4P
ディス姉はエロい格好をしたエロい事がしたい人?なだけで、エロい事はしたことが無いので超安全だよ!

400:それも名無しだ
09/11/23 02:14:56 JhDjFw2C
エロい事しとくと生存フラグになる場合だってある!
「生きて帰ったら~」は正統な死亡フラグだけど

それはそうと姫さんはストレス溜まると猫(アル)が乗り移ったりしないのかい?

401:それも名無しだ
09/11/23 02:33:59 jcaCgAvE
猫(アル)まだ生きてんの?
ハザリアがタマネギ食わせちゃったんじゃなかったの?

402:それも名無しだ
09/11/23 02:46:59 jedMkB02
アーク「くそぅ! どいつもこいつもWiiやりやがって!
 いったい、ゲームキューブをなんだと思ってるんだ!」
咲美「どうっていわれても、その」

アーク「なんだとおもってるんだよ!?」
ゼラド「えっ? えっと、いいハードだよねっ。
 ロード時間短いっていうし、パーティゲーム充実してるっていうし」
アーク「明らかに伝聞口調だよ! この子ゲームキューブ持ってないよ!」
ゼラド「確かにゲームキューブは持ってないけど」
咲美「兄さん、そう、誰も彼もゲームキューブ持ってるってわけじゃないのよ」
ゼラド「でもでもっ、ゲームキューブは子供向けのソフトいっぱい出てたし!
 友達がいっぱいいるお子さんの家庭では喜ばれてたよねっ!」
アーク「そっか。確かに俺って、友達いっぱいいるお子さんの家庭で喜ばれるタイプだもんな」
咲美「兄さん。兄さんは、自分を見つめ直す旅に出てたんじゃなかったの?」

ヴィレアム「ゲームキューブだと、甘ったれるな!
 ハードなんて、そんなもの、SFCがあれば上等だ!」
アーク「お前はいつの時代のひとだよ!」
ゼラド「ダメだよヴィレアムくん! GBAとPS2は最低限必要だよ!」
アーク「どいつもこいつも、自分と関係あるハードばっか所有しやがって!」
咲美「兄さん、それは致し方のないことなんじゃないかしら」

マーズ「おやじのトキはよ、まだDSは品薄で、
 ゲットすんのがタイヘンだったとゆーハナシを聞くぜ」
ミスティリカ「アトリウムにもDSはあったそうよ。
 W発売当時より、はるかに供給が行き渡っているね」
アーク「勝ち組オーラを出すな、このDS組が!」
マーズ「えー、ひとまとめにされたくねーなー」
ミスティリカ「ダブルスロット特典美味しかったです」
アーク「なんだよ、DSがそんなに偉いのかよ!
 『クィーンズブレイドスパイラルカオス』プレイできないくせに!」
咲美「兄さん、それなんか違う」
マーズ「おれ幼児だし、CERO D作品なんかプレイできねーもんね」
アーク「お前のどこが全年齢対応なんだよ!」
ミスティリカ「そうだわ! 鎧破壊システムを導入すれば!」
咲美「あなたはなにを目指してるの!?」
ミスティリカ「KがCERO Bだったのは、たぶんファサリナさんのせい」
アーク「CEROか、やっぱCEROがあれだったのがゲームキューブの敗因なのか」
咲美「兄さん、兄さんは任天堂ハードが好きっていう話なんじゃなかったの?」
アーク「エロいゲームが出来るハードが好きだ!」
咲美「兄さん、ゲームキューブから追放されればいいのに」

403:それも名無しだ
09/11/23 02:48:15 jedMkB02
ミツハル「う~ん、ゲームキューブも決して悪いハードではなかったよ。
 でもサードパーティが充実してなかったり、PS2と重複してるソフトが多かったのが、
 『まあ別にわざわざゲームキューブ買うほどでもないかな』的な空気出してたよね。
 あと、下位機種との互換性がないこと、ディスク容量が少なかったこと、
 DVDとか再生できなかったことが、同時期に発売されたPS2との敗因だよね。
 やっぱきょうび、ガチンコでゲームの性能だけで勝負するより、
 ついでにアレもコレも付いてきます的なお得感がないと、なかなかユーザーは財布の紐を緩めてくれないよ」
アーク「うぜぇーっ!?」
ミツハル「まあすでにDSiLLを購入してる僕に死角はないけどね」
アーク「あんたのDSは『ラブプラス』用だろうが!」
ミツハル「あぁ、この大きな画面に、無駄に広い視野角!
 電車で隣の席に座った人に僕の姉ヶ崎さんをのぞき見されるかというヒリヒリ感を覚えつつの
 デートプレイはこたえられないものがあるね」
アーク「中毒じゃねえか!」

芽夜「私はDS、好きじゃありません」
咲美「そういうこといっていいの!?」
アーク「そういやGBA組だったっけ。
 末期だった上にWと参戦作かぶってるから、あんまそういう印象ないけど」
咲美「兄さん、すっかりDSの話になってて、ゲームキューブ置いてきぼりよ」
芽夜「DSは外でゲームしろと強要されているようでイヤです。
 Wiiも、元気に身体を動かせと上から目線で説教されてるみたいでイラっとします」
咲美「なんであなたは任天堂にケンカ売るの!?」
芽夜「寝ても覚めても紫雲家末子、深夜1時のHeart Stationは、神様だけが知っています。
 あと検索してみたらゲームキューブ本体は2008年を持って製造中止していました」
アーク「みんなたまにでいいからゲームキューブのこと忘れないでぇーっ!」

ヴィレアム「SFCは、なんか細々と製造してた歴史があるけどな」
咲美「ヴィレアムくん、若干イラッtとするから」

404:それも名無しだ
09/11/23 08:33:25 FycX2a0X
>>400
ブラックルナ「…お前に笑顔など似合わない」(エナジードレイン)
ハザリア「あばばばばばば!」

みたいな感じか
あの猫って何猫だっけ?三毛猫?黒猫?

405:それも名無しだ
09/11/23 08:46:09 11g3/YBS
>>404
猫又

406:それも名無しだ
09/11/23 10:51:39 VkCGGikj
Wiiが有ればGCのゲームもプレイできるよ!

あとアークはマイクロソフトのことも少しは思い出せ。

>>404
三毛猫ホームズ

407:それも名無しだ
09/11/23 14:21:18 JhDjFw2C
>>404
それはエロボケ猫じゃなくて黒の死神だ

408:それも名無しだ
09/11/23 15:54:08 FND1EBYr
ミツハルはゲハの話してないで作画かたってろよ

409:それも名無しだ
09/11/23 23:53:41 bX2+PXX/
 【職員室】
アルベロ「それでは、学校運営費用の仕分け会議に入る」
ミッテ「この、学校防衛費用というか、高等部まわりの無駄に高い塀とか、
 高電圧の鉄柵なんかは、もうちょっと安くできるんじゃないかしら」
ルアフ「う~ん、そうだねぇ。最近大破壊する生徒もあんまりいないし」
アルベロ「では、これは削減という方向で」
エキドナ「あと、このコンピュータ実験実習の費用が、あまりにも高すぎるのではないだろうか」
ラミア「しかし、生徒たちには世界一のコンピュータ教育を受けさせるという本校の教育方針があり」
エキドナ「世界1である必要はあるんですか?
 世界2位じゃいけないんですか?」
ラミア「うむ」
ルアフ「そういわれてみるとなぁ~」
アルベロ「必ずしも世界一である必要はないのだが」
ルアフ「コンピュータ使う生徒もあんまいないしね」
アクア「でも、学校案内にも『世界一のコンピュータ教育』って書いちゃってるわけですし」

ヒューゴ「よしわかった! 俺に名案があるっすよ!」
アルベロ「おおっ!」
アクア「カッコいいわ、ヒューゴ!」
ヒューゴ「生徒達の学校案内には、俺の身体を献体として提供しようじゃないっすか!」
ルアフ「さすがヒューゴくんだ!」
アクア「やめてヒューゴ! 教育に魂捧げても、身は捧げないで!」
ゾンビ兵「う゛ぁっ!」
ヒューゴ「生物の教材には、このゾンビ兵が喜んで身を捧げるそうっす!」
アクア「あなたいつまでゾンビ兵なの!?」
アルベロ「フッ、知らぬうちに逞しくなりおって。
 俺は、クライウルブズとしてなにを捧げようかな」
アクア「クライウルブズは教育を間違ってたんじゃないでしょうか!」
ラミア「保健体育には、アクア先生がその身を捧げるそうだ」
アクア「私が捧げられた!?」

エキドナ「それでは、次の議題。
 『高等部の男子生徒が性的にイマイチ淡泊なのは、
  アクア先生が年がら根中女体を見せつけているからではないか』について」
アクア「私が議題にされたぁーっ!?」

410:それも名無しだ
09/11/24 17:50:56 83sh2VpI
緩み始めた肢体が一番エロいとは思うけど、アクア先生はないわ

411:それも名無しだ
09/11/24 23:23:21 RtB/8SHR
OGDOGS
ソウ………クォヴレー
マルオ……ヴィレアム
ユキ………ゼラド

ライアーゲーム
アキヤマシンイチ…ハザリア
カンザキナオ………マリ
フクナガユウジ……マーズ

JIN-仁-
ミナカタ先生……フィオル
サキ…………ユウカ
オガタ先生…ゼフィア



という所で俺の妄想は止まった
どうやら電波が足りないらしい
ハザリア演劇だかゼラドの世界再構築系なりで考えてたが文章力も足りないらしい

412:それも名無しだ
09/11/25 21:53:40 acs+ZVDh
  イ`ヘ
 /: :| ヽ
/ : :/  ヽ ___   _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
      ( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ  /
  マ  r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /
      //: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
  ジ  {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
     〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
  で / r:oヽ`    /.:oヽヽ: :|: | :|
     { {o:::::::}     {:::::0 }/: :|N
  っ  | ヾ:::ソ     ヾ:::ソ /|: : |
 !? ヽ::::ー-.. /ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ
-tヽ/´|`::::::::::;/   `、 ::::::::::: /: i }  >
::∧: : :|: |J   \   /   /::i: | /_ゝ
. \ヾ: |::|` - ,, ___`-´_ ,, - ´|: : :|:::|
   ヽ: |::|\     ̄/ /|  |: : :|: |


