09/05/25 21:31:23 pa58/T8N
ホラー映画の掟その1:ヒロインは怪奇現象に遭遇した場合、悲鳴をあげて逃げ惑わなければならない
涼しい顔でモンスターを叩きのめすなど言語道断である(笑)
てなわけで、>>542-544のおまけ
>隣の部屋にシャワーを借りに行くクロフォード先生でした。
真鍋&辻の部屋にて
マリア「ツカサ、ちょっとシャワーを借りるぞ」
真鍋「どーぞどーぞ・・・・うおっ!?」
辻「・・・先生・・・ちょっと聞くけど、そこかしこにこびりついてる赤黒いモノは何?」
真鍋「・・・コワい答えが返ってくるから聞きたくない(汗)」
マリア「ん、意外に拭き取りきれないものだな・・・・血だ」
真鍋「暴力事件だ、暴力事件だ♪」
マリア「人聞きが悪い・・・・私の部屋のシャワーから出てきた」
辻「平然と答えるかな普通・・・・そっちのほうが怖い答えなんだけど」
>言うなり気配が消え数分後・・・・3部屋離れた三馬鹿の部屋から悲鳴が響くのでありました。
富沢・金井・永原の部屋にて。パタンとドアが開き、誰かが入ってきた気配が。
富沢「ん、誰か入ってきた?」
永原「誰もいないけど」
金井「レイちゃんがドア開けっ放しにしただけじゃないの?」
富沢「まさか、あんたじゃあるまいし」
しばらくすると部屋の隅のテーブルから酒壜が浮き上がり・・・・・開いたドアから出て行った。
永原「・・・見た?(汗)」
富沢「見てないっ! 何も見てないっ!! 空飛ぶ酒壜なんてあたしは見てないっ!!」
金井「・・・お化け! 幽霊!! 怖いよぉぉぉぉぉっ!!(泣き)」
>>548
>それは本当の秘書さんぞよかね?
つまり、やたらテンションの高い霧子さんや、年増と言っても怒らない理沙子さんは、アヤカシが入れ替っているんですね(少々意味合いが違う)
550:名無しくん、、、好きです。。。
09/05/26 13:15:20 eW6t5FgO
>>549
マッドサイエンティストの
マリアだけに、透明人間に
なる薬でも飲んだのか!?
551:2
09/05/27 19:31:53 gbqF6+G3
マリア・クロフォード
技能:ファイター3 セージ4 ネクロマンサー1(違)
装備品:ウイップ+1 ソフトレザー
>>550
うんにゃ、幽霊に『おい幽霊、他の部屋からもってこい』と盗りに行かせたww(>>543)
ふと「インビジブル」って映画があったのを思い出しました。
とある科学者が透明化技術を開発したのはいいけど、元に戻れなくなってブチ切れて、あんな事やそんな事をしちまう映画のようで。
実際は予告編しか見た事無いが、かなりグロい描写だったのは覚えてる。
透明人間ネタって、イタズラをしたあげく途中で元に戻ってしまい(割とヤバい状況)最後にボコられるイメージが。
レッスル的には富沢&真鍋の役どころですな。
552:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:40:38 r/ppHQCh
キャラ変わってるかもしれないが、長文失礼。
ライラ「大人二枚でハッセン、釣りがニセン、ほらよ」
パイプ椅子にだらしなく座り、ライラ神威は1万円札を無造作に手提げ金庫に突っ込んだ。
ライラ「肋骨へし折ったぐらいで入院するなんて、最近の新人は根性ねえな。
なんでオレがモギリなんか今更やるんだよ。」
イラつきを隠さず、客に笑顔は全く見せない。
ひったくるように客の手から前売り券を奪うと、ミシン目を無視して引きちぎり、
残骸のような半券を投げ捨てる。
ライラには客入りにも目の前の現金にもたいした興味は無い。
男「大人一枚、子供一枚」
目の前に5千円札と千円札が差し出される。
ライラ「あー、ロクセン。ん?そっちのガキはいいからヨンセン。」
