09/12/12 02:25:18 KirRxUS2
>>144
バブル期に完成、もしくは計画・設計されたホールには、本来その地域の公民館的役割を担うものでも、
潤沢な予算を背景に音楽ホールとしての性能や装いなどが与えられた施設も少なくないですからねぇ。
とりわけバブルの盛りに計画なり建築されバブルが弾けたあたりに完成したホールには、そんな傾向の
施設が多いように思えます。実は公民館なんだけどコンサートホールにしちゃったよみたいな。
その結果、公民館系多目的ホールと区分けし難い施設が多いのですが、実際は公民館的な使い方を
しているという幅で音響的に優れたホールを挙げれば、それなりに全国各地にあるんじゃないですか。
実際に自分が知ってるホールで言っても、この時期には府中の森、熊谷さくらめいと、栃木総合文化、
那須野ハーモニー、笠懸野パルなど、たくさん建てられていますが、どれも良い音を聴かせてくれます。
どれもコンサートホールと言えばそうなんだけど、でも地域の多目的ホールという立場にあるわけです。
横須賀芸劇や埼玉芸劇、所沢ミューズなどもこの時期の設計で、これらはもう完全な音楽ホールとして
作っちゃったわけで多目的って範疇ではありませんが、もしバブル期でなかったらどうだったんだろう。
ともかくバブル期建築のホールって、逆にふつうの多目的ホールを探すほうが難しいんじゃないかなぁ。