09/12/06 10:14:16 p3Scc+RA
それにしても、今年ハイドンの交響曲全集を入手してさまざまな曲を聴くようになって、
いささか疑問に思い始めたことがあります。ハイドンの作品を聴けば聴くほど
当時としてはほとんど前衛的ともいえる大胆な試みが色々と取り入れられている
ことがわかってきたのですが。これほど斬新な音楽を評価する耳を持っていた
当時の聴衆が、なぜモーツァルトの音楽に対しては冷ややかな反応しかしなかった
のでしょう。むろん、作品の質の違いなどもあるでしょうが、やはりモツの場合、
よく言われる世渡りの下手さや忍耐の乏しさが大きく影響したのでしょうか。