08/11/18 23:57:43 27FOVjJ8 BE:1683259968-2BP(0)
「みんな、実は記憶が戻ったんだ。」
みんなは一瞬、僕の記憶の回復を喜んだが、僕は構わず続けた。
「それで、昔の記憶の人たちの為にしなくちゃいけない事があって、今は学園に戻れない。」
僕の台詞の意味を汲み取ってくれたのだろう。残念がってはいるが決して声に出そうとはしない。
「だから、僕がすべてを終わらせてここに帰ってきたら、またこの屋上で花火を上げたいんだ。
もちろん、今ここにいないニーナやスザク。カレンにルルーシュのきょうだいも一緒に。」
そこまで言った後みんなは真剣な眼差しを僕に向ける。
「やはり、お前とは一年経っても気があうな。俺も、またみんなでやりたいと思ったところだ。」
「早く終わらせて帰ってきてね。どんな過去があったって、ここはライの家なんだから。」
「おれたち生徒会メンバーは、いつだってお前を歓迎するぜ~」
「気をつけてね。何かあったら遠慮なく相談しなさいよ。どんなことがあっても、私たちはあなたの味方だから。」
「ありがとう。みんな。」
今日は目端が緩いのだろうか、僕はまたもや視界がぼやけるのを感じてしまった。
つづく。
今晩は相変わらずの支援ありがとうございます。
投下 最近少ないですね。。。。
本編が終わってから時間がかなりたってるんで仕方ないとは思いますが・・・
皆さんが楽しみにしてくださるかわかりませんが、
今年中にゼロレクイエムあたりには進めたいと思っていますんで今後とも支援の方お願いします。