10/07/03 18:44:59 5/7X1WcA
南無・・・
616:名無しの笛の踊り
10/07/03 21:19:47 RLsHsv+H
クリント・イーストウッドが!?
617:名無しの笛の踊り
10/07/03 23:54:34 PP172RJd
2010年 7月 3日(土)-ハイドン その音楽と生涯-(38)
名曲の楽しみ。吉田秀和。今日はハイドンの連続放送の中で、今まで聴いてきた
エステルハージ家の楽団にいたお友達みたいな、トストというヴァイオリニスト
の注文で、ハイドンが3曲ずつ弦楽四重奏曲を2度に分けて作曲したんですが、その
うちの2番目の方の3曲の中の第1第2、この2曲を聴きましょう。所謂作品55といわ
れている物です。イ長調。前に聴いたのの、うー、ホ長調の作品と姉妹の、姉妹
作品のような感じがいたします。で第1ヴァイオリンにかなりの技巧性が、技巧的
な面が出ているんですけれど、これは54の3曲と同じようなもので、やっぱり、んー、
トストのうまいところを見せてやろうというのに応じたんでしょう。しかし4つの
楽器の対位法的に独立した動きが、以前と比べてずうっと増してるってのも事実です。
第1ヴァイオリンだけが光っているっていうんじゃない、ということは言葉を変え
れば弦楽四重奏の書き方として、やっぱりかなり深みを増してきたってことですよね。
多層的な、多面的になってきた。第1楽章Allegro、イ長調、ソナタ形式。第2楽章
Adagio cantabile、2/4拍子、ニ長調。たっぷり装飾のついた旋律主題を持って、
ゆったりと静かな豊かな歌を聴く、というような音楽。形式はまあロンドでしょう。
第3楽章Menuetto、3/4、イ長調。トリオもおんなじ。ここでもソロヴァイオリンの
綺麗な旋律がたっぷりと聞かされます。第4楽章フィナーレ、Vivace 、アラブレーベ
イ長調。対位法的な技巧が支配的な三部形式で、中央のところが短いフガートに
なっています。これもハイドン昔よくやったけども、ここでもまた帰ってきてる。
618:名無しの笛の踊り
10/07/03 23:55:53 PP172RJd
で各楽器がそれぞれ目覚ましく活躍していて、ハイドンの後期のフィナーレを先取
りしてるようなところがここにはあります。それじゃ例によってクワテュオール・
フェステティクスの古楽器による演奏で、全曲続けて聴きましょう。
(♪弦楽四重奏曲 イ長調 Hob.3-60(作品55 第1))
今聴いたのはハイドン作曲のホボーケン3の60、作品55のうちのイ長調の曲でした。
今度はその次のヘ短調の曲を聴きましょう、ホボーケンの61番のカルテットにあた
ります。で、これが「剃刀カルテット」ってあだ名がついてんですが、これはハイ
ドンが1789年、ロンドンの楽譜の出版社によく切れるカミソリと交換に、この自筆
のスコアをてい、進呈したという話が伝わっているからで、音楽とは何の関係も
ありません。それにブランドがこの曲を、その取り替えた相手の楽譜出版社が
この曲を出版した訳でもないんです。どうしてこういうことになったのかよく分
かりませんけど、でもとにかくこれはフガートで有名な作品20のヘ短調カルテッ
トに劣らないくらいの力作だとされています。第1楽章、Andante piu tosto
Allegretto、ヘ短調、2/4拍子。遅ーく始まりますけど、楽章全体としては、第1、
第2楽章が入れ替わった感じで。これはハイドンの得意とした二重変奏曲、つまり
テーマが二つあって、交互に出てきて変奏曲。第1主題はヘ短調、第2主題はヘ長調、
で、対照的な性格持っていて、で前のほうは知的な少し暗いけども雄弁な感じの音楽。
後者の方は表情がこの、とても澄んだ美しさの曲。ヘ長調。こういう風な形の音楽
です。2楽章はAllegro、ヘ短調。これはソナタ形式。これちょっとねベートーヴェン
619:名無しの笛の踊り
10/07/03 23:57:06 PP172RJd
