10/04/10 10:18:51 MmCdiH5T
>一つの動機が曲を支配する交響曲のさきがけだけど?
モツの交響曲・協奏曲は、そういう形式主義とは違うところにある。
ソナタ、及びソナタ形式はベートーヴェンの業績、ベートーヴェンの音楽性。
すなわち、ジュピターを運命や英雄みたいに演奏したら、
それはモーツアルトでなくなることを意味する。
人間の目から見て後付けで楽曲から共通の形式を抽出可能なことと、
その楽曲の中身・音楽性が共通することは別次元の話。ごっちゃにしてはいけない。
モーツアルトの楽曲分析・演奏分析は不要かつ不能。非常に特殊かつ稀有な楽曲。
ベートーヴェンはバッハの対位法を学んだとしても、
モツの楽曲にほとんど興味がなかったと考えられる。