413:それも名無しだ
09/11/26 05:48:19 eiTscGuM
ヴィレアム「確かに悪知恵は働くけど、アキヤマはあんな馬鹿笑いはしない」
ハザリア「確かにアヤセハルカは良い体をしているが、グラマーインパクト程の尻ではない」
ユウカ「マルオはあんな押しの弱いマダオじゃない」


マリ「三者三様に否定してるな」
ゼラド「ハザリアくん、良い体とか言うの卑猥だと思うよ」
マーズ「ひでーよひでーよ。キノコはひでーよ。さすがにアソコまで外道な笑い方は出来ないよ」
マリ「……おい、これ数えてみろ」
マーズ「え、何?ゲーセンのコイン?えーと、いちまーい、にまーい、……さんまぁぁぁぁぁい!!!(裏声)」
ゼフィア「商業ロボだというのに、ノリが良くなったな」


フィオル「コウアン先生の説教がキンパチ先生にしか見えなかったのはこの世界でも同じだな」
クォヴレー「おい、どこから湧いて出た」

414:それも名無しだ
09/11/26 11:59:12 KbCIf3BB
ゼラド「不乳地帯
クリハ「あなたはいつから私にそんな口をきくようになったのかしら?」
ゼラド「アーーーッ

415:それも名無しだ
09/11/26 12:19:02 Daa/gRO4
弾まぬ太陽

416:それも名無しだ
09/11/26 23:53:11 izvVHFp8
 【イングレッタ】
射:ファストドロウ 早撃ちコンマ3秒だ!
格:悪ふざけ なにが起こるかわからない
射:行きなさい アストラを突貫させる
格:プロデュース 一定時間相手の射撃武器が格闘武器になるとか、なんかバグる
射:ガン・クレイジー 全弾発射したあと一気に間合いを詰めてグリップでかち殴る

 【ユウカ】
格:ギター殴打 ギターでぶん殴る 凄い音が出るのでゲーム音量に注意
射:不登校オーラ 敵パイロットが登校しなくなる 学生以外には無効
射:ピストル・オペラ 歌いながら射撃
 ユウカのテンションによって楽曲がパンクやらガールズポップやらアニソンやらに変わり攻撃力も変動

 【レタス】
射:カードマジック:カードを投げて攻撃 絵柄によって攻撃力が上がる
射:誰が野菜ですの レタスの戦意メッチャ向上
射:エクストリーム・ギャンブル 右脳と左脳の間ぐらいを狙って撃ちまくる 敵の運がよければダメージゼロ

 【ミスティリカ】
射:陵辱志願 敵機はドン引きする
射:24時間軽くアヘ顔 ミスティリカのテンションだだ上がり
射:アヘ声 お母さんが家にいる時間帯を狙って大音量でアヘ声 プレイヤーにダメージ
格:根本的にかき混ぜる アーッ!
射:わたしって最低の屑ね! ゲームがコンシューマー機で出せなくなる

417:それも名無しだ
09/11/26 23:55:28 izvVHFp8
 【ラーナ】
射:ドライバー(+) プラスドライバーをぶん投げる
格:ドライバー(-) マイナスドライバーでえぐる
格:解体チェーンソー チェーンソーで攻撃
合:ロボくんのあんよ 隣接するマーズの脚をもぎ取って攻撃 敵機とマーズにダメージ
格:あなたを、解体したい チェーンソーで解体 与えたダメージ分資金に換える。

 【ミズル】
射:ぶちまける 敵機に塗料ぶっかける 敵機の命中率低下
格:描き殴る  敵機の装甲にラクガキ なんか装甲下がる
格:ホワイトをこぼしてひどいことになる ホワイトをこぼしてひどいことになる
格:キタノカー直進 キタノブルーのクルマで轢く
格:描き殴る(おっぱい) 敵機の装甲におっぱい画を描く 敵機は3ターン半行動不能
格:性格の悪い絵筆 ランダムでマップ上に存在するユニットをコピーする

 【マーズ】
格:カモる 敵機から資金を巻き上げる
射:奇声  敵機がなんかイラッとする
射:武器は法とカネのみ 敵機に法的なイチャモンを付ける
射:聖闘士星矢全巻進呈 敵機は読破するまで動けない
射:していた! ザ・データベースに保存されている厨2ノートを音読する(大声で)
 敵パイロットと、宇宙のどっかにいるカズマさんに精神的ダメージ

 【ランル】
射:ガンガンコミックス投げ ガンガンコミックスをぶん投げる
格:年代の壁 「PAPUWA」は知っていても「南国少年パプワくん」は知らないと言い出し
 敵パイロットに説教される 敵機は3ターンくらい行動不能。
射:ザ・ヒートブロガー 敵機のブログが大炎上する
射:ザ・連載クラッシャー とりあえず富樫は連載しない
格:月刊少年ガンガンにはこがいな使い方もあるっちゃ
 月刊少年ガンガンで殴りかかる。
 敵機と月刊少年ガンガン編集部にダメージ

418:それも名無しだ
09/11/27 03:56:00 Rxc+HcmJ
誰か、ゼラド達がムゲフロ世界を冒険するネタのtxt持っていないか

419:それも名無しだ
09/11/28 12:27:10 7oauedCj
今年のクリスマスこそはヴィレの字がポイント稼げますように…

420:それも名無しだ
09/11/28 12:34:57 2D697Ix7
しかしその日はワカメタルのクリスマスライブがあるのだった

421:それも名無しだ
09/11/28 13:55:52 RHrWc6kZ
クリスマスまでに次スレ行くかな

422:それも名無しだ
09/11/28 23:52:51 pMu+zGuP
ギリギリ行くか行かないかくらいかな?


423:それも名無しだ
09/11/29 00:29:35 wMK6s0MX
 ばちばちっ

ゼラド「お兄ちゃん! どうしたのお兄ちゃん」
クォヴレ「ゼラド・・・・・・、ダメ・・・だ・・・・・・、逃げ・・・・・・」

 ばちぃっ!

ゼラド「あ、あぁ」
久保犬「くぅ~ん」
ゼラド「お兄ちゃんが、犬になっちゃったぁ~!」

 【バルマー寮】
ゼラド「ルナちゃんルナちゃん! 大変だよぉ~!」
ルナ「なんだ、バランガさん、馴れ馴れしい」
ゼラド「え、ルナちゃん、なんで今ごろ男装してるの?」
ルナ「男装? バカをいうな!
 わた・・・・・・、オレ・・・・・・、ボクは男だ!」
ゼラド「そんなこといわれたって、胸もちょっと膨らんでるし」
ルナ「肥満だ!」
ゼラド「その言い訳もどうかと思うけど。
 あ、ねえ、それどこじゃないよ。お兄ちゃんが大変なの!」
ルナ「兄? キミに兄などいたのか」
ゼラド「なにいってるの? クォヴレーお兄ちゃんのことだよ!」
ルナ「クォヴレーだと、バカな! ボクの前でそんな名前を出さないでもらいたい」
ゼラド「ルナちゃん、いったいどうしたっていうの?
 お兄ちゃんはルナちゃんの」
ルナ「いうな! ボクと母上を捨て置いた男など、父親でもなんでもない!」
ゼラド「えぇ~、なんで今ごろそんなこと」
ルナ「出て行ってもらおう!」

 【学校】
ゼラド「ルナちゃん、いったいどうしちゃったんだろう。
 今さら男装した上に、お兄ちゃんにあんなこというなんて」
犬久保「くぅ~ん」
ゼラド「そんな悲しそうな声出さないでよ。わたしが絶対元に戻してあげるからねっ」

トウキ「あぁ~あ、カノジョ欲しいなぁ~、胸がD以上の」
ミナト「兄貴、また浮ついたこといって」
トウキ「お前は相変わらず固いなぁ。少しは色気付けよ」
ミナト「フッ、おれの恋人は、この刀だからな」
トウキ「いや、フッとかいってないでさ」

ゼラド「トウキ君? 今さらなにいってるの」
トウキ「は、なんだよ今さらって」
ゼラド「なにって、浮気はよくないよ!」
トウキ「浮気って、なにいってるんだよ。俺はカノジョなんていないぞ。
 出来るもんなら欲しいくらいだよ」
ゼラド「えっ、だってトウキくんはクリハと」
トウキ「クリハだって、冗談じゃない!」
ゼラド「トウキくんまで、いったいどうしちゃったの!?」

424:それも名無しだ
09/11/29 00:30:47 wMK6s0MX
ゼフィア「こら、バランガ。学校に犬を連れてきてはいかん」
ゼラド「あ、ゼフィア先輩、違うんです。この犬、実は」
ゼフィア「黙れ! そして聞け! 言い訳とはサムライらしくない!」
ゼラド「え、わたし、サムライじゃないし」
ゼフィア「そこに直れ! 性根、叩き直してくれる!」
ゼラド「わぁーっ!? どうしちゃったの、ゼフィアせんぱぁ~い!」

