09/10/15 12:08:47 25384oh/
>>496
確かにブラームスは形式的には古典主義なんだけど、
第1シンフォニーなんかは、ベートーヴェン的な、
「運命的な、苦悩を克服的して勝利の歓喜へ」という思想の下で作られたからね。
でも、そもそも、師としたのがシューマンでしょう。
シューマンとメンデルスゾーンの違いが、ドロドロとスミスミだもんね。
シューマンはメンデルスゾーンに比べて、凄く濁っている感じがする。
それと、ブラームスの第4シンフォニーは、人生の寂涼感、わびさび、とか諦観を感じるけど。
この、寂涼感、わびさび、諦観というのはハイドンの音楽には無縁だな。
ハイドンの曲でこれらを表現したのってある?
モーツアルトの晩年の曲、P協27,Cl協などはあるけどね。
ハイドンのVc協2なんかは澄み切っているけど、寂涼感、わびさび、諦観とはちょっと違うかな。