09/12/01 15:39:56 B1a2u/w2O
(注:スルー推奨)
仕事が早く上がったから帰りにホームのゲーセンに寄った
制服姿の中高生が格ゲーとかガンガンにたまってうるさいことこの上なかったが、
幸いにも絆は4PODとも空いててやり放題だった
最近調子良かったから、今日もいい味方引きたいなあ
とか思いながら手近なPODに入ろうと戸を開け、体を半分入れたときだ
突然中から聞こえてきた若い女の声に、俺は思わず身をすくませてしまった
「きゃっ !?」
「あ、すいません」
まさか先客がいるとは思わなかった。ちっ、入ってるなら出撃しとけよ。店員のメンテか?
調子の狂わされた俺が顔をあげると、おどおどと怯えた兎のような瞳と目が合った
細い縁無し眼鏡と二本のお下げ、持ち主と同じく地味でしわのついたブレザーが俺の目に飛び込んでくる
冴えない三十男の俺の目の前にいるのは、やはり同じく冴えない女子高生だった