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豆知識
紀元前2世紀末の「淮南子(えなんじ)」という書物には、
飛龍(鳥類)・応龍(獣類)・蛟龍(魚類)・先龍(甲殻類)がおり、
これらからそれぞれが生まれたとあります。
つまり龍はあらゆる動物の祖であり、造物主たる神のような存在であったのです。
そのためでしょうか、龍の姿は「九似(きゅうじ)」といって、角は鹿、頭はラクダ、目は鬼、うなじは蛇、
腹は蜃(みずち)、うろこは魚、爪は鷹、掌(たなごころ)は虎、耳は牛、に似ていると言われます。
この異形をもって龍はあらゆる動物の頂点に君臨し、最高の瑞祥となったのです。