男性客と手をつなぐ小さな女児に目を移す。
就学前の児童は無料と霧子から聞いてたような気がしていた。
年齢の確認を取れともいわれた気がしたが、ライラにはどうでもいいことだ。
5千円札だけ取り、金庫から千円札を無造作に置く。
女児「あたしの分タダにしてくれてありがとう、おねえちゃん!」
ぺこり、とかわいく頭を下げる。
男「おっ、ちゃんとお礼言えたな。えらいぞ。浮いた分でお菓子買おうか。パパはお酒かな」
女児「うん!」
手をつないだ親子は村上姉妹の立つ物販ブースに向かっていった。
ライラ「タダぐれえでそんな浮かれてんなよな…」
プロレス会場に一人で来るものは少ない。
友達、家族、恋人、仕事仲間、そんな光景がライラの気持ちをささくれさせてるのかもしれなかった。
553:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:42:42 r/ppHQCh
客もあらかた会場に入り、興行が始まる。
試合を食い入るように見つめ、歓声を上げるものもいれば、観客同士で歓談するものもいる。
ポップコーンをジュースで胃に流し込むもの、ビールでのどを潤すもの、
客は様々だが試合数が重なれば飲食を忘れて熱狂するものの率は上がっていく。
だが、100%になることはまずない。
男「つまんねーぞー、デブー!」
程度の低いヤジと共にリングに空き缶が投げ込まれる。
会場の視線の焦点がリング上のガルム小鳥遊とグリズリー山本から外れる。
ガルム「気にすんな、続けるぞ。」
グリ山「ハイ。」
首相撲に持ち込み、観客に聞こえない声で話す。
体制を崩し、山本が投げを打つ。
男「ブタが相撲取ってんじゃねえ。オレは『女子』プロレス見に来たんだ!」
顔を真っ赤にして男がふらつきながら立ち上がる。
女児「ぱぱ…」
隣に座る子供は怯えた目で父親を見上げていた。
観客の視線はリングと男に分散されている。
ガルムのショルダータックルが山本をコーナーまで押し飛ばす。
男「お、オレをシカトすんじゃねえ!」
激昂した男は手に持ったカップ酒の瓶をオバースローの構えから投げつける。
客席に透明の液体をばら撒きながら、瓶はガルムの後頭部に当たり、砕けた。
客席が一斉にどよめく。
コーナーに追い詰めた山本をガルムズディナーでし止めようとしていたガルムも、振り向かざるを得ない。
髪に手を突っ込み、出血と打撲を確認しながら、ガルムはロープをまたぐ。
静かな怒りが瞳に宿る。
554:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:45:05 r/ppHQCh
藤原「小鳥遊さん、ここはわたしが。」
藤原和美が控え室から駆けてくる。
ガルム「もう試合続行って雰囲気じゃねーぞ。」
客席の男まで藤原は走る。
藤原「酔ってますね。医務室までご案内します。」
男「こういう可愛い姉ちゃんがやりあうから女子プロレスだよな、あは」
すでに会場の主役はリングのヘビー級二人から藤原と酔客に移っている。
隣に座る男の娘は泣き出しそうだ。
藤原「こんな酔っ払いのとなりで怖かったね。お姉さんが今連れてっちゃうから」
怯える女児を見つけ、藤原は優しく笑顔で話しかける。
藤原「さあ、周りのお客様にも迷惑です。こちらへ」
男「うおっ!?オレは、オレは…!」
男の肩に手をかける。鍛えた女子レスラーの力に普通の男、
それも酔った男が抗えるものではない。
観客席全体から拍手が起こる。
女児「ぱぱ…連れてかないで…」
誰にも聞こえない声で呟いた。
ライラ「待てよ」
ライラ神威が男を引きずる藤原和美の前に立ちふさがる。
藤原「どういうつもりですか。」
ライラ「邪魔したくなった。」
男を押さえつけるために両手がふさがった藤原の顔面に拳を打ち込む。