を思い出すような激しい感じ、激しいところがありましてね、突然ヘ短調のくせに、
突然変ト長調がでてきたりして、これもベートーヴェンがセリオーゾ・カルテット
でやったことですけども、それの先鞭を付けてるような。ハイドンは調整の配置に
関してもなかなか凝った事をしているんですよ。で中ごろでフガートが出てきたり
して、これなんかもうベートーヴェンそのまま頂戴してセリオーゾ書いたんじゃな
いかというような気がします。3楽章 Menuetto Allegretto、ヘ長調、3/4拍子。
トリオはヘ短調。第4楽章フィナーレは6/8拍子のへ長調。でここでは主題の逆行が
あったり、それからリズムなんかでも中々手の込んだことをやってましてね、8分
の6だから「タタタ タタタ」って3つずつが2つ合わさって、あのリズムの根底を
作っていくんですけど、それはハイドンここでその「タタタ タタタ」に中でもって、
「タタ タタ タタ」って2つずつ、3つに分けたりしてね、中々手の込んだていうか、
面白い工夫もやっています。それじゃこれ、クワテュオール・フェステティクスの
演奏で聴きましょう。(♪弦楽四重奏曲 ヘ短調 Hob.3-61(作品55 第2))
今聴いたのはハイドン作曲の弦楽四重奏曲、ホボーケン3の61、ヘ短調を聴きました。
今日はその前に同じグループに属するホボーケンの3の60という番号のついてる弦楽
四重奏曲、イ長調、これを聴きました。演奏しているのは弦楽四重奏団のフェステ
ティクス、古楽器による演奏です。それじゃまた来週。さようならノシ
620:名無しの笛の踊り
10/07/04 10:20:07 ZYWvXQ5P
>>608 聞いてません 嫌いだもん
>>610 に書いてある人たちの文章はよく読んだけどね
621:名無しの笛の踊り
10/07/04 13:22:36 FpRtHUcF
2chの語り口は嫌いじゃない、と、
622:名無しの笛の踊り
10/07/04 13:27:33 yC1Oz0Bc
>>620
と言いながら、このスレは毎週確認している。
623:名無しの笛の踊り
10/07/06 01:43:17 vpWkCns4
死ぬ前にもう一冊くらい書き下ろしてくれないかな
624:名無しの笛の踊り
10/07/06 22:12:50 KnrRq7sQ
「ハイドンは和声的すぎてつまんない」ってサッカーで盛り上がる実況スレに書いたら
一週空けて対位法寄りな選曲になってて笑った
おじいちゃん実況チェックしてたんだな
625:名無しの笛の踊り
10/07/06 22:55:14 WyNUHqCj
なわけない (by タモリ)
626:名無しの笛の踊り
10/07/06 23:54:03 Ir2DG02J
>>625
そのとおり(by夕刊)
627:名無しの笛の踊り
10/07/07 08:09:20 60k5VvRv
氏名 没年
岩崎千明 1977年
五味康祐 1980年
浅野 勇 1981年
瀬川冬樹 1981年
池田 圭 1990年代
伊藤喜多男 1990年代後期?
岡 俊雄 1993年
高島 誠 1993年
高橋三郎 1993年
長島達夫 1998年
山中敬三 1998年
高城重窮 1999年
沢村とおる 1999年?
長岡鉄男 2000年
井上卓也 2000年
朝沼予史宏 2002年
入江順一郎 2002年
金子英男 2008年
若林駿介 2008年
黒田恭一 2009年
三井 啓 2010年
628:名無しの笛の踊り
10/07/07 16:43:12 1z14Oyz3
>>627
吉田秀和 2040年
629:名無しの笛の踊り
10/07/09 17:31:30 W0reD20K
住所:雪の下→墓の下
630:名無しの笛の踊り
10/07/10 02:31:08 ZV8aIBZV
放送を記録して下さる方、ありまとう。
翁の場合、旧仮名旧漢字の方が感じが出るんぢゃない?
原稿は旧假名なんだらうか?