 【道ばた】
犬久保「わんっ、わんっ!」
ゼラド「みんな、どうしちゃったんだろ。
 様子がおかしいし、なんか妙に攻撃的になってるし」

マーズ「めぁーざす♪ きぉぼぉ~のいぃろはぁ~♪ あぁ~♪」
ゼラド「あ、マーズくんだ。おーい、マーズくーん」
マーズ「ン? なんだ、おめー」
ゼラド「なにって、わたしだよ」
マーズ「わたしだよなんてゆわれたって、知るもんか。
 おれぁーさっきこの町に着いたばっかだぞ」
ゼラド「分からないの? わたしだよ、ゼラド・バランガ!」
マーズ「バランガだ? ヒトゴロシのグンジンやろーの子が、おれになんの用だ!?」
ゼラド「えぇっ!?」
犬久保「わんっ! わんっ!」
マーズ「その4本脚はマオ社へのミツギモンか、このマオ社のイヌがっ!
 お舐めじゃねーぞ、ニンゲン傷付けらんなくったってなー、ケダモノはその限りじゃねー!」
 先に食っちゃるから、そこに置けよぉーっ!」
ゼラド「わぁーっ!? ダメだよぉーっ!」

 【バランガ家の前】
ゼラド「はぁ、お父さん達もお姉ちゃんもいない。いったい、どうしたらいいんだろ」
犬久保「わん」

ヴィレアム「ゼラド、どこに行ってたんだゼラド」
ゼラド「あっ、ヴィレアムくん、あのね」
ヴィレアム「ゼフィア先輩に聞いたぞ。ダメじゃないか、風紀を乱しちゃ」
ゼラド「それどこじゃないよ、ヴィレアムくん! お兄ちゃんが」
ヴィレアム「なにいってるんだ。お前にいるのは弟だろ?」
ゼラド「そうじゃなくて、クォヴレーお兄ちゃんだよ」
ヴィレアム「クォヴレーって、クォヴレー・ゴードンか?」
ゼラド「よかった、わかるんだ」
ヴィレアム「ああ、知ってるさ。その男が突然タイムダイバーなんて名乗ったもんだから、
 うちの父さんは仕事がなくなって毎日家でSFCばっかりやってるんだ」
ゼラド「えぇ~!?」
ヴィレアム「まったく! タイムダイバーなんてメイワクな存在だよ!」

425:それも名無しだ
09/11/29 00:32:14 wMK6s0MX
 メイワク・・・・・・タイムダイバーは・・・・・・メイワク・・・・・・

ジャーククォヴレー『ダイバッテキーッ!!』

犬久保「わんっ! わんっ!」
ゼラド「わぁーっ! 黒いお兄ちゃんだぁーっ!?」

ユウカ「出たわね、邪悪獣」
ゼラド「邪悪獣? 邪悪獣出ちゃったの?」
ユウカ「でも、あたしにクラスメイトなんかいないから、防衛組出動とか全然OKじゃない」
ゼラド「それは、ユウカさんが学校行けばいいだけの話だよ~!」
ユウカ「そんなことよりバランガ、ゲーム買わない、ゲーム」
ゼラド「え、いまそれどこじゃ」
ユウカ「いいから、10円あるの、どうなの」
ゼラド「10円くらい持ってるけどぉ~」
ユウカ「オーケイ」

 シュパァーンッ!

 【超空間】
フィオル「ようやくアクセスできた。大変だったね、ゼラド・バランガ」
ゼラド「あたたた、ええと、フィオルさん?」
フィオル「現在、君たちの町は高次の生命体によって攻撃を受けている」
ユウカ「ジャークドリームに囚われているようなものよ」
ゼラド「ジャークドリームなの?」
フィオル「そう、ジャークドリームだ」
ゼラド「仲良しだね、フィオルさんとユウカさん」
フィオル「ジャークドリーム中に漂う微細なアークダーマの影響で、
 全員凶暴で邪悪な性格に変わりつつある。
 あの世界において、ルナ・ティクヴァーはいまなお父親を憎んでいるし、
 トウキ・カノウにカノジョもいなければミナト・カノウは堅物だ。
 マーズというロボは人間への不信感を抱えたままだし、
 ヴィレアム・イェーガーは父を失職に追い込んだタイムダイバーを増悪している」
犬久保「くぅ~ん」
ゼラド「お兄ちゃんがこんななってるのは?」
フィオル「タイムダイバーなら、この状況をあっさりと片付けてしまえるだろう。
 敵はそれを知っていたから、先手を打ったんだ」
ゼラド「それじゃ、いったいどうしたらいいの?」
フィオル「どこかにアークダーマの親玉を宿した人間がいるはずだ。
 そいつを叩いて、アークダーマを全滅させるしかない。
 君はタイムダイバーと一緒にいた時間が長かったせいか、影響が少ないらしい。
 君にしか出来ないんだ」

ジャーククォヴレー『ダイバッテキーッ!!』

ゼラド「わあぁっ!?」
フィオル「邪悪獣め、ここに気付いたな」
ユウカ「行って。アイツはあたしたちが食い止める」
ゼラド「待って、親玉をどうにかするっていわれても、どこの誰の中にいるのかわかんないよぉ!」
フィオル「親玉感染者の手の平には、なんかこう、邪悪な感じのアザが浮いてるはずだ」
ゼラド「漠然とし過ぎてるよぉーっ!」

426:それも名無しだ
09/11/29 00:34:19 wMK6s0MX
 【OG公園】
 どさっ!
ゼラド「あ痛ぁ~」

克夜「騎士道大原則ひとぉーつっ!
 騎士たる者、目に着いた御婦人は漏れなく口説き落とすべし!」
ミスティリカ「姫騎士道大原則ひとぉーつ。
 姫騎士たる者、会うひと会うひとにアヘ顔を披露すべし!」

ゼラド「紫雲くんと、ミスティリカさんか」
克夜「バランガさん、邪悪獣とかいう巨大兵器を持ち出して町を混乱させているとは本当かい」
ゼラド「そんな話になってるのぉ!?」
克夜「痩せても枯れても紫雲家長子! いたずらに町を混乱させる者を放ってはおけない!」
ゼラド「ちょっと待って、紫雲くん!」
克夜「言い訳など聞きたくないね!」
ゼラド「目に付いた女の人女の人を全部口説くんなら、
 紫雲くんはまず横にいるミスティリカさんを口説かなくちゃならないんじゃないの!?」
克夜「フフ」
ゼラド「え?」
克夜「ごばぁっ!」
ゼラド「耳から血を噴いた!?」

ゼラド「ふたりとも、アザなしかあ」
ミスティリカ「そう、微生物サイズのアークダーマが。
 そんなことになってたとはね」
ゼラド「よかった。ミスティリカさんとはまだ会話が繋がる」
ミスティリカ「つまり、私の奥にあるアークダーマを根本的に淫猥な意味でほじくり出してもらえばいいのねっ!」
ゼラド「通じているようでいて、全然通じてなかった!」
ミスティリカ「ご安心なさい、バランガさん。
 あなたのアークダーマは、わたしが責任を持ってほじくり出してあげる」
ゼラド「やめてやめてマドラー引っ込めて」
久保犬「わんっ、わんっ、わんっ!」

克夜「ぐふっ、バランガさん・・・・・・」
ゼラド「紫雲くん、紫雲くんしっかりして! わたしをひとりにしないで!」
克夜「その姫騎士をお供に連れて行くのは甚だ不安だろうが、堪えてくれ。
 僕は・・・・・・、もうここから動けそうもないから・・・・・・」
ゼラド「紫雲くーん!」

ミスティリカ「さあ、まずはゼフィア先輩を捜さないと」
ゼラド「先行き不安だよぉ~!」

427:それも名無しだ
09/11/29 00:35:49 wMK6s0MX
 【学校】
ゼラド「あれぇ? 学校の形がなんかヘンだよ?」
ミスティリカ「ゼフィア先輩はどこっ?」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ
咲美『まいどお騒がせしておりまぁす。ただいまより、ピザキャット名物特急便が発射いたしまぁす。
 危ないですからぁ、どなたさまも白線までお下がりになってご覧くださぁい』
 どかぁぁぁぁんっ!

ゼラド「わあぁぁっ、なに!?」

レタス「ゼラド・バランガ。OG町をいたずらに混乱させるとはふてぇお方。
 討って見せましょ、この髪で」

ゼラド「レタスさん、違う。なんかおかしい」
レタス「え?」
マキネ「機甲警察、マキネジャーック!」
ゼラド「マキネちゃんはもっとおかしい!」
ミスティリカ「あなたたち、それ、NEOに出てない」

マキネ「あ、そういう縛りだったの?」
レタス「日の出国で『キャッ党忍伝てやんでえ』がピザ配ってて、なにか不都合があるんですの?」
マキネ「『機甲警察メタルジャック』、出てなかったっけ。
 なんか似たような顔したのがいたじゃん」
ゼラド「たぶん、マキネちゃんは『獣神ライガー』と間違えてる」
マキネ「放っておいてもそのうち出るよ。
 予約特典でキャラデザのひとがいってたし。
 てやんでえはナシとしてさ」
レタス「どういうことですの!?」
ゼラド「だって、てやんでえってマスターテープどっか行っちゃったっていうし」
レタス「げふっ」
ゼラド「マキネちゃんも!
 メタルジャックはあれでもお巡りさんで、武器がレスキュー用具の改造品だったりするから、
 パトレイバーとかとおなじ理由で参戦できないよ!」
マキネ「えぇ~!? あんだけ悪の秘密結社と戦っといて、それいっちゃうのぉ!?」

428:それも名無しだ
09/11/29 00:37:08 wMK6s0MX
 【校庭】
ゼラド「マキネちゃんたちの手にもアザはナシかあ」
ミスティリカ「根本的にNEO関係なかったですしね」
ゼラド「もうヤダよ、みんなを疑ってかかるなんて」

ハザリア「俺には技がなぁぁぁぁぁいっ!」

 ばしぃぃぃぃぃぃぃんっ!