藤原は体を捻りながら客席に飛び込んだ。
555:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:47:53 r/ppHQCh
観客の多くは何が起こったのか理解できなかった。
次第にライラへの怒号が湧き上がり、会場を包む。
客席でにらみ合うライラと藤原。
グリズリー山本はリング隅でうろたえ、既に山本久美に戻っている。
ガルム小鳥遊は静かに二人を見据える。
藤原「もう一度だけ聞きます。何のつもりですか。」
藤原が立ち上がると、鼻腔から一筋赤いものが流れた。
手鼻をかむ。
ライラ「お前が正義の味方なら、オレは間違ったヤツに味方するぜぇ」
鼻で笑う。
藤原「あなたという人は…!」
目つきが一気に険しくなる。
ライラ「そうこなくっちゃ。小鳥遊ィ!リング借りるぞ。」
ライラはヘラヘラ笑いながらリングにゆっくり歩く。
その後ろを一歩一歩踏みしめて藤原がついてくる。
ガルム「手前、わかってんのか。」
ライラ「折角壊された試合フォローしてんだ、感謝しろ。」
ガルム「そんな気は本当は全く無いだろ」
ライラ「分かってんならさっさと降りろ」
ガルム「なに考えてんのかさっぱり分かんねえぜ、お前」
口元を少し緩めながら、ガルムは花道から控え室に帰る。
目配せを受けて、少し遅れて山本もリングを離れる。
「第4試合、グリズリー山本 対 ガルム小鳥遊 はノーコンテストとさせていただきます。」
間の抜けた場内放送が会場に響く。
観客のブーイングがライラ1人に集中する。
出入り口近くに尻餅をつき、女に力負けしてぼんやりリングを眺める男のそばに女児は座り、
男の服の袖口をぎゅっと握り締めた。
556:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:49:50 r/ppHQCh
ゴングもナレーションも無く、藤原がロープ最下段を滑り込んだところに
ライラの蹴りが決まったところから試合は始まった。
第5試合にカウントされるのかどうかも分からない試合。
奇襲を受けても、藤原は立ち上がりと同時にショルダータックルで飛び出し、
密着状態から投げにつなげる。
ライラ「ゲハアッ!」
背中から落ち、肺の空気が抜かれる。リング上では呼吸を整えるヒマはない。
無呼吸で立ち上がり、反撃に転ずる。
フェイスクラッシャーでダウンさせてから息を吸った。
投げる、撃つ、極める、飛ぶ。
テンポはいいが、噛みあう試合というよりは、お互いに削りあう試合だった。
技のつなぎか、ガス欠か、ライラの首に藤原の腕が巻きついた。
頚動脈に圧力を感じる。
―壊したかった―
酒を飲んで騒ぎを起こす男の脇にいる娘が、自分が入場料を取らなかった女児だと認識した時、
ライラはなんとなく嬉しかった
家族に限らず、絆のようなものが憎かった
いつか勝手に壊れるものだから
―壊れて嬉しいはずなのに―
何故藤原の前に立ったのか
足が勝手に動いたとしか言えない
それを言葉で繕おうとする自分が恥ずかしい
―でも―
あの子はあたしなのか
違う
でも、泣いてるあの子はあたしだったんだ
557:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:51:59 r/ppHQCh
藤原の腕に爪を立てる。
肉に食い込まんとばかりに指に力を入れる。
藤原「アアッ!」
思わず首を締める力が抜ける。
スリーパーから抜け出すと、藤原の頭をライラの拳がかすった。
次の瞬間、藤原の額は割れ、汗に混じって視界を赤く染めた。
ライラ「ケリ、つけようぜ。」
ゆっくりと両手を上げ、隠し持った凶器を足元に落とす。
血にまみれた顔を拭う事も無く、藤原は無防備な脇に潜り込み、抱え上げた。
