09/09/17 01:48:21 P9WQ+7uz
27話(ガン×ソードルート)の会話でミストが「ネガティブな事を考えるのはよそう」と発言していた件
アンジェリカ「ねえ、ミスト…セルケリウスの事で話があるんだけど…」
ミスト「ん? どうした?」
アンジェリカ「サコン先生からもらったディスクに、お父さんのレポートが残ってたの」
「それによると、レヴリアスとセルケリウスは…」
「合体すれば究極の力を発揮できる可能性があるけど、リスクが伴うらしいの…」
ミスト「リスクって…?」
アンジェリカ「具体的には書いてなかったわ。でも、そのリスクを解消する方法が見つからなかったから…」
「現場側は開発を意図的に遅らせていたらしいの…」
ミスト「…いったいどんなリスクがあるって言うんだろう…?」
アンジェリカ「前にあなたがイスペイルを倒した時、レヴリアスがものすごいパワーを出した後…」
「気を失っちゃった事があるじゃない?」
ミスト「ああ。あの時はまるで体力を全部使い果たしたかと思うほど疲れきったよ…」
アンジェリカ「もしかしたら、その事と関係があるんじゃないかしら?」
「合体すると、究極のパワーとひきかえにパイロットが力を使い果たして死んじゃうとか…」
ミスト「…そ、それはあるかもしれないな。イスペイルを倒した時よりもすごいパワーを出したら…」
「俺、確実に死ぬと思う。あの時でギリギリだったし…」
アンジェリカ「そう考えると、合体するのって無理なんじゃないかしら…。死にたくないでしょ?」
ミスト「そりゃそうさ。…でも、もしも合体して究極のパワーを使えば…」
「敵を全滅させる事ができて、地球が平和になるとしたら…命なんか惜しくない…!」
アンジェリカ「ミスト…」
ミスト「もちろん、好き好んで死にたいってわけじゃないよ。あくまで覚悟の問題さ」
「防衛隊に入隊した時、俺はアトリームを守るために命を捧げるって覚悟を決めた…」
「だから今は、新しい故郷である地球を守るために命を捧げる覚悟でいるって事だよ」
アンジェリカ「そうね…。私もあなたと同じ覚悟だわ…。もしもの時は、私も…」
ミスト「おいおい、そんな深刻になるなよ、アンジェリカ…」
「体力が消耗する問題くらい、サコン先生があっさり解決してくれてるかもしれないだろ?」
「ネガティブな事ばっかり考えるのはよそう!」
アンジェリカ「うん。それもそうね…」
ミスト「今はとにかく、カギ爪の男のロケット打ち上げを阻止する事を最優先に考えなきゃ!」
アンジェリカ「あーもう、早くセルケリウスが動くようにならないかしら…!」
「合体なんかできなくてもいいから、一刻も早く、私も戦線復帰したい!」
ミスト「もう少しの辛抱ですから、今回はおとなしく待機してて下さい。アンジェリカ先輩!」
アンジェリカ「何よ、もうっ!」