09/12/07 04:36:15 3NpNnbNg
これ俺の友人の話なんだけどさ
そいつはきらめき高校に入学したから幼馴染に自分の評価を聞くわけ
でその友人も心配性な奴だからさ、何度も何度も幼馴染に評価を確認するの
最初は自分に近づいてく皐月さんのアイコンを見て安心してたんだけど突然妙なことに気がついた
クラスメイトの女の子、星川さんって名前なんだけどその子のアイコンも少し自分に近づいてるんだ
まあ彼女は爆弾が発生しやすいからデートには誘うし素直な子だからこれくらいはしかたないとその時は思ってた
その後何事もなかったかのように学園生活を送ってたんだけどやっぱりおかしい
携帯の画面を何度見ても星川さんが近づいてくる
「ねえ、一緒に帰らない?」星川さんが近づいてくる
「私、将来看護師になりたいの」星川さんが近づいてくる
怖くなった友人はもう星川さんをデートに誘わなくなった
今は三年の夏、爆発まで逃げ切れるかもしれないしスキルがあればなんとかなると思った
それからは一変して本当に楽しい学園生活だったらしいよ
変なことで怯える必要もないし皐月さんと手を繋ぐこともできた
クリスマスにお正月、楽しいイベントもあるからあっと言う間に卒業式の日になった
寂しくはあるけど卒業したら自分も大学生。皐月さんと会える機会は増えるし一人暮らしも始めてみたい
そんな事を考えてたら自分の机の中に手紙が入ってることに気がついた。女の子の字で「伝説の木へ来てください」って内容が書かれている
分かりきったことだけどやっぱり緊張するよな
でも告白するって勇気がいることだし友人も失礼がないよう気合を入れて伝説の木へ向かった
伝説の木で待っていたのは