ゼラド「わっ、ハザリアくん!」
ハザリア「野球だ、野球をやるぞ!」
ゼラド「どうしてハザリアくんは定期的に野球やりたがるのぉ?」
ハザリア「やかましい! さっさとマウンドに上がれ!」
ミスティリカ「カノジョさんとキャッチボールでもしていらしたらいいのに」
ハザリア「バカモノめっ! そんなものおらぬわ!」
ミスティリカ「あれ、でもあのちまいのと」
ゼラド「ミスティリカさん、さらっと勘違いしたまんまだったんだね」

ハザリア「なにを四の五のいっておるか!
 さあ、野球をやるのかやらないのか、ハッキリしろ!」
ゼラド「ハザリアくん、聞いてよ。
 わたしたち、いま野球やってる場合じゃ」
ミスティリカ「わたしがやるのは野球拳だけよ!」
ゼラド「ゴメンミスティリカさんちょっと静かにしてて!」

ルナ「なにをゴチャゴチャやっておるか!」
ハザリア「チッ、男装娘か。失せろ。
 俺は野球さえ出来ればそれでよいのだ」
ルナ「この、たわけ者め! いっただろう。
 ゼラド・バランガはOG町に混乱をもたらす危険分子!
 即刻排除せよと!」
ハザリア「ああ、排除してやろうではないか、俺のこの遠投でな!」
ルナ「たわけ、たわけ、大たわけ!」

ゼラド「もう、やめてよ! こんなギスギスしたみんなのこと、見たくないよぉ!」
ミスティリカ「だったら引っ込んでいればいいのに」
ゼラド「ミスティリカさん、待って、なにするつもりなの!」
ミスティリカ「片っ端から根本的にかきまわせばいいんでしょう?」
ゼラド「もうっ、ミスティリカさんは黙ってて!」

 ごちん!

429:それも名無しだ
09/11/29 00:38:04 wMK6s0MX
ルナ「なにをする!」
ハザリア「仲間の後等部を後ろからゴツンとは、なんと凶暴なヤツなのだ!」
ゼラド「え、いや、これは違うよ、聞いて!」

ゼラド(ううん、なにも違わない。わたし、凶暴な気分になってミスティリカさんをゴツンした。
 微細アークダーマの影響で、わたしまで凶暴な気分になってるっていうの?)

ゼラド「待って、みんな、聞いて! このままじゃ、全員ますます凶暴に!」
ヴィレアム「凶暴がどうしたって?」
ゼラド「あっ、ヴィレアムくん! あのね」
ヴィレアム「あの野良犬はどうした」
ゼラド「え、あれ? お兄ちゃん犬、いない」
ヴィレアム「どこに隠した」
ゼラド「隠したなんて、そんな」
ヴィレアム「とぼけるな。あの犬は、タイムダイバーの使いなんだろ。
 だったら、俺はその犬を蹴り殺さなくちゃならない」
ゼラド「なにいってんの、ヴィレアムくん!」
ヴィレアム「いっただろう、タイムダイバーなんてメイワクな存在だって!」
ゼラド「わっ、ダメだよ、メイワクだなんていったら!」

ジャーククォヴレー『ダイバッテキーッ!!』

ゼラド「やっぱり出たぁ~!」
ヴィレアム「出たな、タイムダイバー。今度こそ、俺がっ!」
ゼラド「あっ、ヴィレアムくん、その手の平のアザ!」
ヴィレアム「コール・ゲシュペンスト!」

 ジュワッ!

ゼラド「ヴィレアムくん! ヴィレアムくんが親玉感染者だったんだ!」
ミスティリカ「相手がわかったなら、これ幸いじゃない」
ゼラド「待って、ミスティリカさん。ミスティリカさんは手を出さないで」
ミスティリカ「またそんな」
ゼラド「ヴィレアムくんはわたしが止める!
 ヴィレアムくんだけは、わたしが止めなくちゃと思う!」
ミスティリカ「フフ、根本的に眼鏡透けるわね」

430:それも名無しだ
09/11/29 00:39:09 wMK6s0MX
 【市街地】
ゼラド「ダイゼラドぉーっ!」

 シュパーンッ!

ジャーククォヴレー『ダイバッテキーッ!!』

ヴィレアム「そこをどけ、ゼラド!」
ゼラド「ダメだよ、どけない!」
ヴィレアム「そうか、邪悪獣をかばうっていうなら、容赦はしない!」

 ガン! ガン! ガン! ガン! ガン!

ヴィレアム「何故だ! 何故反撃しない! 俺を舐めてるのか!」
ゼラド「だって、出来るわけないよ、ヴィレアムくん相手に戦うだなんて!」
ヴィレアム「そんなことをいって、油断させようとしても無駄だ!
 スプリットミサイルッ!」

 バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ!

 ズガガガガガガガ
ゼラド「うぅっ、ダイゼラドの装甲が頑丈でよかった。
 スプリットミサイルくらいならビクともしない。
 でも、でも、このままじゃ」

ヴィレアム「いつまでそうやっているつもりだ!
 プラズマカッター!」

 ズシャァーーーーーンッ!

 ピ. ピピピピ...

ゼラド「え、なに? 自動防衛システム発動?
 ダメだよ、じっとしててダイゼラド・・・・・・っ!」

 ピピ・・・・・・ッ

ゼラド「みんな、みんないい人なんだよ。
 いまはちょっとおかしくなっちゃってるけど、
 みんながいい人だったときの顔、わたしは覚えてるもん!
 攻撃なんて出来るわけないよ!」

431:それも名無しだ
09/11/29 00:40:39 wMK6s0MX
 ピピピ・・・・・・ッ

ゼラド「えっ、なに?」
ヴィレアム「計器類が沈黙していく。いったいなにをした、ゼラド!」

 さぁぁぁぁぁぁ

 【超空間】
テラゼラド「セイントボム、たかが3次元の子供に、あんなものが撃てるなんて」
ゼラド「あなたはっ!」

フィオル「追い詰めたぞ、テラゼラド!」
ユウカ「8次元に潜むモンスターめ」
ゼラド「待って、二人とも!」

フィオル「どうしたんだ、バランガさん」
ユウカ「そいつが諸悪のルーツなんだよ」
ゼラド「わたし、今回のことでわかった。
 凶暴で、憎しみあうのは、醜いことだよ!
 わたしは醜いのはイヤ!
 醜いよりキレイがいい!」

テラゼラド「生臭いものだな、3次元の生き物は」
ゼラド「そうだよ、でも、それがステキなんだよ、人間ていうのは!」

 さぁぁぁぁぁぁ

テラゼラド「セイントボム? そうか、あの光は、機体からではなく、この少女自身から!」
ゼラド「テラゼラドさん、手を伸ばして!」
テラゼラド「なにを」
ゼラド「3次元式の挨拶だよ。握手っていうの!」
テラゼラド「見くびるな!
 わたしは3次元人と仲良くしたかったわけじゃない。
 3次元のような8次元が欲しかっただけだ!」

クォヴレー「ゼラド、こちらへ!」
ゼラド「お兄ちゃん!」
ディストラ「行くわよゼラドちゃん、ウルトラダイバー忍法!」
ゼラド「ウルトラなんだ!」

432:それも名無しだ
09/11/29 00:43:20 wMK6s0MX
 【校庭】
ハザリア「フハハハハ! 親切な俺様が教えてやろう!
 8次元から見れば紙切れに浮いたインクの染み同様の3次元人に共感されたことにより、
 テラゼラドのアイデンティティは揺らぎ、この世界から手を引かざるを得なくなってしまったと言うことだ」

ミスティリカ「ゼフィア先輩ゼフィア先輩。
 ミスティリカの中にあるイケナイ部分を、先輩のマドラーで根本的にかきまわしてください!」
ゼフィア「君はいいから病院に行きなさい」

マキネ「だからさ、諦めようよ。
 『キャッ党忍伝てやんでえ』はマスターテープなくしちゃったからDVD化できないし、
 スパロボにも参戦しないんだって」
レタス「わたくしはあきらめませんわ、だってお父様の勇姿が」
マキネ「そういうのはOGシリーズで見ればいいじゃん」
レタス「OGシリーズの続編なんてもっと出なくてよ!」

ルナ「お父様、お父様、申し訳ありませぬ!
 あれは、ルナの本意ではないのです!」
クォヴレー「わかっているさ、お前は優しい子だ」
ルナ「そのような悲しそうな目をしないでください!」
ハザリア「いいから再び男装してボクとか言ってみろ」
ルナ「お主は黙っておれ!」

ヴィレアム「済まないゼラド、俺はなんてことを
ゼラド「うん、でも、あのテラゼラドさんとは結局わかりあえないのかな」
ヴィレアム「いつか分かりあえる日が来るさ。
 だってお前はゼラドで、あれはゼラドの姿を真似してるんだから」
ゼラド「うん、・・・・・・うん」

