09/02/28 03:12:51 XzQc13sN
すまん。ふと思ったことがある。
種及び種死なんだが……ハンバーガーに例えたんだ。より正確に言うならハンバーガー屋もこみの。
まず、パンズ。当たり前だが肉を挟んで上下にある。これが主人公側勢力とそうでない勢力に例えられる。
そして肉。これは主役やライバル、他脇役でも出番が多くそれなりに重要な位置にいるキャラに例えられる。
肉はなんの肉だか分からないが、形(容姿)は整っていないとよろしくない。ちゃんと丸い形をしていなければ。
で、ケチャップ。これはもちろん赤を転じて流血、さらに転じて戦闘と例えられる。
からしは……昼ドラ、エロに例えるか。一応刺激物だし。
ピクルスは、『深刻に聞こえる、いかにも悩んでます、世界のこと考えてるぜ的台詞』がよろしい。
きざまれた玉ねぎは『モビルスーツ』にしとく。
さて。これだけだとただのハンバーガーであり、これだけを客が受け取るわけはない。
包み紙が必要になる。この包み紙にはストーリー、設定と言った言葉が記載されているが、客の胃袋に
収まることはなく、ゴミとして捨てられる。
しかし、実はあともうひとつ要素がある。
すなわち、店員の存在である。この店員は上記ハンバーガーがいかにすごいのかを客に滔々と自慢する。
よその店のハンバーガーをこき下ろすなり、先輩社員が作ったハンバーガーやチーズバーガーといったもの
を小馬鹿にしながら客に実に偉そうに語る。オレの作ったハンバーガーこそが絶対といわんばかりに。もっとも
その話の中で矛盾点なんかがそこそこに散見されるが、本人は気づいていない風である。たまに包み紙に書いて
あることを解説することもある。
さて、自分が客だったとして、ハンバーガーを食べるときに包み紙に何を書いてあるか詳細に
眺めることはない。長々自慢を語り、しかも何様のつもりか他を偉そうにこき下ろす店員な
どは煩わしい限りだ。そしてなにより、ハンバーガーもたまにならいいが毎日食べられるもん
じゃないということだ。