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ソース元タイトル『「私の顔を忘れていただきたい」 官僚トップから民間人に、前川前事務次官が明かすいま』
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2018年01月06日 08:00
安倍総理の友人・加計孝太郎氏の獣医学部新設を巡る総理の関与疑惑。
昨年、野党から連日激しい追及が続き、安倍総理はその弁明に追われた。
きっかけは前文部科学省事務次官・前川喜平氏による発言だ。
「あったもの(文書)をなかったことにはできない。公正公平であるべき行政のあり方が歪められた」
一躍時の人となった前川氏は、いま何を思うのか。今まで数千人のインタビューを行った吉田豪氏を相手に、
3日放送のAbemaTV『ニュースの渦中にいた人物たちが語る真実と本音』でその本音を語った。
(中略)
前川氏が会見を行ったのは昨年5月。当時のことを次のように振り返る。
「読売の(出会い系バー通い)記事が出てから3日くらいでの会見だった。
記事が出た時に法的に自分の身を守る必要があると思って、代理人弁護士を依頼した。
その弁護士が記者会見の時に随行してくれて、彼が用心のためと買ってきた防刃シャツを着た。
弁護士会館で記者会見をやったが、空調のスイッチを入れてなくて部屋の中がものすごく蒸し暑くて。
防刃シャツを着ているから尚更暑くて汗がダラダラ出てきた。そんななか出会い系バーについて聞かれた(笑)」
また、加計学園と森友学園の問題には似ていると指摘。「規制改革という名のもとで、特権的に特定の学校法人にだけ
便宜を図って、ハードルを下げて設置認可を認めるというのはよく似ている。そういうことが、
この政権内で相当行われているということの一端だと思う。他にもあると思う」と考えを述べた。
最後に、前川氏に「世間に伝えたいこと」を聞くと「もうあんまり派手にメディアに出るつもりはないので、
私の顔は忘れていただきたい。あとは安倍政権のおかしいところはおかしいとちゃんと言う他のメディアや言論人、
あるいは政治家の方々に追及していってもらえればと思っている。私の顔は忘れてほしいというのがぜひ伝えたいこと(笑)。
道で見かけても声をかけないで、勝手に行きたいところに行かせてほしい」と語った。
(AbemaTV/『ニュースの渦中にいた人物たちが語る真実と本音』より)