ディストラ「ああ、犬になったご主人様をお世話したかった」


433:それも名無しだ
09/11/29 02:05:41 Y4zIr/G7
>>432
大体みんな黒歴史ww

434:それも名無しだ
09/11/29 06:43:16 ou/4csXL
ゼラドはいい子だなぁ

てか久保はOG町の事件だとあまり役に立ったことないよね

435:それも名無しだ
09/11/29 11:16:23 /ZHvHWBn
だって久保出てきたらすぐ終わっちゃうからね

436:それも名無しだ
09/11/29 13:27:31 sPHd78L2
アオラ「ふぃー、やっぱりこたつはいいねぇ」
ルル「(ああ、外の気温でかっちかっちになったアオラ様のほっぺが
    こたつの暖気によってぷにっぷにのほっぺに…)」
真龍「(ねぇ、ルル)」
ルル「(なんでしての)」
真龍「(たまにはプニるだけじゃなくてこう…自分のほっぺとアオラのほっぺ
    合わせるとかしてみたら?)」
ルル「なななな…」←プシューと顔が赤くなっていく
ラッシュ「ほらよー、みかんもってきたぜー」
アオラ「おーサンキュー」

437:それも名無しだ
09/11/30 01:21:44 rQEq4AOf
 【竜巻亭】
レイナ「リトゥってさあ、あれでしょ、昔あんたに告白したわよねえ」
トウキ「古い話もってくんなよ」
レイナ「リトゥがイマイチ積極的になれないのって、
 ひょっとしてあんたに振られたのがトラウマになってるんじゃない?」
トウキ「俺か! 俺が悪いのか!
 しょうがねえだろ、すでにクリハと付き合ってたんだから」
レイナ「でも、すっかり忘れてたわけじゃないんでしょ」
トウキ「そりゃ、俺だってちょっとは気になってたよ。
 リトゥだって、決して悪い人間じゃねえんだから、早く彼氏つくればいいのにとか、
 でもハザリアはないんじゃないかとか、
 あと実の兄としては非常に残念だけどミナトもダメだなとか」
レイナ「けっこう色々考えてたのね」
トウキ「実際、リトゥが付き合うとなったら誰がいいんだろう」

レイナ「誰っていわれてもねえ」
トウキ「ヴィレアムとかイイんじゃねえかな!
 あいつはちょっとアレなだけで悪いヤツじゃねえしさ!
 ゼラドは無理だろうし!」
レイナ「却下」
トウキ「じゃ、キャクトラとか? あいつもイイヤツだぞ」
レイナ「あんたはバカなんじゃない。
 バカとかじゃなくて頭悪いんじゃない?」

トウキ「だいたいさ、リトゥはどうしてハザリアに転んじゃったわけ?
 俺とハザリアになんか共通点があるのか?
 ちょっとショックなんだけど」
レイナ「なんか、優しいとことかいってたような気がするけど」
トウキ「あいつ、どっか優しいの?」
レイナ「知らないわよ。リトゥ本人が優しいって感じちゃったんだから、
 どっか優しいとこがあるんでしょうよ」
トウキ「リトゥは、男見る目がねえんじゃねえかな」
レイナ「それはちょっとそう思う」

438:それも名無しだ
09/11/30 01:22:44 rQEq4AOf
トウキ「う~ん、アークは、まあダメだとして、
 タカヤはたまにギャンブルやるからなあ、ギャンブラーはダメだ。
 ランディとかどうかな、あいつ、誰とも付き合ってねえだろ」
レイナ「最近ゴチャゴチャしてるみたいよ」
トウキ「じゃあ、カッちゃんがハーレムハーレム言い出すのを直すしかないか」
レイナ「リトゥに彼氏作るより難しいと思う」
トウキ「いっそ年上とかどうかな。ゼフィア先輩はイイひとだぞ」
レイナ「あんたゼフィア先輩を胃ガンで殺したいの?」
トウキ「スレイチェル先輩が男だったらなあ」
レイナ「性別不詳なひとの名前出したって仕方ないでしょ」

スレイチェル「スレイチェルは男だったらレイナと付き合うから無理である」
レイナ「話に入って来ちゃった」
スレイチェル「恋バナトークに混ざりたくてカウンター奥で聞き耳を立てていたが」
レイナ「仕事に集中してください」
スレイチェル「聞けばトウキ、さっきからイイヤツイイヤツなどといっているが、
 女という生き物は、イイだけの相手などに魅力を感じないものなのである」
トウキ「ええ~、俺はフツーにいいコ好きだけどなあ」
スレイチェル「ではトウキ! お前はクリハから汁造りのスキルが消えても愛せるのか!」
トウキ「うぅっ!?」

トウキ(どういうことなんだ。
 あの汁は、確かに健康にはいいかもしれないけど、味覚にゃまったくよろしくねえ!
 あの汁がなければどんなにいいかと思ったことか!
 でも、でも、なんでだ!
 汁抜きのクリハなんて、俺には考えられねえ!
 なんてこった、俺はいつの間にか、汁なしにはクリハを愛せない身体になっちまっていたのか!)

レイナ「なんか考えこんじゃった」
重震のマグナス「聞きゃあ、くだらねえことをゴチャゴチャ言い合ってるじゃねえか」
スレイチェル「重震のマグナス氏!」
重震のマグナス「冷コー頼まぁ」
スレイチェル「はい、ただいま」

439:それも名無しだ
09/11/30 01:23:47 rQEq4AOf
重震のマグナス「ふぃ~、かくいう俺様もよ、まさか自分が所帯持つことになるなんて、
 おめェらぐれェのころにゃ、考えもしてなかったもんよ」
トウキ「そんなことはないでしょう」
重震のマグナス「世辞はよしなぁ。
 俺様はご覧の通りのご面相だ。しかも戦いに明け暮れる修羅の生まれよ。
 ガキのころから、戦うことしか考えちゃいなかった。
 その戦いにも負けて、俺様の誇りは泥にまみれた。
 ソーディアンに変えることも出来ず、ひとり地球に残ったのよ。
 とはいえ、俺様は戦うことしか出来ねぇ男。
 なにをする気にもなんねぇで、俺様はあてどもなく歩き続けた。
 そんなとき、出会ったのがアイツだった。
 アイツは仲間からはぐれちまったはぐれ修羅でよ。
 初めて会った俺様とアイツがまずしたのが、戦いだった。
 抜け修羅には死、あるのみ。それが修羅の掟よ。
 俺様たちは、互いを追い修羅だと勘違いしちまったんだ。
 アイツもなかなかの手練れでよ、戦いは三日三晩続いた」
トウキ「ごく、それで、どうしたんですか」
重震のマグナス「俺様はアイツを口説いてた」
トウキ「なにかをものすごく省略してませんか!」
重震のマグナス「理屈じゃねェのさ、男と女ってのはよ」
トウキ「俺が女だったら、あんたに惚れてますよ!」
レイナ「でもリトゥ、戦いとかしないから意味ないわよねその助言」
トウキ「あ」
重震のマグナス「店主、下のコにお土産みつくろってやりてぇんだけど」


 【道ばた】
ミスティリカ「ねえねえその眼鏡、どの程度までアナライズできるの?」
リトゥ「どうしよう、眼鏡にものすごい親近感持たれてる」


440:それも名無しだ
09/11/30 02:26:56 CSjFwIAm
Gガンダム:トウキ
ダ・サイダー:ハザリア
ライジンオー:ユウカ
ゴーショーグン:フィリオ
リューナイト:克夜
リューサムライ:ゼフィア
リューニンジャ:キャクトラ
リュー回復神:ルナ
姫騎士アンジェリカ:ミスティリカ
新ゲッター:クリハ
銃神ライガー:ディストラ

異世界に飛ばされる系だとラムネスはランディとかになっちゃうのか。
じゃあゼラドはなんになるんだろう。

441:それも名無しだ
09/11/30 07:27:28 fTQvGt9o
何かロボットモノとかよりも少女漫画系の世界に滑りこんじまいそうだ。

442:それも名無しだ
09/11/30 08:24:44 sN4a/5dt
トウキがGガンならクリハはデビルガンダムではなかろうか?

443:それも名無しだ
09/11/30 09:37:00 Qh8LMesk
まあなんだかんだいってリトゥが他の男と仲良くしだしたら慌てそうではあるよな>ハザリア

エリトゥ呼ばわりすると怒るし

444:それも名無しだ
09/11/30 21:05:30 2lg5VVEg
             _,. - ' ´  ̄_>ー- 、_
           ,.ィ ´   ,. ´   `ヽ `ヽ、
         ,.ィ     ヽ/.::.            \
       /     rへ/ヾ :::..         ハ
.       〃 .::   ,  |i'"´  | i :::::.::..       i
      // .::::/ | |i !     !|、 i、:::::... l:. ::..   !
.     / l .:::::,{  |! ハ l    |rfT ト-、|_ li:. ::::. i |
.     //{ ::::::::! !  |,lィ'"l!    l!,ィヒテ‐ヽL l i、 :::::|l
    l ハ ::::::|! Vl/!ヽ,ィ=l!  /  {!::;;;;;;:レ | ハ::. ::::!  
    | | ヽ ::::{ヽ トハ ハ:;;;:ヽ. {   ヽ:;;ソリ | |fヽ !:リ     
    l |  \:l V::ヽハ、,ヽィ }'"ヽ   `"´l/ノ | リl |ノ       
    ヽ!   ヽV ,、.:/l{ '_,ノ'、  ` ー- ‐/ 〃ノレ リ
     ヽ   /メ } メ、.::ヽ、   -     // l /
        // 〉、 | .::::/`  、_ _,/ / イ {、
        // '  l /   _,,..「   /'´レ ヽ
      r'7/    V ,...ィvf´ _!ノ  _,../   ヽ
       !//     /! / | r'´ヽY´       /`ヽ、
     ノ//_fヽ    / / ,. l {..,,;;ノ∧     /:::::::,.-ヘ
    / `` ヽ, !   / //::/>ー''´/、  /::::::/   \
.   l `ヽ `}jリ  //::::::/,ィ l /:::::::::`´:::::::/´      \
   { .r 、._ノ { //:::::::::/,ハ,! {:::::::::::::::::::::::ヾ         \


