10/01/26 08:33:37 w9cPtc1u
古いスレだけど
>>710
あの映画はアニメの省略バージョンだから、そこまで考えていない
と思うよ。アニメではリハはロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲
で、本番はニールセン交響曲第4番「不滅」から第4楽章だったから。
多分うまくなったのを誇示することと、単なる音響効果で選んでいる
と思う。
ただ最近ネットTVを解約するにあたって、ポイント消化のためアニメ
見ていたが、映画をふと振り返ると強引なところが多すぎる気がする。
モーツァルトのトルコ行進曲は、アニメでは「ちょっとやりすぎ」
「コンサートを聴いているよう」と感想をつけていて、流れとしては
「オクレール先生はのだめをどう育てるのか」という点にあった。
しかし映画では、「素晴らしい」で片付けている。
それでは、ランランがああいう演奏した意図がわからなくなる。
また1812年の度派手な演出のあとにバッハは変だと思う。
アニメではチャイコフスキー「ロミオとジュリエット」の次の曲
がバッハになっている(まだこのほうがまし)。
バッハで教えを請うのがほとんど指揮しかしていない指揮者という
のも違和感がある。バレンボイムやアシュケナージのようにピアニスト
としても活躍しているのであれば話は別だが。アニメではニナ・ルッツ
になっているし、話の中では、暗にニナ・ルッツはバッハがあまり好き
でないようなことを言っている。演奏もそれらしくしている(このスレ
ッドで評価が低いのは当たり前!?)。
全体通してみると、ストーリーとしてはアニメの方が上かな?多分ドラマ
形式か3部構成にすれば実写の方がよかったと思うが、予算と時間の問題
を考えると、こういう強引な展開になるのかなと思った。
どちらにせよ、海外に出すと色々言われそうな気がする。