08/07/26 07:40:28 ho5HQmpM
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ロシアオペラで唯一人気があるのが、オネーギン。
ヨーロッパでも、よく上演されている。
ただ、原語上演がデフォになったために、非スラブ圏の歌手は苦労している。
そうして問題は、オネーギンだけしか人気がないこと。
ロシアオペラで名作が他にはないといっているわけではない。
ボリス・ゴドノフとか、イーゴリ公とか、傑作はあるけど、日常的に聞けるオペラでは
ない。
その結果、オネーギンをうたいたいがためにロシア語を勉強する
ソプラノが増えてきている。残念なのは、せっかく覚えても、他につづく作品が
ない。もちろん、ロマン派の叙情的なオペラではということだけど。
チェコ語がロシア語とどの程度似ているのか知識がないけど、
「ルサルカ」が、いま人気を集めてきている。
どっちを歌っても、最高なのは、アメリカ人のルネ・フレミング。
しかし、この2曲しか歌っていないし、これからも他のスラブ系のオペラは歌わない
だろう。