09/05/10 09:32:11 xR+ehxq0
「あら、起きてたの? ちゃんと寝てなくちゃダメよ」
「かえでさん……」
「う~ん、やっぱりかなり熱いわね。薬飲むのなら、何かお腹に入れないとね。
おかゆ作ってあるけど…食べられそう?」
「う~……すみません。なんか、あんまり食欲ないです……」
「そう。それじゃあゼリー状の栄養食があるから、これでもお腹に入れなさい。
薬はちゃんと飲まないとね」
「はい、ありがとうございます。……ぷあ」
「はい、次はこっち」
「んぐ……ふあぁあ………」
「服とかは替えなくて大丈夫?」
「ええ、大丈夫……だと思います」
「すぐ薬が効いてくると思うから、ちゃんと寝て、しっかり休むのよ」
84:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:33:19 xR+ehxq0
「ん……う……ん……かえでさん……?」
「あら、起こしちゃった? こめんなさい、大河君」
「う……」
「……どう? 熱は下がってきているみたいだけど……」
「かえでさ……」
「ん~……まだ熱いわねぇ。もうしばらく冷やしておきましょう」
「…………」
「……どうしたの、私の顔に、何かついてる?」
「い、いいえ」
「顔が赤くなってきてるけど……また熱が出てきたのかしら?」
「あ……」
「ん?…………」
「…………!」
「どうしたの? 何かして欲しいことでもあるの?」
「……かえでさん……」
「……なに?」
「僕……かえでさんのこと………好きです」
「……えっ……うふふっ……」
85:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:34:10 xR+ehxq0
「ん……」
「んっ……?」
「んふ……りゅ……ちゅむ……」
「んんっ……」
「んふ……ちゅ、れる……ん、んふぅう……」
「んっ……?」
「ん……ふぁっ……」
「か、かえでさん……?」
「……薬、ちゃんと飲んでおかないとね……」
「そうじゃなくて……風邪、うつっちゃいますから……」
「……いいから。……んふっ……ちゅ、んむ……
ん……ちゅる……れりゅ……ん、ちゅ……んふ、んむ……」
「ん……む……」
「んふ……れる……ん、じゅ、ちゅむ……んふぅ…」
「ん……」
「れる……ん、ちゅ、ぢゅる……んく……んふ……ちゅぅう……
んふ……ず、ちゅ……んく、れりゅ……ん、りゅ、ちゅる……
んん……んふぅぅぅ~~……」」
「ん……んん……」
「んぁ……んふふっ……」
「かえでさん……」
「ん……む……ちゅる……んく、んふぅ……れる……ん、ちゅっ……」
「ん……」
「んふぁ……はむ……ちゅ……れる……ん、んん、……ちゅうう……
んふ……れりゅ……んぁ……ん、ちゅむ……」
「んぐ……ん……」
「んっ……れる……ちゅっ……ぢゅる……ちゅ、んふぁあ……」
「かえでさん……」
「うふふっ」
「かえでさん……大丈夫ですか?」
「ん……病人がそんな心配しなくてもいいのよ。
……それじゃ、ゆっくり休むのよ。おやすみ、大河君……」
86:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:34:57 xR+ehxq0
次の日。
「う……うぅん……! ……うん、大丈夫みたいだ。」
「おはようございます、かえでさん」
「あら、もういいの?」
「ええ、もうだるくないし、多分」
「ん~、ちょっとおデコ貸してみて?」
「か、かえでさん……!」
「うん、熱はもう大丈夫みたいね。良かったわ」
「かえでさんがずっと看ててくれましたから」
「そんなの、当たり前のことでしょ」
「…………」
「あ、それでね、デートのことなんだけど、最近このあたりに、
美味しいイタリア料理店が出来たって聞いたんだけど、一緒に行きましょうか」
「…………へ? い、今……なんて?」
「イタリア料理店に行きましょうって」
「料理店じゃなくて、その前になんて……!」
「何って……デート」
「で、デート……? か、かえでさん……?」
「だって恋人同士なんだから、デートくらいしてもいいでしょ?」
「こ、恋……」
「デート、付き合ってくれるわよね?」
「……はい」
87:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:35:50 xR+ehxq0
そして、デートの日。
「……それにしても……大河君って、結構体つきはいいわよねぇ」
「え、何の話ですか?」
「大河君って、小柄な割には、結構筋肉ついてるわよね、って」
「う~ん……どうなんだろう」
「そうね、標準……並の上ってところかしら」
「なんかそれ、褒められてる気がしないんですけど……」