ぐるり、と世界が回る。エクスプロイダー。
痛みを感じず、体が動かない、ということは完璧に決まったということだ。
背中を中心に痺れが全身に伝わる。
カウント1、フォールする藤原の重みすら感じない。
カウント2、鉄の匂いがした。藤原からの流血なのか、自分の中からこみ上げるものなのか分からない。
カウント2.9と3.0の合間、背中が少しだけ浮いた。
ファールを跳ね返し、体を捻って立ち上がるまでの一連の動作は意識して行ったものではない。
体が覚えていたのだろう、そしてこの技も。
藤原を腹から抱え上げ、頭から落とした。
変形デスバレーボム、地獄落とし。
藤原はカウント3まで動かなかった。
藤原「正義が…、正しいのに…」
リングに寝たまま藤原は泣いていた。
それはライラには既にどうでもいいことだった。
558:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:55:39 r/ppHQCh
花道ではなく、ブーイングに沸く客席を掻き分けて会場を出ようとする。
男「あの、その…」
酔いがさめたのか、ばつの悪そうな顔をして風体のさえない男が立っている。
その足に娘がしがみついていた。
ライラ「オイ、ガキ。手ぇだせ。」
藤原の返り血を浴びたライラを見ながら女児は両手を差し出した。
右手を開かせる。
握りつぶされ、汗に湿ったスナック菓子があった。
ライラ「こんな試合タダで見れると思うなよ。」
指でつまんで取り上げると、口に放り込んだ。
口の中は血の味しかない。
女児「あ、ありがと…」
男「も、申し訳ありませんでした、最近女房とうまくいってなくて…ぐふっ」
男のみぞおちにライラの拳が突き刺さる。
男は膝から崩れ落ちる。
ライラ「さっさと帰れ、バーカ」
女児「ぱ、ぱぱーっ!あ゛ーっ!」
泣くまいと我慢していた娘の涙腺が決壊した。
ガルム「客に手ぇだすなんて…何してやがるんだアイツ!」
手の空いた選手達がライラを追う。
観客出入り口を大きく開いて、ライラは笑って走り出した。
夜風が気持ちいい。
559:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 18:59:35 r/ppHQCh
以上、スレ汚しすいませんでした。
ライラは単純なキャラなのか複雑なキャラなのかようわからんです。
560:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 19:52:29 klIAB6tl
落語風味のネタをひとつ
世の中には様々な商売がございます。業界によっては様々な職人さんがおりますわけで。
バット作りの名人、包丁を鍛える鍛冶屋さん、スーツを仕立てる親方等など
プロレス業界だとマスクを作る職人さんも当然おりますわけで(多分)
日本を飛び出し、はるばるメキシコへやってきた若き日の上原さん。
プロモーターと話をつけマスクマンとして活動すべく、とあるマスク屋さんへ入っていきます。
壁には様々なマスクが飾られていましたが、一つのマスクに上原さんの目が留まります。
上原「親方、あのマスク、結構いいマスクだねえ」
親方「ああ、いいマスクだよ。うちの店に十年もあるからねえ」
上原「ちょっと被ってみてもいいかい?」
親方「いや、これが簡単に被れるようならとっくに売れてるよ」
上原「じゃ、被れないのかい?」
親方「いや、被れないわけじゃないが、無理に被って脱げなくなった奴がいた」
上原「そんな危ないマスクを売るなあぁぁぁぁぁっ!!」
親方「いやいや、マスク剥ぎの達人を雇えばよろしい」
上原「・・・・・別の店に行こう」
元ネタ・『火焔太鼓』の一節。てか、箪笥のくだりが『火焔太鼓』の一部ってのを最近まで知らんかった(汗)
>>559
GJ!!