445:それも名無しだ
09/12/01 00:52:07 fNjxcOQi
ゾンビ兵「う゛ぁ~」
ヒューゴ「お前はいつまでゾンビ兵なんだろうなあ」

446:それも名無しだ
09/12/01 02:39:46 fNjxcOQi
ミスティリカ「おかしいわ。わたしなんて、胸はむっちり脚はピチピチしてるのに、
 どうしてゼフィア先輩は振り向いてくれないのかしら」
リトゥ「あなたほど内面に問題あるひとも珍しいと思う」
ミスティリカ「あら、内面に問題あるひと大好きなエリトゥさん」
リトゥ「どこからそんな名前聞きつけてきたの?」
ミスティリカ「特進科クラスなのに、どうしてたまにA組にいるの?」
リトゥ「逆! A組なのに、なぜかたまに特進科クラスに組み込まれてるだけだから」
ミスティリカ「やっぱり、眼鏡がいけないのかしら。
 眼鏡かけてるからいやらしいコに見られちゃうのかしら」
リトゥ「あなたは思考回路がどうかしてるんじゃないかしら」
ミスティリカ「いっそ、眼鏡外してみようかしら」
リトゥ「外してぜひ外して」
ミスティリカ「でも、あたしは誰にでもモテたいわけじゃないの。
 ただ一人、ゼフィア先輩に陵辱してもらいたいだけ」
リトゥ「妙に一途だから、ゼフィア先輩も災難よね」
ミスティリカ「なにが問題なのかしら。
 ル=コボルさんだって、『ミスティリカは黙っていれば引く手あまただ』っていってたのに」
リトゥ「なんでル=コボルと交流あるの!?」
ミスティリカ「たまに遊びに来るの」
リトゥ「それ誉め言葉じゃなくて助言なんだから、耳を傾けようよ」

 【ケイサル神社】
ル=コボル「いいか、この町の人間は危険だから、決して手を出してはいけないモン」
ラルヴァ「我好みの依代を見つけようと思ったのだが」

ケイサル「お前達、目の下にクマがあるオッサン面とカオナシ面で会話するなキモい」
ル=コボル「恥ずかしがるな」
ラルヴァ「お主もアシュラマン形態に変身すればよいだけの話」

ルサイケ「アンジェリカ・・・・・・ルート・・・・・・らしいから・・・・・・」

447:それも名無しだ
09/12/01 02:45:57 wk1/m8Dx
ウルトラダイバー忍法にウルトラ忍法帳を思い出した。

このスレじゃ久保は町内ヒーローだから、NEOでいえばガンバルガーなんだよな。

448:それも名無しだ
09/12/01 09:26:43 2P2I2eu3
450KBを切ったな

449:それも名無しだ
09/12/01 10:16:15 O4r/wF8K
リトゥ「……アレは病的だとしても多少はこう…お色気みたいなのが必要なのかな…?」

リトゥ『さあハザリア君!あなたの雄の欲望を思う様この私にぶつけてみなさい!』
ハザリア『よかろう、脱いで寝ろ』

リトゥ「いやいやいやいや!あり得ないから!これはあり得ないから!」
ハザリア「なにをぬいぐるみに頭打ち付けておるのだ眼鏡?」
リトゥ「ひゃう!」
ハザリア「なにを真っ赤になっている?風邪でも引いたか。だから全裸で寝るのはやめておけと
リトゥ「全裸で寝てないから!なに!?私って全裸で寝てることになってるの!?」
ハザリア「それほどに裸体を見せびらかしたいなら俺が詳細に観察してやろう。遠慮せず脱ぐがいい」
リトゥ「いきなり露出狂設定付けたうえになんで上から目線で脱がせようとしてるの!?」
ハザリア「フハハハ!相変わらず貴様の突っ込みは耳に心地良いな」
リトゥ「いやそれほどでも…
ハザリア「では脱げ」
リトゥ「!?」

450:それも名無しだ
09/12/01 16:46:11 wk1/m8Dx
ハザリアは、要するに才能ある人間が好きなんじゃないかなあ

451:それも名無しだ
09/12/01 20:03:32 M/C0RQDW
>>450
逆じゃないかな。才能の無い人間を相手にするのは時間の無駄とか考えてるタイプ。
で、このスレだと割りとマトモな人間関係を展開してるように見えるのは、なんだかんだ
いってもOG学園の面子が色々な意味で才能のある人間だからでは?

452:それも名無しだ
09/12/01 20:15:32 LcFq0qRW
ゼラドが苦手なのは才能とかを超越した力を持ってるからなんかなぁ

自分の理解を超えてるからとか

453:それも名無しだ
09/12/02 15:59:50 7gaO4klK
 ●
 あの人物と出会ったのは、いつのことだったろう。
 自分の生まれはよく覚えていない。メキシコだったような気もするし、中東のどこか
だったような気もするし、アフリカ大陸のどこかだったような気がする。
 一番古い記憶は、牛糞を固めて作った家の中で女性の死を見取ったことだった。たぶん、
母か姉だったのだろう。
 当時住んでいた村が流行病に襲われたのだ。村の年寄りからは大した病気ではなく、
「れんぽうぐん」が「わくちん」を持ってくれば助かると聞かされていた。しかし
「わくちん」が運ばれてくることはなく、村はほぼ全滅してしまった。

 母なのか姉なのかもよくわからかない女性の身体を埋めた帰り道で、軍人たちに出会った。
しかしその軍人は、今まで見たことがあるものとはどこか違っていた。制服のデザインが
どことなく違ったし、どことなく汚れた感じがしていた。

「この村の者か」

 褐色の肌に、ココアを薄めたような色の髪とヒゲを生やした軍人にそう尋ねられた。
 私はとっさに腰のナイフを抜いていた。彼らを軍人に化けた盗賊だと思ったのだ。

「みんなしんだんだ。もうねむらせてあげて」

 そんなようなことをいったような気がする。
 ココアを薄めたようなヒゲの軍人は、刃物を向けても避けようとしなかった。むしろ、
その図太い脚でのしのしと近づいてきた。
 幼い私はなにがなんだかわからなくなって、刃物をわやくちゃに振りまわした。
 軍人が、ぬっと大きな手を伸ばした。
 バシンと音がして、刃物はあっけなく私の手から弾き飛ばされた。
 大きな腕が私を抱え上げて、やはり大きな肩に載せた。

「大佐」
「そんな子供を、どうするおつもりですか」

 軍人の後ろにいた、金色のヒゲを生やした男と、真っ黒なヒゲを生やした男が口を開いた。

「しばらく、儂のところで面倒を見ようと思う」
「しかし」
「見よ、連邦軍の救援は間に合わず、村はこの有様だ。
 この幼い身では、すぐさまハイエナの餌食にされてしまうだろう」

 間近で見る軍人の目は、とても悲しそうだった。

「それに、見たであろう。この子には、肉親のために刃を握った。戦士の気概がある」
「それは確かに」
「小僧、名をなんという」

 私は、当時名乗っていた名前を口にした。たしか、現地の言葉で「勇気」とかそんな
意味の単語だったと思う。

「不思議と発音が似ておるな」

 軍人はさも愉快そうに笑った。

「よかろう。今日から貴様を、バチュンと呼ぼう」

 それが、私とバン・バ・チュン大佐との出会いだった。

454:それも名無しだ
09/12/02 16:02:33 7gaO4klK
 ●
 バン大佐が死んだ。
 そのことを教えてくれたのは、ノイエDC所属だったユウキ・ジェグナン少尉だった。

「立派な最期だった」

 ジェグナン少尉は言葉少なだった。おそらく、実際は立派でもなんでもなく、みじめな
死に様だったのだろう。

「しょういは、どうされるんですか?」
 私は、まだ5、6歳だったと記憶している。

「変わらない。地球のために戦う」
「じゃあ、ボクも」
「連邦軍に入るのか」

 少尉がなにをいっているんか、まだほんの子供だった私には理解出来なかった。

「れんぽーぐんは”あく”なんじゃないんですか?」

 ジェグナン少尉は、ほうとため息をついた。その表情を「憂い」と呼ぶことは、当時の
私にもわかった。バン大佐が、よくおなじような顔をしていたからだ。

「俺たちは、知らないうちにお前を洗脳してしまっていたのだな」
「れんぽーじゃ、ちきゅーをまもれないって、おっしゃっていたのは、しょーいです」
「いいか、バチュン。
 地球連邦もまた地球を守るための組織で、悪ではない」

 まだ世界が善と悪で構成されていると思っていた私に、ジェグナン少尉の話は少し難しかった。

「でも、れんぽーは”だじゃく”で”ふはい”なのでしょう?」

 もともとDCは、異星人の侵略に対抗するために作られた組織だった。そのためには、
地球圏が手に手を取り合って一個の協力な軍事力を持たなければならない。ところが、
当時の連邦軍は事なかれ主義が横行し、異星人に尻尾を振る有様だった。そんな風潮に
異を唱え反逆したのがDCであり、DC創始者であるビアン・ゾルダークだった。
 バン・バ・チュン大佐は、元々民族解放運動のリーダーで、ビアン総帥の思想に共鳴
してDCに入ったとされている。しかし実際は、反異星人というより反地球連邦という
性格が強かったのではないかといわれている。
 当時まだ十歳にもならない私は、地球連邦軍の悪口を聞かされすぎていたのだ。