631:名無しの笛の踊り
10/07/10 02:58:44 u55zizSq
>>630
さうです。
632:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/10 23:24:23 FEm1MYrF
2010年 7月10日(土)名曲のたのしみ -ハイドン その音楽と生涯-(39)
名曲の楽しみ。吉田秀和。今日はハイドンの曲を聴きますけども、この間から
ずっと続けて聴いてきた、トストの注文で書いた弦楽四重奏曲、6曲のうちの最後
の曲。所謂第1トスト最終曲、ホボーケンの62番の、変ロ長調の曲。これから聴き
ましょう。全体として明るい曲で、軽ーく聴けてしまうような感じですけど、作
曲技法としては成熟した手腕の、粋を尽くしたような、とても洗練された内容の
曲だと思います。1楽章、Vivace assai、3/4拍子、変ロ長調。単一主題のソナタ
形式。第2楽章、Adagio ma non troppo、2/4拍子、変ホ長調。主題二つのヴァリ
エーション。それにコーダがついてる。第3楽章、Menuetto、変ロ長調。トリオも
おんなじ。第4楽章、Presto、6/8拍子、ソナタ形式。こうやって見るとごく普通
の形を踏んだ 4つの楽章が並んでる感じですけども、その中でもって、さっきも
ちょっと一口申し上げたリズムなんかの扱いが、非常に変化に富んでましてね、
あの主要な箇所になってくると、なんかちょっと違うリズムになるところなんか
面白いです。それじゃ、クワテュオール・フェステティクスの古楽器による演奏で
この曲、弦楽四重奏曲、ホボーケン3-62、変ロ長調、全曲続けて聴きましょう。
(♪弦楽四重奏曲 変ロ長調 Hob.3-62(作品55 第3))
今のは弦楽四重奏曲、ホボーケン3-62、変ロ長調でした。今度はピアノトリオ
を2曲聴きましょう。ハイドンは1782年、ウィーンのアルタリアという出版社から
の注文でピアノ・トリオ3曲書くつもりでいたんですけども、ちょうどその頃オペラ
の作曲で手間取っていて、やっと1784年になってから、この3曲のPTに手を付けて、
翌年完成した。今日はそのうち第1、第2の2曲を続けて聴きましょう。まず第1曲の
633:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/10 23:27:30 FEm1MYrF
方はホボーケンの15-6、ヘ長調。これ2楽章からなるもので、ひとつ、第1楽章
Vivace、4/4、ヘ長調、ソナタ形式。第2楽章、Tempo di Menuetto、3/4拍子、ヘ長
調。全体としてピアノがとても活躍していて、他のものはまあそれにお付き合いし
てるという感じですけどね。でも、発表当時からこの曲はとても評判が良かったんで、
殊に第2楽章の方はイギリスでは第2楽章は伴奏つきの歌に編曲されて広く愛好され
ていた、という話ですよ。ボーザール・トリオの演奏でもって、続けて、全曲続け
て聴きましょう。(♪ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Hob.15-6)
今のはボーザール・トリオの演奏によるハイドン作曲、ピアノ・トリオ、ホボーケ
ンの15-6、ヘ長調、でした。今度は同じピアノトリオですが、ホボーケンの15
-7、ニ長調。こっちの方は3楽章編成です。第1楽章、Andante、主題と変奏。ニ長調、
2/4拍子。第2楽章もAndante、6/8拍子、ニ短調。ごく短い32小節の、短いもんで、
これは、ま、フィナーレにいく橋渡しみたいなもんで。で、フィナーレはAllegro
assai、2/4拍子、ニ長調。で、真ん中が、moll、あの短調になってまして、それから
おしまいの近くなって、ピアノの派手なカデンツァがあったりして、面白い工夫が
見られます。これもボーザール・トリオの演奏で持って全曲けて聴きましょう。
(♪ピアノ三重奏曲 ニ長調 Hob.15-7)
今のはヨーゼフ・ハイドン作曲のピアノ・トリオ、ホボーケン15-7、ニ長調。
演奏していたのは、ボーザール・トリオでした。今日はこの曲の前に、ひとつ、
やっぱりピアノ三重奏曲、ヘ長調っての、ボーザール・トリオの演奏で聴いて、
そしてもっと前、つまりいちばーん最初には弦楽四重奏曲、ホボーケンの3-62
変ロ長調、これを聴きました。この3曲、今日聴いたのは、全部ヨーゼフ・ハイドン
の作曲です。それぢゃ来週また、さようならノシ
634:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/11 02:00:29 OAvirQP/
↑ 乙
635:名無しの笛の踊り
10/07/12 09:27:07 L6O6IUMO
「エマニュエル アックスでお聞きいただきます」
アックスの「ア」が3倍くらい高音で強音だった。
こいつ結婚相手がドイツ人かなんか知らんが
発音メチャクチャのバカ。昔の話し。