09/10/15 11:21:53 25384oh/
ベートーヴェンからなのかなあ?
音楽に私小説的、プライバシー的、ゴシップ的スキャンダル的な人間感情を持ち込んできたのは。
それが、シューマン、ブラームス、マーラーに受け継がれていって、
それらの「毒、個人告白」が面白いと感じられるようになった。
それで、それらを音楽に持ち込まないで「音楽と個人的プライバシー」の間に一線を画してきた、
ハイドン、メンデルスゾーン、サンサーンスなどが、
何かつまらない、刺激的じゃない、とりすましている、よそよそしい、
と感じられて、人気がいまいちになってしまったんでは。
だが、人間の個人的感情や人間臭さを排し、神や自然描写に専念したブルックナーやシベリウスもいるのだが。