「地球連邦も、これからは変わっていく」
「しょーいは、れんぽーに入られるのですか?」
「入らない。俺は、俺の同志たちと共に行く」
「ボクは、DCでいたいよ」
「ノイエDCで育ったお前がそう思うのは無理のないことだ」

 よく聞け、とジェグナン少尉は幼い私に対して真剣にことの説明をしてくれた。

「ノイエDCは崩壊した。負けたのではない。自滅したんだ。
 もう、ビアン総帥もバン大佐もいない。
 残っているのは地球連邦憎しの感情論者と、利権に群がるイヌだけだ。
 これ以上ノイエDCにいても、お前に得はない」
「でも、バン大佐のめには、”せいぎ”がありました。ボクもああなりたい」

455:それも名無しだ
09/12/02 16:03:20 7gaO4klK
 ふうと、ジェグナン少尉が深々とため息をついたのを覚えている。

「この先、ノイエDCは分裂と弱体化を繰り返していくだろう。
 それでも、ノイエDCでいつづけるためには、並大抵のことではない」
「どうすればいいんですか?」
「わずかだが、バン大佐はお前に遺産を残してくれた。
 これで学校に行くんだ。
 学べ、鍛えろ。そして、自分自身の正義を探すんだ」

 今にして思えば、ジェグナン少尉は私にやんわりとノイエDCを抜けろと勧めていたのだ。

 ●
 バン大佐の遺産は、本当にわずかだった。あとで調べてわかったが、彼は私財をなげう
ってノイエDCの活動を続けていたのだ。
 私は奨学金を受けてカレッジを出た。政治を学び、武術を、射撃を身に付けた。もう、バン
大佐を完全な正義だと思うこともなくなっていた。彼は純粋な民族解放運動家であって、
異星人のことはどうでもよかったのかもしれない。

 一方、地球連邦軍はといえば、大して変わっていなかった。相変わらずの官僚主導で、
功績のあるベテランパイロットを左遷するなどという不条理極まりないことを平気で
続けていた。ベテランパイロットひとりを育て上げるのに、どれだけのカネと時間が
必要か理解していないとしか考えられない。
 なにより許せないのが、連邦軍が治安維持に向かうのは資本か資源のある国ばかり
ということだ。私の故郷のような貧しい地方は見捨てられ、餓死者が何人も出続けている。
 学校を卒業した私は古巣に戻り、ほとんど有名無実化していたノイエDCを新たに
旗揚げし直した。もはやバン大佐のためだけではない。私にあったような悲劇を繰り
返させないためだ。
 結果的にバン大佐とおなじ道を歩むことになったのは、やはりバン大佐にも正義が
あったからなのだろう。

 ●
 その日も私は、砂漠で砂まみれになって作業用PTを操っていた。

「やってられませんよ」
 そう毒づいたのは、私とおなじくノイエDCに育てられ、そのまま居着いてしまった少年兵だった。

「なんで連邦野郎が埋めた地雷を、俺たちが撤去しなくちゃならないんですか。
 俺たちを吹っ飛ばすために仕掛けられた地雷でしょ、これ」
「我々を吹き飛ばすための地雷で現地の子供が吹き飛ばされることなどあってはならないだろう」

 以前、インドあたりで醜い四本脚の義足を着けられた子供を見かけたことがある。
あんな悲劇は二度と起こしてはならない。

「そうはいわれても、おまんま食わなきゃ俺たちだってやってられませんよ」

 たしかに、ノイエDCはじりじりと崩壊への一途を辿っていた。
 異星の侵略者との戦いは20年近く前に終了し、いまやすっかり平和な世の中だ。我々の
仕事は、今も残る戦争の爪痕の処理と、各地で起こる小競り合いの折衝が主になっていた。
協力者はひとり、またひとりと去っていき、いまや単なるNGO程度の規模になっている。

「やはり、私では荷が重いのだろうか」

456:それも名無しだ
09/12/02 16:04:09 7gaO4klK
「君も頑張ってると思うけどね」

 上から目線でそんなことをいったのはイスルギの御曹司だった。
 イスルギとの取り引きは、もう何年も前に打ち切られている。この男はここにいるのは、
遊学のついでに立ち寄っただけだそうだ。本当は隙あらば利用しようとでも企んでいた
のだろうが、その価値すらなしと判断されたのだろう。

「いまさらノイエDCでもないでしょ。
 やっぱ愛だよ、愛。『TOHeart』って素晴らしいよね」
 なにをいっているのかよくわからないが、ミツコ・イスルギの実子にしては愛を語る男だった。
「どっか、マルチ作ってくんないかなあ。
 あ、君んとこどう?
 せっかいイイ大学の工学部入ったのに思想にすっ転んでDC入りしちゃったのとか、いるでしょう」
「せめて、ビアン総帥の娘さんが継いでくださっていれば」
「そりゃ無理だろうね。あちらさん、今やすっかり主婦だし」
「それはわかっているのですが」
「お祖父ちゃんはお祖父ちゃんで、孫可愛がってるだけだし」
「え?」
「は?」
「ちょっと待ってください。生きておられるのですか、ビアン総帥は」
「生きてるよ。君、知らなかったの?」

 イスルギの私生児はきょとんとしていた。なんでも、おなじ町に住んでいて町内会の
盆踊りを一緒に踊ったことまであるのだという。

「だって、ビアン総帥はアイドネウス島で戦死されたと」
「戦時中で情報が錯綜してたからね。
 なんか僕が聞いた話じゃ、そのまんま地下に潜ってなんやかんや研究してたみたいだよ。
 ほら、ダイナミックなんとかガーディアンだってビアン博士の開発でしょ?」
「あれは遺産だったのでは」
「僕に言われたって知らないよ。地球連邦にもノイエDCにも愛想尽かしてたんでしょ。
 天才にありがちだよね、そういうの」

 イスルギの私生児は興味なさげにまとめて、携帯ゲーム機をピコピコ操作し始めた。

 ●
 ビアン・ゾルダーク博士はOG町という町に住んでいた。
 古い日本邸宅に薄手のキモノ姿で佇むビアン総帥は、もうかなりの高齢だというのに
かくしゃくとした立ち居振る舞いを見せた。

「お願いです、総帥。いまいちど、地球の明日のためにお立ち上がりください!」
「いやじゃ」
 どういうわけか日本語で、ビアン総帥はきっぱりと断った。
「今のノイエDCに正義はなし。
 ただいたずらに地球連邦に反攻しておるだけじゃ」
「しかし、戦後20年近くが経っても地球連邦は一向に性根を入れ替えず!」

457:それも名無しだ
09/12/02 16:04:53 7gaO4klK
「ならば政党でも結成すればいいだけの話」
「総帥とて、地球連邦をよしとせずとしたからDCを立ち上げたのでしょう!」
「あのときは異星人の侵略という緊急事態があった。いまは違う」
「御言葉ながら総帥!
 いまも地球各地では小さな争いが絶えず、飢えて死ぬ子が出ております!
 地球連邦軍は彼らを見捨てるばかり。このままでよいと!」
「それは、各国の政治家がやるべき問題だ」

 これは、どうにもならない。
 ビアン総帥は天才だった。DC結成直前に出版した思想書そのままの言葉を、高齢に
なったいまでもはっきりと繰り返す。私ごときでは論破など出来るはずがない。

 ●
 失意のうちに退席しようとした私は、信じられないものを見た。
 古めかしい日本家屋の庭先だった。小屋の前に、こんもりとうずくまっているものが
見えた。最初は大きなトラかなにかと思った。違う。オッサンだ。50を過ぎたオッサンが
人家の庭先で雌伏している。

「ムラタさん!」

 それは、私がバン大佐に拾われたときに一緒にいた黒ヒゲの軍人だった。黒かった髪
には幾分白いものが混じり、背骨もすっかり曲がって四つ足を着いているが、爛々と輝く
目はあの日とまったく変わっていなかった。

「ムラタさん、その変わり果てたお姿はいったい」

 ムラタさんは、ノイエDCきっての剣の使い手だった。日本史においては新撰組すらも
震え上がらせた薩摩次元流をあやつり、切り捨てたPTは数知れずといわれている。連邦
もDCも関係なく、ただ人機斬りをしたいだけというのは、彼一流の照れ隠しに違いないと
私は思っている。PTやAMをひっくるめて『人機』といってしまうのは、ゲームハード
ならなんでもファミコンといってしまうオッサン特有の性質だと私は思っている。

「ムラタさん、こんなところでなにをしているのです、ムラタさん!」

 ムラタさんは黙して雌伏し続けている。

「だれ?」

 横から声が聞こえた。セーラー服を着た少女が庭を覗き込んでいた。
 ビアン総帥の孫娘というのは彼女のことだった。名前はマキネ・アンドー。飴色がかった
金髪に日焼けした肌と、リューネ・ゾルダークによく似た容貌をしていた。あのときは、
まだ中学生だったと記憶している。

「ムラタをいじめてるの!?」
「あ、いや」
「あっち行って!」

 マキネお嬢さんはぱたぱたと走ってくると、はっしとムラタさんの丸まった背中に
しがみついた。

「しかし、お嬢さん。ムラタさんはノイエDCの英雄で」
「auじゃないもん、IDOだもん!」
「いや、IDOはもうないし。ムラタさんを、こんな犬小屋のようなところで」

