10/06/09 00:59:47 cdkseQu4
>>50
95年前後にときメモの大ヒットにより相当数のメーカーが参入。
今じゃ考えられないが、当時は「ギャルゲーは売上げが堅いジャンル」といわれていた。
しかし事前に散々煽ったセングラが大失敗こいてオリジナル作品のブームは下火に。
この頃も表現規制の緩かったSSでは
慟哭や野々村病院、YU-NOにPiaキャロなど(大抵elfかF&C)が移植され
オリジナルに負けないヒットを飛ばしていた。ただ、どの作品も
エロ(下着やオブラートにくるんだ性的描写など)が売りのひとつであったのも事実。
一方PSは規制が厳しく、エロゲ移植作はほとんど出なかったが
99年になぜかそのままのタイトルで移植されたTo Heartがヒット。
個人的にはこの年が転機だったと思っている。
ちょうど同じ年に発売され大ヒットしたKanon(PC版)によって
物語重視、ぶっちゃけエロがなくてもお話が成立する
エロゲが受け入れられる土壌ができあがった。
続く00年にはスタートダッシュに失敗したDCがギャルゲを実質解禁。
(この時点ではまだPS2はかなり規制が厳しく二の足を踏むメーカーが多かった)
ともかくここから雪崩を打つように移植作が発売されて、現在に?至る。
とはいえ最近はエロゲも縮小再生産がひどいせいか
移植作からオリジナルに回帰しつつあるように思えるが。