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一条（いちじょう）
人喰いパチンコ「沼」を有する裏カジノの若き店長。
学力は高かったが、何らかの事情で大学進学を諦め帝愛グループ系列の裏カジノに就職。
下働きから7年でカジノの店長に昇進する。
身だしなみに気を使っており端整な顔立ちをしているが、兵藤は彼の顔が反吐が出るほど嫌いだったという。
一条も醜悪な性格である兵藤を嫌っているが、彼の言葉や思想は世の中の真理を突いているものだと認めている。
表向きは温和だが実際は尊大で内心では人を見下している。
またカイジを制裁という名でリンチした際、器具を使い生爪の間に針を差し込み全ての指を「血のマニキュア」にするという
中世に行われた拷問並みの所行を行うなどの残忍さも見せる。
ナンバー2の黒崎に目をかけられている幹部候補生であり、かつて自分の事を見下した高校時代の同級生達を見返す為にも
兵藤会長亡き後の帝愛グループの幹部昇進を志し、兵藤の陰湿ないじめにも耐え抜いてきた。
が、カイジの緻密な計画を練った「沼」挑戦にて仕込んでいたあらゆる妨害対策をカイジに覆され
二転三転の激戦の末、決して当たる事のない「沼」でついに当たりを出される。
その後ゲームの様子を終始見ていた兵藤の怒りを買い、「沼」の貯め玉を一般客に放出した（帝愛関係者に放出しないと「沼」は店側に一銭の利益も生まない）損害約7億円の代償として
地下懲役1,050年（1千万につき15年収容の計算）の制裁を下される。カジノから連行される際カイジに「這い上がってこい」と檄を受け、涙ながらにカイジに後のリベンジを誓った。