09/10/18 23:20:00 3QIfWymY
昨日:読響&下野、今日:都響&カエターニを選んだので今回のA定期は聴けなかったのだが。
まったく悔いはないというか当然の選択をしたまでで。
で、実は、N響、読響、都響、東響、東フィルと、5つのオケのサントリー定期の会員やってるのだが、
演奏会終了後の満足感の欠如という点で考えるとN響が突出して酷いのは残念ながら明白。
では、ここでN響が「1位だろう? 間違いなく。」と言う人は一体何なのか?
ひとつ思うのは、5つのオケを聴き比べたとき、
弦楽器の響きの存在感のようなものに関してはN響は他のオケでは到底真似のできない素晴らしいものが確かにあるなぁということ。
でもね、本当にそれだけなのよ。
木管が他オケに比べて優れているかというとまったくそうではなく。
金管や打楽器に至ってはここに書く必要もなく。
そして何より、演奏が終わった瞬間に、他の舞台芸術では決して味わえない、
意味も何もなく無条件で賞讃したくなるような気持ちというか高揚感、そういう感動を与えてくれるか、
という視点に立つと、残念ながらN響は本当にドン尻。
N響を「1位だろう? 間違いなく。」と賞讃する輩って、
きっと舞台芸術をそういう視点で鑑賞できない人なんだろうなといつも思っているのだが、どうだろう?
長くなってすまんが。