「私は筋肉よりも、全般的にたくましい人が好きかしらね」
「たくましい人……」
「だから、大河君はそれで結構たくましい方なのよ」
88:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:37:08 aZNCs0AG
イタリア料理店にて
「個室なんて、思ったより本格的なお店なのねぇ」
「も、もしかして高いんじゃ……! うう……め、メニューが英語だ……」
「ちょっと大河君、舞い上がらないで。それは英語じゃなくてイタリア語よ。
それに、こっちにちゃんと日本語のページがあるでしょう」
「あ、ホントだ……」
「お待たせ致しました。ご注文の方はお決まりでしょうか」
「ええ……大河君の分も頼んじゃっていい?」
「は、はい、お願いします……」
「かしこまりました、料理をお持ちするまで少々お時間かかりますが、よろしいでしょうか?」
「ええ、その代わり、美味しいのをお願いね」
「はい、かしこまりました」
89:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:37:52 aZNCs0AG
「……ふはぁ」
「大河君、そんなに硬くならなくても……普通のお店じゃない」
「で、でも……」
「さてと……時間がかかるって言ってたけど、どれくらいかかるのかしらね」
「う~~ん……そこまでは……」
「……それじゃ、料理が来るまでの間……」
「来るまでの間……?」
「エッチでもしておきましょうか」
「ぶ――ッッ!!」
「……そんなに驚くことないじゃないの」
「驚きますって――!!」
「どうして、暇じゃない。それにせっかくの個室だし」
「こ、個室はそんなことに使っちゃダメなんです―!!
そ、それに……もし店員さんが入ってきたら……」
「それはその時よ……ドキドキするでしょう?」
「そんなドキドキはイヤです―!!」
「まぁまぁ、そう言わないの。んっ……しょっと」
「わあああああ!」
90:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:38:42 aZNCs0AG
「……これ、どうしましょううか……」
「そうね……大河君、ちょっとトイレにいって、ペーパー取ってきてくれる?」
「ぼ、僕が!?」
「大河君の方が塗れてないでしょ? 早くしないと、ウェイトレスさん来ちゃうわよ」
「そ、それは困ります!」
91:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/10 09:39:26 aZNCs0AG
「大変お待たせ致しました。ご注文の料理でございます。ごゆっくりお召し上がり下さい」
「…………」
「それでは、何かありましたらお呼びくださいませ」
「うふふっ……間一髪ってところね」
「ふぅ……も、もうこんなのはカンベンしてください……」
「でも、あのウェイトレスさん、匂いで気付いちゃってたりしてて」
「な……!」
「今頃、店長とかに『変な匂いがしてたんです』とか言ってたりしてね」
「も、もうこの店来れませんよ……」
「はいはい、それはいいから、暖かいうちに食べちゃいましょう」
「うう~~……」
こうして新次郎はかえでさんの可愛い恋人にされたのでした。
かえで「大・成・功」
めでたし。
92:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/11 15:04:34 06aGyytQ
~ジェミニの場合~
大河「硬くて長い棒を口に出し入れして最後に白い液体を吐き出す行為ってなーんだ?」
ジェミニ「!ぇ…その…えっと…///」
~ラチェットの場合~
大河「硬くて長い棒を口に出し入れして最後に白い液体を吐き出す行為ってなーんだ?」
ラチェット「フェラチオね」
大河「残念正解は歯磨k ラチェット「いーえ、フェラチオね」
大河「……(涙目)」
93:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/12 11:04:14 PVZjLEZb
5月12日(火) 記入者:ラチェット・アルタイル
あら、ロベリア、そうかしら?
復讐するは我にあり、の言葉が真実なら、人は復讐なんてするべきじゃないわ。
ロビン・フッドの話は勧善懲悪を描きやすいし、
シンプルでメリハリのある物語を作りやすいと思うわ。
それに、劇場内を矢が飛び交うなんて楽しそう。
サニーがきっと真似したがるわ。
歌舞伎では、矢を飛ばす演出があると聞いたことがあるけれど、
そういった技術が役に立つんじゃないかしら。
素敵なお芝居になることを祈っているわ。