09/09/01 09:59:44 WPpN9lu3
すでに言い尽くされているが、日本のプロオケはとにかく一旦入団して
しまえばあとは定年までほぼ自動的に在職できる、というシステム
(石原知事の圧力に対応せざるを得なかった都響とか、一部に例外は
出てきているものの)。これが首席にまで機械的に適用されてしまい、
一旦首席になってしまえば、あとはいかに技術が衰えようがどうなろうが
定年までほぼ自動的に首席として留まることができる、というシステム。
外国一流オケと違って、団員同士の相互チェック(アメリカのオケなどで
言われる「ピア・レヴュー」)の仕組みが全くない。
これでは、N響に限らずどのプロオケとも、団員サイドに「うちのオケを
よくして行くぞ」という向上心が働いてこず、いつまで経ってもレベルが
向上しないどころか、偶然が重なってたまたま水準がよくなった時期の
その水準の維持すらできない、というおなじみの結果にならざるを得ない。