このスレではライラってフクザツな内面のキャラとして認識されてる感はありますな。
初代スレじゃ「病気の少年との人情話」なんてネタもあったし。
561:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 20:12:00 vMJ6f6IY
>>559
うわカッコエエ!掘り下げ甲斐のあるキャラですなライラは
カンナよりも藤原の方が対立シチュとしてピンと来ちゃうのはやはりキャラが真逆だからか
カンナはそこら辺の行動原理がわかりづらい分損をしてるかも
>>560
火焔太鼓だw こんなネタが見られるとは妄想スレ恐るべし
エムサンドマスクが高値で売れて
「目立つマスクだからよかった。今度は景気よく角が生えた奴を仕入れよう」
「いけないよ、角が立つから」
というしょーもないオチを想像してしまった
562:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 20:39:09 hPEFKMAH
>>559
GJ!つか改めてライラ萌え!
製作者側の認識は分からないけど、ファン側ではライラってジレンマを抱えた複雑なキャラだと思います。
そういう意味では完璧超人なカンナは単純すぎてイマイチ妄想しにくい気がするんですよね。
>>560
親方面白すぎるw
563:559
09/06/01 21:51:11 r/ppHQCh
反応が早くて驚きますた。
みんなライラスキーだな。俺もライラ大好きっ子だけど。
>>560
お恥ずかしながらそれ書いたの自分です。
覚えてもらえて嬉しくもあり、成長しない自分が恥ずかしくもあり。
>>561
ライラと藤原は絡ませるとお互いにいいところが出るナイスカップル(違)ですな。
>>562
カンナは神威流伝承者としての面がもっと出てくればいいんですけどね。
564:名無しくん、、、好きです。。。
09/06/01 23:37:16 DFBI2/kx
>>562
>そういう意味では完璧超人なカンナは単純すぎてイマイチ妄想しにくい気がするんですよね。
ヒール軍団の乱入&集団暴行に大ピンチのカンナ
カンナ「や・・・やめろ・・・私を怒らせるな」
グリ山「ああ?」
カンナ「神威の力を・・・押さえ・・・きれない・・・」
SA-KI「な・・・なんだ?」
カンナ「うおぉぉぉぉぉぉっ!!」
ライラ「あ・・・あれは、伝説のマカモー(違う)『シャイニング』・・・」
カンナ「GRRRRRRR!!」
大暴走をかまし、リング上を蹂躙するカンナ、彼女を止められる者はいないのか?!(続きません)
昨日のディケイド見返してて、ふとこんなのが脳裏に(笑)
確かにいじり難いキャラの気もしますなカンナは
565:青森の魔女
09/06/02 21:49:20 FTN5f6ZI
福岡に新しく女子プロレス団体が誕生した。
その名は『戦乙女ヴァルキリー』
また新たなる闘いが始まる……
社長「どうも社長です」
龍子「サンダー龍子だ」
社長「と言うわけで、新団体スタートだ!」
龍子「なぁ、社長?」
社長「なんだい?龍子くん」
龍子「前のSSはほったらかしかい?」
社長「まぁ、ユニット抗争とか考えるの非常に難しかったからね」
龍子「いい加減だね……」
社長「褒められると照れるなぁ」
龍子「褒めてない!」
社長「それはそれとして龍子くん、今回キミを雇ったのには理由がある」
龍子「理由ってなんですか?」
社長「君が本来、所属している団体って何処だい?」
龍子「……WARS、だね」
社長「ご明答!」
龍子「自分の事だからね」
社長「そう、WARS。
だから今回は『龍子と愉快な仲間た……』ゲフッ!!」
龍子「馬鹿にするんだったら殴るよ?」
社長「………」
へんじがない、ただのしかばねのようだ
龍子「おい、社長!?」
社長「……冗談はここまでにして、と」
龍子「驚かすんじゃないよ!」
566:青森の魔女
09/06/02 21:50:28 FTN5f6ZI
社長「今回は、WARS+αでやっていこうと思います!」
龍子「だから、私が呼ばれたんだね」
社長「そういうこと。
でも、君を雇うのに何度ロードしたことか……」
龍子「それを私に言われてもな」
社長「しかも、1330APってなんだよ!」
龍子「仕方ないだろ!評価値だって1000越えてるんだから!(軽く自慢)」
社長「もう予算の30%近く使っちゃった(涙)」
龍子「ちゃんと私が稼いでやるから泣くな」
社長「団体のエースが決まったところで、次は新人探しだ!