458:それも名無しだ
09/12/02 16:05:44 7gaO4klK
「ムラタはここにいるの! ムラタはずっとうちで雌伏してるの!」

 私は凝然と立ち尽くしていた。
 この少女がムラタさんにどのような恩を売っているのかわからない。しかし人間を、
ましてノイエDCの英雄をこのような犬同然に扱っていいはずがない。

 私は怒りをもってマキネお嬢さんの肩に手をかけた。

 そのときだった。激しい力で私の手を跳ね飛ばすものがあった。
 ムラタさんだった。四つん這いのまま、マキネお嬢さんと私の間に割って入っていた。

「ムラタさん」
 ムラタさんは雌伏したままになにも語らない。
「ムラタさん」
 ムラタさんはなおも雌伏したままなにも語らない。
「ムラタさん!」
 ムラタさんはまだまだ雌伏したままなにも語らない。

 私は、がっくりとその場に崩れ落ちた。
 違う。違いすぎる。器が違うのだ。

 かつて、ビアン・ゾルダーク総帥は異星勢力に対する即効策としてDCを結成した。
そしてムラタさんはいま、来るべきときが来るまで雌伏の身に甘んじている。私は、
どちらとも違っていた。中途半端だ。甘い。甘すぎる。

 ●
 結局、私はなんの収穫もなしにアンドー邸をあとにした。
 いや、収穫はあった。
 マキネお嬢さんだ。あのとき、私の前に立ちふさがったあの方の目には、一瞬だが、
ビアン総帥とおなじきらめきが宿っていた。何年かかるかわからない。あの輝きは、
きっと大きく開化するはずだ。そのときこそ、あの方はビアン総帥に勝るとも劣らない
指導者として我々の上に立ってくださるだろう。
 そのときまでは、そう。
 今は雌伏の時だ。

459:それも名無しだ
09/12/02 18:11:59 PGlxcsUB
マキネはただの90年代オタクなのに…

460:それも名無しだ
09/12/02 22:33:23 ehn9dDTJ
そんで次スレのテンプレ結局どうすんの

461:それも名無しだ
09/12/03 02:25:05 qllOQ5hi
アイミ「ミナトがいってることがわからないなんていってちゃダメだよね。
 こっちから歩み寄らないと。
 ええと、ミナトが前に好きっていってたエレピョンていうのは
 AKB48のオノエレナの愛称で、元チャームキッズ所属。
 主な活躍は実写版のひぐらしで、Kチームのエースメンバー。
 最近は『キラキラ』が決めゼリフ、と」

ミナト「うは! マノエリ来た! サンタのサキソフォン来た!
 やっぱりハロプロ最高や! 俺、一生ツンク兄さんに着いてくよ!」
アイミ「えっ、えと、ハロ? AK? エリ? エレ?」


アイミ「ミナトって、結構移り気なんだな」
カル「元気出してくださいアイミさん!
 あいつは愛が広すぎるんです! 誰でも平等に愛してしまうんです!
 優しすぎるんです、そういうヤツなんです!」
アイミ「優しさが・・・・・・痛いよ・・・・・・っ」

レイナ「目を覚ましなさい、あんたら」

462:それも名無しだ
09/12/03 03:12:21 QsoN93u6
 【ヴァルストーク】
マーズ「穿て、破軍のクチバシ! れぇざぁばぁるかん!」
カズマ「・・・・・・」
マーズ「迸れ猛禽の爪! れいぶれーどぉ!」
カズマ「・・・・・・」
マーズ「我召喚せしは職天使の焔! ぷらずまえくすきゅーしょん!」
カズマ「悪かったよ! 消してくれよ! 俺の昔のノートの内容なんて!」
 ザ・データベースになに登録してるんだよ!」
マーズ「え~、まだ『舞えよ鷹よ宇宙高く! じぇいどふろうじょん』が残ってんのに。
 もちろん宇宙と書いてソラと呼んじゃうって、
 アリアおばちゃんがフリガナまで振ってくれたのに」
カズマ「消せーっ!」

カズマ「まったくお前は、クリスマス前に帰ってくるとろくなことしねえ」
マーズ「おっやじー、おっやじー、おれはおっぱいのおーきなおかーさんが欲しーなー!」
カズマ「わがままいうんじゃない」
マーズ「サンタさんにお願いしたらくれんのかなぁー!?」
カズマ「トレイラー心得ひとぉーつ!
 トレイラーにサンタとかいない! いてもバーボンとかしか寄こさない!」
マーズ「代々、そんなふーに誤魔化されてきたのだね」

カズマ「だいたい、ひとのことばっかりいって、お前はどうなんだよ」
マーズ「幼児になにゆってんだよ」
カズマ「バッカ、お前、俺が幼稚園のころはだなぁ~」
マーズ「おやじ、たしか学校教育受けてねーでしょーが」
カズマ「あっ、いねえんだ! やっぱいねえんだ! うはははは!」
マーズ「うれしそーだな、いー歳した大人が」

 PiPiPiPiPiPi
マーズ「あいよ。なに、え? キミね、またおれの事務所に勝手に上がり込んで。
 は? レツアークとかがヘンな地形に陣取ってるから包囲できねー?
 こないだ仲間にしたジャークサタンさんの対空を、いーカンジに活用すんだよ。
 ん? まだあんの?
 ランルちゃんがアースティアルートで積んでる?
 おれエルドランルートしか通ってねーからわかんねーよ。
 じゃー、さっさとおれんちから出てってね。
 ゲームは自分ちでやんなよ、もー」
 プチッ

マーズ「で、サンタさんが」
カズマ「お前、女子中学生ふたりに挟まれてNEO出来るチャンスを逃すとか」
マーズ「え、なに、だってふたりもいたらうぜーじゃん」
カズマ「お前はヘンなトコでおれのライフデータ活用してんじゃねえよ!」
マーズ「え、なに!? おれ、どっかおやじに似たとこあんの!?」

463:それも名無しだ
09/12/04 01:10:23 f0hPFpbh
ヴィレアム「今年のクリスマスこそ、ゼラドとなんか進展があるといいんだけどなあ」
キャクトラ「毎年そんなことをいっているような気がするが、友よ、去年はなにをしていたのだ」
ヴィレアム「お前の親父さんに泡盛突っ込まれて倒れてたよ」
キャクトラ「友よ、なんか申し訳ない、友よ」

キャクトラ「しかし友よ、クリスマスにはODEのクリスマスライブが」
ヴィレアム「お前はどうしてそう、バンド活動に対して真面目なんだよ!
 おなじ寮で寝起きしてるお前と違って、俺にはチャンスが少ないんだ!」
キャクトラ「お隣で寝起きしてる友もそう大差ないと思うが、友よ」
ヴィレアム「お前だって、クリスマスになんか進展が欲しいだろ?」
キャクトラ「しかしレラ殿はやる気満々でコンディションを調整している最中であり」

レラ「・・・・・・っ、・・・・・・っ」
キャクトラ「身よ! あのレラ殿が、あんなに腹筋を!」
ヴィレアム「2、3回で息上がってるのもどうかと思うけどな」
キャクトラ「バンドメンバーとして、レラ殿の頑張りを無駄にするわけにはいかないではないか!」
ヴィレアム「なにいってるんだよ、
 レラだって、あれだぞ、あれで年頃の女の子なんだぞ。
 クリスマスになんかイベントあればいいなと思ってるよ」
キャクトラ「レラ殿に限って、バンド活動から脇目を振ることがあるものか!」
ヴィレアム「そんなことないよ、ほら、レラ! どうなんだよ」

レラ「・・・・・・」
レラ「・・・・・・っ」ぷいっ

ヴィレアム「ほら見ろ! あれいるよ! 絶対好きなヤツいるよ!」
キャクトラ「レラ殿! 水くさいではありませんか、我ら、協力を惜しまないというのに!」
ヴィレアム「誰なんだよ、ほら、俺たちの知ってるヤツか?」
キャクトラ「レラ殿ならきっと、素晴らしい相手を想っているに違いない!」

レラ「・・・・・・うっざ」

464:それも名無しだ
09/12/05 03:11:00 oQHQeBax
克夜「おや、中等部の子じゃないか。どうしたんだい、こんなところで」
ラーナ「初等部の旧校舎がもう古くなったので、解体依頼をされたんです。
 現生徒会長さんに断りを入れておこうと思って」
克夜「フム、その件、ちょっと僕に預けてはくれないかな」

 【旧校舎】
ルナ「こんなところに、我々がなんの用なのだ」
キャクトラ「はあ、旧校舎に危険物や貴重品がないように見てきて欲しいということでしたが」
ルナ「そんなものがあったら、とうに誰かに持ち去られてイルであろう」
キャクトラ(紫雲さんにいわれて来たが、上手く行くのだろうか)

克夜(フフフ、マクレディくん。
 地球行きを助けてくれた恩、いまこそ返そうじゃないか。
 そう、この、『ビックリドッキリさせて一挙に親密度アップ作戦』で!)

克夜「おうおう、姉ちゃんたち、楽しそうなことしてるじゃねえか!」
ルナ「は?」
克夜「あれ?」
ルナ「なにをしているのだ、紫雲の長子」

キャクトラ「紫雲さん!」
克夜「あれぇ~、あはは、驚かないねえ」
キャクトラ「こういうのは、オバケのフリをするものではないでしょうか!」
克夜「旧校舎って不良がたまり場にしてるんじゃないのかな」
キャクトラ「そんなリアリティ、入りません!」


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