20/07/28 12:16:53 0.net
米国で、自殺の増加が社会問題になっている。ここ20年ほど、自殺率は全国的に上昇を続け、戦後最悪の水準に達した。
地方経済の疲弊や閉塞(へいそく)感に加え、銃社会も影を落とす。
自殺率が上昇するのはある程度予期されていた。アメリカ精神医学会のデータによると、1999年から2017年にかけて全体で自殺率が33%増加している。
しかし、ティーンエイジャーの自殺率は他と比べると増加ペースが圧倒的に速い。今や事故死に続いて第2位の死因になってしまっている。
疫病管理予防センターのとある調査結果が疫学者や精神科医たちを悩ませている。その報告によると、米国内のティーンエイジャーの自殺率が2007年から2017年の間に約56%も上昇しているのだ。
2018年における同国人口10万人あたりの自殺者数は14.8人で、1938年に10万人あたり15.3人が記録されてからは最も高い自殺率となっています。