WARSのメンバーというと……」
龍子「社長(手を挙げながら)」
社長「はい、龍子くん!(先生風に)」
龍子「涼美はちゃんと雇ってくれるんだろうね?」
社長「もちろんだって。
フリー移籍は月に1回しか出来ないからね。
悪いけど、来月まで待って」
龍子「そういう理由なら仕方ないね。
ごめんよ、涼美……」
567:青森の魔女
09/06/02 21:52:08 FTN5f6ZI
霧子「……お二人とも、私を忘れていませんか?」
社長「!! すまない霧子くん!!
ここまで君の存在を忘れていたとか、そういう訳じゃないから!!」
霧子「本音が出てますよ、社長」
龍子「社長、この人は誰だい?」
社長「まだ龍子くんには紹介してなかったね。
秘書の井上霧子くんだ」
霧子「よろしくお願いしますね?龍子さん。
最初の半年を持ちこたえられるかどうかは、あなた次第ですから」
龍子「いきなり厳しい言葉だね。
でも、上手くいくかどうかは社長の腕にかかっているからね」
社長「二人ともケンカしないでね」
霧子「さっそく新人テストを行ったところ、二人の合格者が出ました」
内田「内田です。
世界王者になるために頑張ります」
真田「真田っス!
気合いと根性は誰にも負けないっス!」
霧子「そして新人スカウトも成功です」
上戸「上戸だ。
私を雇って後悔してしまう事は無いぜ!」
568:青森の魔女
09/06/02 21:53:08 FTN5f6ZI
社長「テストでこの2人を出すのに200回ほどロードしちゃった」
龍子「真田はWARSとして、……何で内田と上戸なんだい?」
霧子「ジューシーペアですね」
社長「雇いたかったから!(ハッキリ)」
龍子「こうハッキリと答えられると、反論するのが馬鹿らしくなるね……」
社長「後はAACと契約してっと、6人以上揃ったから、早速旗揚げしようか。
開幕戦は北九州は小倉北体育館だ!」
霧子「社長、ゲームだと大牟田市文化体育館なのですが」
社長「いいの!小倉でいいの!
そこはほら、脳内補完ってやつで!」
龍子「私は試合できれば何処でもいいけどね」
社長「龍子くんには、ちゃんと地元での試合を用意してるから」
霧子「1500人の会場ですよ」
龍子「まぁ、私に任せておきな」
569:青森の魔女
09/06/02 21:54:36 FTN5f6ZI
4月シリーズ(旗揚げ)
福岡 1050/1000
☆ラッキー内田、マッキー上戸デビュー戦
〇内田(掌底→体固め)上戸●
☆真田美幸デビュー戦
〇真田(踵落とし→片エビ固め)ターニャ●
大分 1050/1000
宮崎 1050/1000
鹿児島 1050/1000
熊本 1575/1500
佐賀 1050/1000
長崎 1050/1000
沖縄 1050/1000
内田「デビュー戦を勝利で飾れて嬉しいです」
上戸「最初は負けちまったけど、大分でリベンジ成功だ!」
真田「勝てて嬉しいっス!」
霧子「さすが社長ですね」
龍子「このくらいは埋めれるようにしないと困るけどね」
社長「龍子くんのおかげで、8会場全部札止めで、利益も200APを上回ったぞ!
新人3人も無事デビュー出来たし、来月も頑張ろう!」
龍子「やっと涼美と組めるのか……
もうすぐだからな涼美」