09/01/24 18:41:05 H3beEncv
さらに、連投です。
22DCは声楽が大きく聴こえ、大迫力です。
左右への広がりも22DCの方が大きく、部屋中に合唱の声が蔓延する感じになり、
なんとも言えない幸福感に包まれます。
帯域バランスも良く、30ACでちょっと気になった若干の甲高さがありません。
また、コントラバスやティンパニーの響きも地鳴りも鮮やか。
純粋の音楽を楽しむにはこのほうが良い感じです。
一方、オーディオの的視点からすると、30ACの方が好みになります。
若干の甲高さのおかげで、演奏場の燐とした空気が感じられますし、
ホールエコーを纏いながらも音像が引き締まって明瞭になります。
うちの再生環境では22DCは音像が大きめになり、
さらには、声楽とオーケストラの前後関係が渾然としてしまいます。
たとえば、行進曲風のところではソロテノール木管パートの真ん中で歌っているようですし、
とくに、歓喜の歌、喜びの歌+口付けの主題のところでは、
ソプラノコーラスが第一バイオリンよりも手前に出てきてしまうのです。
一方、30ACではオーケストラ、声楽ソロ、合唱団の前後関係がはっきりしているのです。
ただし、30ACはゴロ音もしっかり入っています(笑)