09/12/23 23:09:11 ybNEI1x8
>>501
その話色々突っ込みたいところあったが、
結論から言わせてもらうと、オーケストラが国から助成金を
もらうのは明らかに限度があると思う。
ヨーロッパはどうなんだ?という話になるが、基本、オペラハウス
は文化的遺産だからお金を出している。当然市民の承認はもらって
いるし(←実はここが重要なポイント!)、地元の人は超格安で観る
ことができる。ただしそれはあくまでオペラハウスの話だ。
オーケストラ単体となると、、、
ベルリンフィルは公務員で王立コンセルトヘボウも似たようなもの。
ただウィーンフィルは「ウィーン楽友協会」所属の自主運営団体だし、
ロンドンの4つのオーケストラも(約20年前にすでに)助成金云々で
もめていたし(だから、その話聞いたとき、「えっ今さら?」と思って
しまった)。
国から助成が出ている場合は、パリ管弦楽団とかヨーロッパ室内管弦楽団
とか、かなり明確な設立過程を踏んでいる気がする。
それに対して日本のオケはよく分からない。多分普通に考えたら
助成金もらってんだから、なぜ公演とか…と色々考える人もいると
思う。逆にその経緯が知りたいくらいだ。ただ>>501の言うように、
すぐに全額カットはどうかな?と思う。多分目的は、助成してもらって
いるだけの貢献を明確に示す必要があるということだと思うが。
ちなみに、小澤さんがいたアメリカのボストン交響楽団の話だが、
もしその楽団が国から助成金をたくさんもらっていたら、
(嫌々ながら←ジョン・ウィリアムズとそのことで一回大げんか
して話題になった)ボストン・ポップスとして参加してないと思う。